トップページ > 教育委員会トップ > 埼玉県教育委員会 > 教育方針 > 携帯電話・スマートフォン・インターネット対策 > 不登校等の背景にあるネット・ゲーム依存症の理解と対応について(児童生徒の支援のために)
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掲載日:2023年1月12日
厚生労働省2017年度の推計によると、ネット・ゲーム依存が疑われる中高生は全国で93万人に上り、7人に1人の割合となっています。また、世界保健機構(WHO)では、2019年の5月に新たな診断基準として「ゲーム障害」を認定しました。
このような状況の中、子どもがネット・ゲームにはまりすぎて心配されている保護者の方、不登校やSNSトラブルなど学校での対応で苦慮されている先生方、また、ネット・ゲーム依存に対応されているスクールカウンセラー(SC)・スクールソーシャルワーカー(SSW)の方の助けとなれるように、ネット・ゲーム依存の理解と対応の仕方等に関する動画を配信いたします。
金田一 賢顕 氏(臨床心理士 公認心理師)
経歴
井元 玲子 氏(精神保健福祉士 社会福祉士 看護師)
経歴
金田一氏・井元氏は、ネット・ゲーム依存症をはじめ、アルコール依存症、ギャンブル依存症、薬物依存症、性依存症、嗜癖等、専門機関にて様々な依存症の治療に従事してきました。また、金田一氏は、臨床心理士・公認心理師の立場から教育領域にて、スクールカウンセラー及び、小学校・中学校・高校の教育相談コンサールテーションを通して、学校現場での問題にも力を注がれてきました。井元氏は、精神保健福祉士、社会福祉士、看護師の立場から当事者や家族への精神保健相談や訪問支援を実施してきました。
動画視聴に際しては「埼玉県電子申請・届出サービス」において電子申請をしていただくと、動画を視聴するためのYouTubeのURLがメールで届きます。動画の配信期間は、2021年5月18日から2024年3月31日までです。
また、動画視聴後、感想などのアンケートに御協力いただきますようお願いいたします。
<動画・資料の内容について>
動画・資料は「理解編」と「実践編」に分かれています。理解編では、依存症、ネット・ゲーム依存症の理解と対応について、実践編ではより具体的な対応のあり方について解説しています。
保護者向け
教員向け
SC・SSW向け
〇はじめに 〇思春期の依存と自立 〇なぜ、依存症になるのか 〇依存症を理解するポイント 〇依存状態から依存分散状態へ 〇まとめ
〇はじめに 〇ゲーム・ネット依存症とは 〇なぜ、責めてしまうのか 〇理解のネットワークを広げる 〇まとめ
〇対応に行き詰まったら 〇問題を遷延させる罪悪感について 〇対話をするときのコツ 〇理解のネットワークを広げること 〇教員との関わり(何をどのように相談するか) 〇SCの活用 〇専門機関との連携
〇どうして約束をやぶるの ウソをつくの 〇ゲーム・ネットの時間はどう管理すればいいの?〇ゲームの話題をするのはいい?〇専門機関にどうやって連れていく(1)「病気」ではなく「理解」することを優先(2)専門機関で何をするかを知る(3)ひとつではなく様々な選択肢を考える
〇はじめに 〇学校で可能な依存症の対応 〇依存症とはどのような病か 〇依存症をどのように理解するか 〇依存状態から依存分散状態へ 〇なぜ責めたくなるのか 〇まとめ
〇はじめに 〇ゲーム・ネット依存症とは 〇生きづらさを理解する 〇対話を通して理解を深める 〇理解のネットワークをつくる 〇まとめ
〇感情の巻き込みについて 〇陥りがちな対応 〇本人・保護者との関わり方 〇SC・SSWが不在の場合 〇専門機関との連携 〇予防・啓発について(ライフスキルをみにつける,自分を「語る」ワーク,学内実態調査・意識調査の実施)
〇学校で依存症を予防する 承認欲求について 〇反抗的な児童・生徒へのほめるコツ 〇簡単なアサーショントレーニング 〇自分を語るワーク ルールを設けて安心・安全に語る
〇はじめに 〇依存症について 〇依存症をどう理解するか 〇依存状態から依存分散状態へ 〇まとめ
〇はじめに 〇ゲーム・ネット依存症とは 〇アセスメント 〇アプローチ 〇まとめ
〇生きづらさをどのようにアセスメントするか(動画なし) 〇治療動機がない面接のあり方 〇関係性のアセスメント 〇面接時の対応方法 〇グループ面接の方法 〇コンサルテーションの提案 〇専門機関は何をしてくれるか 〇専門機関への連携のコツ
〇ソーシャルワークの基礎知識 〇専門機関は何をしてくれるか 〇専門機関への連携のコツ 〇訪問時のアセスメントのポイント 〇関係性のアセスメント〇面接時の対応方法 〇グループ面接の方法
〇相談に対して拒否的な態度にどう関わるか? 〇保護者の無意識にある境界線に気づく 〇対立関係を緩和する心理検査の活用
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