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掲載日:2020年10月19日

令和2年9月定例会 一般質問 質疑質問・答弁全文(飯塚俊彦議員)

母乳バンクの普及について

Q  飯塚俊彦  議員(自民

私の長男が産まれた産婦人科病院には、赤ちゃんには母乳が必要であるとの考えから、その場で母親の母乳を出させるお産婆さんがいました。母親が与える母乳については、新生児の腸の粘膜を成熟させ、免疫力を高める効果があると言われています。特に、1,500グラム未満の低体重児で生まれた新生児は、壊死性腸炎などにかかりやすく、命を落とすリスクが高いと言われておりますが、粉ミルクではなく母乳を与えることで、かかりにくくなると言われています。新生児が命を落とすリスクを軽減するために、母親の母乳が出ない場合であっても、母乳が与えられる環境を整備する必要があり、これに応えるのが母乳バンクという制度であります。
母乳バンクは、早産により低体重で産まれた新生児のため、母乳が出ない母親に代わりドナーから集めた母乳、ドナーミルクを提供する仕組みであり、現在、世界50カ国、約600カ所で運営されていると聞きます。ドナーミルクについては、安全性を確保するため、ドナー登録者には血液検査を受けてもらうなど健康状態の確認が必要となり、提供を受けた母乳は、細菌検査や低温殺菌処理を行った上で、冷凍により保存される必要があります。
こうした安全性確保の必要性などから、我が国では母乳バンクの運営はなかなか進み難い状況であり、現在、東京都にある2カ所だけで運営されています。
一方、厚生労働省は令和2年度から3年間、母乳バンクの調査研究を行う事業を開始し、母乳バンクの整備について検討を始めています。母乳バンクによるドナーミルクの提供は、安心して子供を産み育てることができる周産期医療にとって極めて重要で、前向きに検討すべきと考えますが、保健医療部長の御所見を伺います。

A  関本建二 保健医療部長

母乳は乳児の成長に必要な栄養素が含まれているほか、様々な免疫物質が感染症などから守る効果があり、特に低体重で生まれた新生児にとっては、疾病の予防効果がより一層期待できるといわれております。
母親の中には、母乳の分泌が悪く母乳を与えることができないこともあり、寄付されたドナーミルクを提供する「母乳バンク」は、低体重児の健やかな成長に大変意義のある仕組みと理解しています。
厚生労働省は、NICUにおけるドナーミルクの効果の検証と全国の施設への提供可能なモデルの構築のため、令和2年度から3年程度で調査研究を行うこととしています。
この調査研究では、ドナーミルクの安全性や医学的な有用性、さらには、運用の際の衛生管理やドナーとなる産婦の確保など、実施に向けた課題を調査すると聞いております。
県といたしましては、調査研究の状況や国の動向などを注視し、母乳バンクのスタートに向けてしっかりと準備を進めてまいります。

  • 上記質問・答弁は速報版です。
  • 上記質問・答弁は、一問一答形式でご覧いただけるように編集しているため、正式な会議録とは若干異なります。
  • 氏名の一部にJIS規格第1・第2水準にない文字がある場合、第1・第2水準の漢字で表記しています。 

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議会事務局 政策調査課 広報担当

郵便番号330-9301 埼玉県さいたま市浦和区高砂三丁目15番1号 議事堂1階

ファックス:048-830-4923

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