R40大人のビブリオバトルin埼玉 予選会

内容

 本好きの人たちの間で人気になっているビブリオバトル（本の書評合戦）。県共助社会づくり課と共催で「R40大人のビブリオバトルin埼玉」の予選会として、当センターで開催しました。このイベントは、自分の好きな本を紹介しあい、聞いている人が「読みたい!」と思った本に投票して最多票を集めた本(=チャンプ本)を決定する書評イベントです。今回、本の紹介者（バトラー）は40歳以上に限り、6名のバトラーがそれぞれのお気に入りの本を紹介しました。

紹介された本

• 図書館の魔女/著:高田大介/講談社
• ふたりは同時に親になる 産後の「ずれ」の処方箋/著:狩野さやか/猿江商會
• 男女平等はどこまで進んだか 女性差別撤廃条約から考える/著:山下泰子・矢沢澄子監修 国際女性の地位協会編/岩波書店
• わたし大好き 認知症の人と・いっしょに声に出して読み・楽しむ絵本/著:リディア・バーディック作 : ジェイン・フリーマン絵 : みらいなな訳/童話屋
• 風をつかまえた少年/著:ウィリアム・カムクワンバ/文芸春秋
• 嫌われる勇気/著:岸見一郎・古賀史健/ダイヤモンド社

 男女問わず、20代から70代まで幅広い層の観覧者が集い、様々な分野の本のバトルに聞き入りました。どの本も読んでみたいという気持ちを呼び起こされる発表でした。チャンプ本には「わたし大好き 認知症の人と・いっしょに声に出して読み・楽しむ絵本」が選ばれました。
 バトル終了後はバトラーとの交流タイムがもたれ、さらに楽しい会話が弾みました。（詳細は共助社会づくり課のホームページをご覧ください。）

参加者の声

• 大人が紹介するからこその、説得力がありました。学生のバトルはよく見ますが、大人のバトルは別物の面白さですね。出場者の人生経験がにじみます。
• 初めて参加しました。読書っていいですね。心が通い合うような感動を覚えました。ありがとうございました。
• 市の図書館主催だと高校生や大学生対象のビブリオバトルばかりで、自分でもやってみたいと思っていたので思い切って参加しました。いわゆる“イベント形式”だったので緊張しました。もう少しこじんまりとした形で、定期的に場を設定してもらえるともっといろいろな人と楽しめるかと思います。