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掲載日:2023年12月1日
Q 神谷大輔議員(自民)
国道254号は、関越自動車道を補完し、東京外郭環状道路や首都圏中央連絡自動車道に連絡する県南西部地域の経済活動を支える大切な幹線道路です。また、国の8方向作戦において、首都直下地震が発生しても、緊急車両が直ちに通行できるようにする道路啓開路線として指定された重要な道路です。
しかしながら、朝霞市内を中心に国道254号の現道は慢性的な交通渋滞による経済損失や、首都直下地震の際の建物倒壊による道路閉塞など、多くの問題を抱えていることから、埼玉県において国道254号和光富士見バイパスの整備を進めていただいております。
これまでも、一般国道254号和光川越間バイパス建設促進期成同盟会をはじめ、バイパスの早期開通を望む地元の声を届けてまいりました。先行で開通した区間では、日本郵便の大型物流拠点が開業するなど、地域経済の発展にも大きな効果をもたらしているものと実感しており、朝霞市内においても新たな大規模土地利用計画が進んでおります。こうした状況から、バイパスの早期開通に対する朝霞市を含む地元自治体の期待は大変大きなものであり、未開通となっている県道朝霞蕨線から国道463号までの一日も早い開通が望まれます。また、2車線で暫定開通している区間においても、周辺開発等に伴う交通量が増加してきており、交通渋滞が発生していることから、早期4車線化を進めていくべきと考えます。
そこで、国道254号和光富士見バイパスの現状の進捗状況と今後の見通しについて、県土整備部長に伺います。
A 西成秀幸 県土整備部長
国道254号和光富士見バイパスは、国道298号から国道463号を結ぶ延長約6.9キロメートルの県南西部地域における道路ネットワークの骨格となる幹線道路でございます。
このバイパス整備に当たっては、早期に整備効果が発現できるよう、区間を2つに分けて整備を進めております。
第1期整備区間である国道298号から県道朝霞蕨線までの延長約2.6キロメートルの進捗状況でございますが、用地買収が完了し、平成22年度に暫定2車線で開通しております。
また、交通量の増加に対応するため順次4車線化を進めており、平成24年度には国道298号から400メートル区間が完成しております。
さらに、平成29年度はこの区間に続き朝霞大橋南側までの800メートルの4車線化完成を目指し工事を進めております。
また、第2期整備区間である県道朝霞蕨線から国道463号までの延長約4.3キロメートルは、用地買収率が91%となっております。
平成28年度から国道463号を跨ぐ橋りょうの工事に着手し、平成29年度は引き続き工事を行うとともに用地買収を進めております。
今後も引き続き、地元の御協力をいただきながら用地買収を進めるとともに、用地がまとまった箇所から、順次工事に着手し、早期完成に努めてまいります。
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