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掲載日:2017年1月14日

ムサシノケヤキ(むさしの1号)

省管理街路樹ムサシノケヤキ

昭和46年に当センターが在来のケヤキと異なり枝張りが狭く竹ボウキ状に生育するケヤキを日高市の農家屋敷林で発見し、昭和48年から苗木の増殖を開始したものを‘むさしの1号’と名付けました。また、県内に同様のケヤキがないか調査したところ、むさしの1号と同様の枝張りのものを川口市で発見してこれを‘むさしの2号’と名付けました。このむさしの1号、2号が発見されたのをきっかけに、昭和58年から増殖が行われ、県内の生産者へ普及してきました。

最近では、むさしの1号が主流となり、枝張りの狭いケヤキのことをムサシノケヤキもしくはケヤキ`ムサシノ’として流通されています。

樹形の特徴

生育初期から枝が直立するため枝幅があまり広がらず、成木になってもスマートな樹形を維持します。また、葉は細かく密につくため、端正な姿となります。当センターに並木状に植裁されている`むさしの1号’は、昭和63年12月に4年生苗で植えられたもので、ほとんど剪定などを行わずに現在に至ります。

ムサシノケヤキと在来種との比較

ムサシノケヤキと在来ケヤキの比較

比較項目 

ムサシノケヤキ

在来種

樹形

狭い竹ボウキ状(立性)

上部が広がったホウキ状(開帳性)

枝幹

初期から直立

初期には屈曲、生長するにつれ直立

枝張り

狭い(約20~30°)

広い(約50°)

分枝

鋭角に分かれる

鈍角に分かれる

葉色

濃い緑

緑から黄緑

葉の粗密

これらの特徴から、実際の利用場面では次のようなメリットがあげられます。

  • 道路標識や信号、電線の障害になりにくい。
  • 限られたスペースを有効に利用できる。
  • 剪定の省力化など、管理費の軽減が図れる。

左から`むさしの1号’、その左奥は`むさしの2号’、右は通常の`ケヤキ’です。当センターの芝生広場に植裁されています。昭和60年に植えられました。比較すると、むさしの1号は、通常のケヤキと同じくらいの樹高ですが、枝の幅は1/3~1/4に見えます。

むさしの1号

むさしの2号

通常のケヤキ

葉のつき方を並べて比較したところです。

3つの品種の枝を並べて比較した写真

左から‘むさしの1号’、‘むさしの2号’、‘通常のケヤキ’です。

むさしの1号は、他のものと比較して葉が小さく、葉と葉の間がつまっています。

お問い合わせ

農林部 花と緑の振興センター 緑化企画・振興担当

郵便番号334-0059 埼玉県川口市安行1015 埼玉県花と緑の振興センター

電話:048-295-1806

ファックス:048-290-1012

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