インタビュー・コラム

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掲載日:2022年11月16日

初孫が生まれて思うこと・・・

内田様写真

執筆者

医療法人愛和会 愛和病院
経営統括室 本部長
内田 緒織 さん

日本の出生数は第一次ベビーブームの269万人をピークに、第二次ベビーブームには209万人、2016年には初めて100万人を下回り、更に今年は80万人を下回ることが予想されています。

こうした少子化の背景には様々な要因が考えられます。結婚・出産に対する価値観の変化、仕事と家庭の両立支援の遅れ、子育て不安の増大、経済的不安定、コロナ禍もその一つかもしれません。

今年の10月から「産後パパ育休」がスタートしました。子どもの出生後8週間以内に4週間まで、2回に分割して育児休暇が取得できるようになり、さらに「育児休業分割取得」の施行により1歳までの育児休業も2回に分割して取得できます。

東レ経営研究所「妻の愛情曲線」や第1回妊娠出産子育て基本調査・フォローアップ調査によると、結婚直後は夫への愛情が高く、子どもが生まれると子どもへの愛情が高くなる一方で、夫への愛情は低下し、子どもが0歳の時に夫婦間でお互いに対する愛情の差が20%に開くとも報告されています。さらに興味深いことに、妊娠出産期を含めて子育てを一緒に行った夫には、子どもが育つとともに愛情が回復し、そうでない夫の場合、愛情は低迷したままが続くと言われています。

法律上は、家庭の状況に合わせて柔軟に育児休業を取得出来るようになりましたが、パパ本人や企業に浸透するまでにはまだまだ時間がかかりそうです。

私事になりますが今年初孫が誕生しました。パパ(義理の息子)は2日間の週休を産後ケア施設での宿泊にあてて産院を退院後、親子3人で宿泊し専門スタッフより抱っこの仕方やお風呂の入れ方など育児や家事を習い、産後のママの心のケアについてもアドバイスをもらったようです。そのおかげもあり孫はすくすくと成長し、今やつかまり立ちが始まり目が離せない毎日が続いています。

現代における女性のライフスタイルは多様化しています。もし、自分が子どもを授かることになったら・・・

未だ様々な問題が山積みではありますが男女ともにキャリアを中断することなく、パパもママも仲良く、幸せに輝き続けることの出来る社会。そのような日が来るのも近いと信じています。

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