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掲載日:2018年1月19日

ニシキゴイの浮腫治療時の塩水浴期間について

ニシキゴイの浮腫症は、大量斃死をおこす稚魚期の重大な疾病で、治療には0.5%の塩水浴が行われている。しかし、塩水浴の期間については十分な検討がされておらず、飼育池に再放養後、再発するケースがあった。

そこで、治療及び再発防止に必要な塩水浴期間を明らかにした。

技術内容

(1)浮腫症治療に必要な塩水浴期間

  • ア 死亡魚はいないが、群の一部が池壁に寄り、人が近寄っても逃げないなどの異常を発見した直後に塩水浴した場合(軽症の場合)は、塩水浴7日間が必要である。
  • イ 死亡魚が見られる状態になった病魚群(重症の場合)の塩水浴は、14日間が必要である。
  • ウ 塩水浴終了時の見極めかたは、塩水浴中の群の一部(10尾~20尾)を真水に移し、3日間死亡魚が出なければ、塩水浴を終了することができる。

(2)塩水浴後の再感染

塩水浴開始後3週間経過(塩水浴を2週間、その後真水で1週間飼育)した魚を再感染させた結果、死亡は認められなかった。そのため、治癒した魚は、再感染に対して強くなる傾向があり、飼育池に再放養が可能である。

具体的データ

塩水浴期間と真水に戻した後の死亡経過の折れ線グラフ

図1塩水浴期間と真水に戻した後の死亡経過

図1は、塩水浴期間と真水に戻した後の死亡経過を示したものである。図中の日数は、塩水浴日数で、軽症群では、7日間の塩水浴で、真水に戻しても死亡しなくなるが、重症群では、14日が必要であった。

浮腫症再感染試験の死亡経過の折れ線グラフ

図2は、図1の重症群1を用いて、再感染試験の結果である。

塩水浴期間が長くなるほど、死亡が緩やかに立ち上がるようになり、塩水浴後3週後には、再感染を行っても、死亡は起こらなくなった。

適用地域

平野部で注排水が可能な場所

普及指導上の留意点

ニシキゴイの浮腫症は、ウィルス性の伝染病であるため、使用器具・機材を特定するなどの防疫措置を行い、未発病池への伝播を防ぐ。

お問い合わせ

農林部 水産研究所  

郵便番号347-0011 埼玉県加須市北小浜1060-1

ファックス:0480-63-1012

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