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ページ番号:80360

掲載日:2022年8月18日

平成28年12月定例会 「県土都市整備委員長報告」

副委員長 山下 勝矢

県土都市整備委員会における審査経過の概要について、御報告申し上げます。
本委員会に付託されました案件は、議案10件であります。
以下、これらの議案に関して行われた主な論議について申し上げます。
まず、県土整備部関係では、第118号議案について、「例年2月定例会で行っていた繰越明許費の設定を、12月定例会で行う理由は何か。また、今回で今年度の設定は完了したということか」との質疑に対し、「公共工事の品質確保の促進に関する法律の改正により、国から施工時期の平準化を求められており、現時点で工事が年度内に完成しないことが明らかになったものについて、設定をお願いしている。現在施工中の工事についても、年度内に完成する見込みが立たなくなったものは、2月定例会において設定をお願いしたい」との答弁がありました。
次に、都市整備部及び下水道局関係では、第130号議案及び第131号議案について、「指定管理者の選定に当たり、選定委員会の委員は現地を実査しているのか」との質疑に対し、「上尾運動公園には、審査の1週間前に現地視察を実施した。羽生水郷公園は時間の都合で視察は実施できなかったが、各委員には、現況調書を審査の2か月前に送付するなどして、公園の状況を把握していただくよう努めた。今後とも、現地視察を含め、選定委員が公園の具体的なイメージを持てるよう対策を検討する」との答弁がありました。
次に、第133号議案ないし第136号議案について、「市町の負担増を求めるということだが、県下水道局としてはどのような経営努力をしているのか」との質疑に対し、「維持管理を担う県下水道公社と連携し、修繕実施時期の見直しや、関連機器の一括発注などにより修繕費を削減している。また、省エネ性能が優れた機器の採用による電気料の削減などの経費削減に努めている」との答弁がありました。
このほか、第137号議案、第138号議案及び第145号議案についても活発な論議がなされました。
以上のような審査経過を踏まえ、本委員会に付託されました議案10件について採決いたしましたところ、いずれも総員をもって、原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。
次に、所管事務の調査として、「高速道路ネットワークへのアクセス向上について」質問が行われました。
その中で、「圏央道の茨城区間が今年度開通すると、本県から成田空港までつながることとなる。県内の高速道路網の利便性がますます向上する中で、インターチェンジに接続する道路整備をどのように進めているのか」との質問に対し、「開通目標年度を公表してアクセス道路の整備を進めるなど、インターチェンジへのアクセス強化に取り組んでいる。また、アクセス向上に効果的なスマートインターチェンジは、既に、5か所で供用が開始されているほか、現在2か所で整備が進められている」との答弁がありました。
なお、このほか、当面する行政課題として、都市整備部から「まちづくり埼玉プランの見直しについて」、「埼玉県住生活基本計画の見直しについて」及び「埼玉県高齢者居住安定確保計画の見直しについて」の報告があり、種々活発な論議がなされましたことを申し添えまして、本委員会の報告を終わります。

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