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掲載日:2024年3月15日

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第245回簡易アンケート「キャッシュレス決済の利用状況について」の結果を公表しました。

1 調査の概要

(1)調査形態

  • 調査時期:令和6年1月18日(木曜日)から1月24日(水曜日)
  • 調査方法:インターネット(アンケート専用フォームへの入力)による回答
  • 対象者:県政サポーター(3,260人)(うち県内在住3,008人)
  • 回収率:69.8%(回収数2,277人)(うち県内在住69.7%(回収数2,096人))
  • 回答者の属性:(百分率表示は、小数点以下第2位を四捨五入したため、個々の比率の合計は、100%にならない場合があります。)

回答者属性

  人数(人)(うち県内在住) 比率(%)(うち県内在住)
全体 2,277(2,096) 100.0(100.0)
  人数(人)(うち県内在住) 比率(%)(うち県内在住)
16~19歳 10(8) 0.4(0.4)
20~29歳 94(85) 4.1(4.1)
30~39歳 202(175) 8.9(8.3)
40~49歳 428(391) 18.8(18.7)
50~59歳 627(577) 27.5(27.5)
60~69歳 455(422) 20.0(20.1)
70歳以上 461(438) 20.2(20.9)
  人数(人)(うち県内在住) 比率(%)(うち県内在住)
個人事業主・会社経営者(役員) 234(214) 10.3(10.2)
家族従業(家業手伝い) 7(7) 0.3(0.3)
勤め(全日) 852(768) 37.4(36.6)
勤め(パートタイム・アルバイト) 375(354) 16.5(16.9)
専業主婦・主夫 321(295) 14.1(14.1)
学生 44(38) 1.9(1.8)
その他、無職 444(420) 19.5(20.0)
  人数(人)(うち県内在住) 比率(%)(うち県内在住)
男性 1,277(1,170) 57.3(57.0)
女性 930(860) 41.7(41.9)
回答なし 22(22) 1.0(1.1)

  ※任意回答(総数:2,229人(2,052人))

 

(2)調査結果の見方

ア.設問中の(  )内の数字及びグラフの中の数字は、回答比率(%)です。

イ.回答比率(%)は小数点以下第2位を四捨五入したため、個々の比率の合計と全体またはカテゴリーを小計した数値が、100%にならないことがあります。

ウ.図表中の「―」は回答者が皆無のもの、「0.0」は回答者の比率が0.05%未満のため四捨五入の結果0.0%となったものです。

エ.グラフの中で「n」とあるのは、その質問の回答者の総数を示し、回答比率は「n」を基数として算出しています。

オ.複数回答の質問については、その回答比率の合計は、100%を超える場合があります。

カ.断りのないものについては、埼玉県内在住のサポーターからの回答をもとに算出しています。

 

2 調査の目的

国は2025年までに日本のキャッシュレス決済比率を4割に到達させるとの目標を掲げており、県でもキャッシュレス決済推進策の検討を行っています。

そのため、キャッシュレス決済についてご意見を伺い、今後の事業の参考とさせていただくことを目的に、アンケートを実施しました。

アンケート結果は、今後のキャッシュレス決済推進施策の参考とさせていただきます。

 

担当課

産業労働部  商業・サービス産業支援課  総務・サービス産業担当

電話:048-830-3754  (E-mail  a3750-09@pref.saitama.lg.jp )

 

3 調査結果

キャッシュレス決済の利用状況について

→「利用している」が9割半ば(95.0%)

質問1  あなたは、キャッシュレス決済を利用していますか。

キャッシュレス決済の利用状況について尋ねたところ、9割半ば(95.0%)の方が何らかのキャッシュレス決済を利用していた。

 

キャッシュレス決済の種類について

→「クレジットカード」が9割弱(89.7%)

質問2 (質問1で「利用している」と回答した方にお伺いします。)

  あなたが利用している決済方法は何ですか。(あてはまるものすべて)

質問1でキャッシュレス決済を「利用している」と回答した方に、利用しているキャッシュレス決済の種類について尋ねたところ、「クレジットカード」が最も多く9割弱(89.7%)であった。次いで「交通系電子マネー(Suica、PASMOなど)」が8割強(82.8%)であった。

 

キャッシュレス決済の利用頻度について

→「ほぼ全ての支払いをキャッシュレスで行っている」が5割強(50.4%)

質問3 (質問1で「利用している」と回答した方にお伺いします。)

  あなたは、キャッシュレス決済をどの程度利用していますか。

質問1でキャッシュレス決済を「利用している」と回答した方に、キャッシュレス決済の利用頻度について尋ねたところ、「ほぼ全ての支払いをキャッシュレスで行っている」が最も多く5割強(50.4%)であった。次いで「キャッシュレス決済と現金決済を同程度利用している」が3割強(31.9%)であった。

 

キャッシュレス決済を利用する理由について

→「ポイントの付与や割引を受けられるから」が8割弱(79.0%)

質問4 (質問1で「利用している」と回答した方にお伺いします。)

  あなたが、キャッシュレス決済を利用している理由は何ですか。(あてはまるものすべて)

質問1でキャッシュレス決済を「利用している」と回答した方に、キャッシュレス決済を利用する理由について尋ねたところ、「ポイントの付与や割引を受けられるから」が最も多く8割弱(79.0%)であった。次いで「素早く決済ができるから」が7割半ば(74.8%)であった。

 

キャッシュレス決済を利用する場所について

→「スーパーマーケット」が8割強(80.4%)

質問5 (質問1で「利用している」と回答した方にお伺いします。)

  あなたはどんな場所・状況でキャッシュレス決済を利用しますか。(あてはまるものすべて)

質問1でキャッシュレス決済を「利用している」と回答した方に、キャッシュレス決済を利用する場所について尋ねたところ、「スーパーマーケット」が最も多く8割強(80.4%)であった。次いで「コンビニエンスストア」が8割弱(79.3%)であった。

 

キャッシュレス決済の利用による行動変化について

→「対応している店」が6割強(61.0%)

質問6 (質問1で「利用している」と回答した方にお伺いします。)

  品揃えや価格などが全く同じ場合、キャッシュレス決済に対応している店としていない店ではどちらを選びますか。

質問1でキャッシュレス決済を「利用している」と回答した方に、キャッシュレス決済の利用による行動変化について尋ねたところ、キャッシュレス決済に「対応している店」を選ぶ方が6割強(61.0%)であった。

 

キャッシュレス決済を利用しなくなった理由について

→「現金の方が簡単・便利だから」が5割(50.0%)

質問7 (質問1で「利用したことがあるが、現在は利用していない」と回答した方にお伺いします。)

  あなたが、キャッシュレス決済を利用しなくなった理由は何ですか。(あてはまるものすべて)

質問1でキャッシュレス決済を「利用したことがあるが、現在は利用していない」と回答した方に、その理由を尋ねたところ、「現金の方が簡単・便利だから」が最も多く5割(50.0%)であった。次いで「個人情報の流出など、サービスのセキュリティが不安だったから」が4割強(41.2%)であった。

 

キャッシュレス決済を利用しない理由について

→「現金の方が簡単・便利だから」が5割半ば超(57.7%)

質問8 (質問1で「利用したことはない」と回答した方にお伺いします。)

  あなたが、キャッシュレス決済を利用しない理由は何ですか。(あてはまるものすべて)

質問1でキャッシュレス決済を「利用したことはない」と回答した方に、その理由を尋ねたところ、「現金の方が簡単・便利だから」が最も多く5割半ば超(57.7%)であった。次いで「必要性を感じていないから」が4割半ば(45.1%)であった。

 

今後のキャッシュレス決済利用意向について

→「利用したくない」が5割弱(48.6%)

質問9 (質問1で「利用したことがあるが、現在は利用していない」「利用したことはない」と回答した方にお伺いします。)

  今後、キャッシュレス決済を利用したいと思いますか。

質問1でキャッシュレス決済を「利用したことがあるが、現在は利用していない」「利用したことはない」と回答した方に、今後のキャッシュレス決済利用意向について尋ねたところ、「利用したくない」が5割弱(48.6%)であった。

 

キャッシュレス決済利用推進のために望むこと

→「支払額の一部還元、ポイント付与」が7割(70.0%)

質問10  キャッシュレス決済推進のため、どんな取組を希望しますか。(あてはまるものすべて)

キャッシュレス決済利用推進のために望むことについて尋ねたところ、「支払額の一部還元、ポイント付与」が最も多く7割(70.0%)であった。次いで「キャッシュレス決済対応店舗の増加」が5割半ば超(56.5%)であった。

 

自由意見

質問11  今後のキャッシュレス決済に対して、期待することやご意見・ご要望などありましたら、ご自由にお書きください。

<主なご意見>

  • 年齢的にキャッシュレス決済に慣れていないが最近は少し慣れて、便利と思うようになった。キャッシュレス使用のできる商店も完全でなく小さな商店はまだできていない。キャッシュレスを進めるにあたり、対応店舗の充実が最優先と考えます。
  • ケースバイケースでキャッシュレスを使っています。正直なところ、キャッシュレスは、便利ですが、やはりセキュリティなどで心配もあります。当分は、現金とキャッシュレスの両方が使えたらと思います。
  • 現状、キャッシュレス決済は視覚障害者には利用が難しいものがある。障害者差別解消法に基づく合理的配慮として、視覚障害者でも利用できる端末や環境を整備していただきたい。
  • お小遣いもキャッシュレスになり、金銭感覚のない子供が周りに増えた気がする。その親も子供がどれくらい月に使っているのか把握せずチャージして使わせている。長期休みの前など、注意を呼びかけたほうがいいように感じた。
  • 取扱店舗の支払う手数料をもっと少なくしないと普及にはつながらないと思う。特に小さな店舗で利益が薄い商売では導入しづらい。
  • 選択肢の一つが増えただけであって現金も残ってほしいし誰かに強要されるものではあってほしくない。
  • 埼玉県内では、キャッシュレスに対応していないところが結構多い。今後、海外からの観光客が増えてくるのは間違いないのだから、早期に対応すべきと考えます。
  • キャッシュレス決済を導入していても、一部の決済方式のみ対応というところが多くある。何種類も準備してチャージ金額も分散しているので、無駄が多い。
  • 免許更新でキャッシュレス決済が可能になりましたが、そのために現金での支払いができなくなったのは逆に不便になったと思います。キャッシュレスと現金等、様々な方法が選べるようにしてほしいです。
  • キャッシュレス決済は、利用履歴と金額が管理できる点と、手持ちの現金が不足する場合などはとても有効だと思っています。ただ、歯医者や病院など診察にかかる金額が予め分からない場合(スーパーなどの買い物は、金額を見ながら購入できるため、合計金額の目安は分かる)は、キャッシュレス決済ができるととても助かります。いま通っている殆どの病院、歯医者は現金のみしか会計ができないため、いくらかかるか分からないので現金を多く持って行かなければならず、現金を下ろしたり用意したりする手間がかかるので、それは不便だと思ってます。
  • キャッシュレス決済は高齢者や社会的弱者には大変不便。生きにくささえ感じさせていると思う。SDGsの「誰一人取り残さない」に沿うよう、現金決済も残しつつ、キャッシュレスの段階を踏んだ導入と、高齢者等への丁寧なサポートが必要と思う。県警の免許更新の証紙廃止も然り。また、キャッシュレスの機械導入には、事業者の負担がある。消費者はポイント還元も多く利便性もあるが、事業者、特に小規模の小売店は高齢者の事業者も多く、導入にはハードルが高すぎ、また手数料負担も大きい。商店街の衰退にもつながる。このようなこともきちんと考慮した上で進めていただきたい。
  • 日本はどうしても災害時の時のことを考えてしまいますし、システム障害などもあります。そういった不安が払拭されれば、もっと普及すると思います。

 

※上記を含め、計595件の貴重なご意見をいただきました。アンケートへのご協力ありがとうございました。

お問い合わせ

産業労働部 商業・サービス産業支援課 総務・サービス産業担当

郵便番号330-9301 埼玉県さいたま市浦和区高砂三丁目15番1号 本庁舎5階

ファックス:048-830-4812

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