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掲載日:2022年6月21日

令和4年2月定例会 代表質問 質疑質問・答弁全文(小島信昭議員)

県庁舎の建替えについて

Q   小島信昭 議員(自民)

県職員の皆さんは、県庁舎の老朽化で非常に厳しい執務環境の中で勤務を余儀なくされています。早期の県庁舎の整備が望まれます。
また、新規採用職員の採用辞退率は、近年、合格者の3割を超えた状態が続いているといいます。高い使命感を持って公務員を目指しているとしても、執務環境を職場選択の要素とするのは当たり前で、あえて執務環境の劣悪な職場を選ばないと思われます。
よって、人材確保という側面からも埼玉県庁を選んでもらうための努力が必要であり、そういった意味で県庁舎をしっかりと整備していかなければいけないと思います。
過去に県庁舎をただで建て替えるなどと言った方もおりましたが、結果的に耐震補強でしのぐこととなりました。現在、PFIの手法も多様化され、経費を節減する方策の幅も広がっています。それらを活用してコストを抑えながら、必要にして十分な県庁舎を整備するためには、具体的な検討をなるべく早く始めなければなりません。
そのような認識からお伺いいたします。
現在までの埼玉県県庁舎再整備検討委員会における検討の進捗状況と今後のスケジュールはどうなっているのか。また、特に建替えの要否を決定する時期と判断要素のうち、最も重要だと思う点を知事にお聞きしたいと思います。
また、立地についても現地、ここですね、ここの建替えにこだわらず、様々な観点から自由な発想も取り入れるべきではないでしょうか。県庁を移転するという前提を考えれば、例えば現在、移転後の利活用が課題となっている現さいたま市役所の跡地に県庁を移転するとか、各市町村に県庁誘致のプレゼンを実施してもらい、県庁を設置するにふさわしい条件の良い地所を選定するなど、やってみたらいかがでしょうか。この件に関して、知事の御所見をお伺いいたします。

A   大野元裕   知事

現在までの埼玉県県庁舎再整備検討委員会における検討の進捗状況と今後のスケジュールについてでございます。
県では、今年度、副知事をトップとする埼玉県県庁舎再整備検討委員会を新たに設置いたしました。
今年度は、県議会にも御参加をいただいて2回の委員会を開催し、時代の先を見据えた県庁舎のあるべき姿などについて議論を行ってまいりました。
委員会の中では有識者にも御講演いただき、執務空間は状況変化に応じてフレキシブルにレイアウト変更できることなど、これからの時代の庁舎を考える上で踏まえるべきポイントを伺いました。
また、庁舎の整備に際しては、ハードである施設を整備する前に、ソフトである組織機能や施設で行う具体的な取組内容を十分に考えることが重要という御指摘もいただきました。
意見交換では、「県庁のデジタル化の一方で、人と人が直接関われる場も重要である」、「県庁舎が近隣住民だけでなく県民全体に有意義な場所であることも大切」など、活発な議論がなされたところであります。
県庁舎が再整備されるとなれば、社会が大きく変化する将来を見据えた慎重な検討が必要です。
そのため、現時点で、県庁舎再整備について決定しているわけではありませんが、将来につながる検討をしっかりと行ってまいります。
次に、特に建替えの要否を決定する時期とその判断要素のうち最も重要だと思う点についてでございます。
県庁舎再整備については、様々な要素を踏まえながら判断を行っていくべきであり、建替えとなれば更に広範な要素を踏まえた慎重な判断を行う必要がございます。
専門家からも、先ほどお話ししたとおり、ハードである施設を整備する前に、ソフトである組織機能や施設で行う具体的な取組内容を十分に検討するべきとの御意見もいただきました。
現時点では、県庁舎再整備を進める場合に重要な要素を御議論いただいているところですが、その中でも県が進めているデジタルトランスフォーメーションの取組の重要性が指摘をされています。
DXによる社会変革は、県民、事業者、行政それぞれの活動を根底から変化させます。
県民への公共サービスの提供方法として、オンラインが更に活用され、いつでもどこでもサービスを受けられるようになっていくことが予想されます。
また、職員の働き方についても、様々な事情に合わせて、日常的にテレワークを行うなど、ワークスタイルもますます多様化していくと考えられます。
今後、デジタル技術を活用したサービスがより一層進むことで、公共施設に必要な施設の規模は変化していく可能性もございます。
まずは、県としてDXに積極的に取り組むことで、公共サービスの在り方や職員の働き方の方向性が明らかになり、その先に、将来必要となる県庁舎の機能や規模といったあるべき姿が見えてくるものと考えます。
建替えの要否を決定する時期について、現時点で念頭にはありませんが、DXの取組をしっかり行いつつ、それを踏まえて、委員会における議論を更に深掘りした上で判断してまいります。
次に、立地についても現地建替えにこだわらず、様々な観点から自由な発想も取り入れるべきについてでございます。
県庁舎再整備の検討においては、建替えをすることも踏まえ、立地についても一から検討していく必要があります。
例えば、県庁舎が現在地にある意義や、移転する場合の効果や影響なども考える必要があると思います。
議員から、様々な観点から自由な発想も取り入れるべきという御提案もいただきました。
来年度以降、県庁舎の立地も含めた様々な可能性について、これまでの考えにとらわれることなく、自由な発想で検討を進めてまいります。

 

  • 上記質問・答弁は速報版です。
  • 上記質問・答弁は、一問一答形式でご覧いただけるように編集しているため、正式な会議録とは若干異なります。
  • 氏名の一部にJIS規格第1・第2水準にない文字がある場合、第1・第2水準の漢字で表記しています。 

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