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掲載日:2022年11月8日

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定例記者会見の知事発言内容(11月8日)(テキスト版)

お疲れ様でございます。まず、私の方から何点かご報告をさせていただきたいと思います。

まずは、「11月14日は県民の日」についてであります。来週の月曜日、11月14日は、「埼玉県民の日」であります。県民の日は、埼玉県が廃藩置県により、明治4年11月14日に誕生したことに由来をし、明治4年から数えて100年を迎える、昭和46年に制定をされました。制定から今年で52回目となりますけれども、埼玉県民にとり特別な日である「県民の日」を記念して、県内で様々な取り組みが行われますので、紹介をさせていただきます。まずは、3年ぶりに「県庁オープンデー」を開催をします。県庁の敷地内各課の事業PRブースや、あるいは県内各企業に出展いただくブースを訪れていただき、あるいは本庁舎の中庭で実施するステージイベントをご覧いただくことにより、県庁を身近に感じていただき、県民に県政の理解と関心を深めてもらうことを目的としています。次に、「記念フリー乗車券の発売と協賛施設特典」であります。県内6鉄道事業者の協力をいただき、乗り降り自由のフリー乗車券を販売していただきます。また、博物館などの県営施設のほか、民間のレジャー施設などにもご協力をいただき、入場料の割引などを実施していただきます。そして、埼玉会館大ホールでは、「県民の日記念式典」を開催いたします。式典では、小・中学校の学生さんの県民の日記念絵画・作文コンクールの表彰や地方自治、保健衛生など、様々な分野において、県民の模範となる功績を上げられた方への表彰等を行いたいと思います。それぞれの取り組みについては、次のパネルでご紹介をさせていただきますが、今年も多彩な県民の日記念事業を行いますのでぜひ楽しみながら、埼玉県の魅力を満喫していただきたいと思います。

「県庁オープンデー」について、まずはご紹介させていただきます。この「県庁オープンデー」は、平成7年より開催をしていますが、今年は20回目、3年ぶりの開催となります。今年の見どころは、これまでの県庁オープンデーではなかった新しい技術を活用したイベントの実施であります。まずは、株式会社NTTドコモ等のご協力をいただき実施する、「XRCity(エックスアールシティ)でSDGsについて学ぼう」であります。これはスマートフォンの「AR技術」と「位置情報」を活用したコンテンツでSDGsを学びながら、県庁舎敷地内の5つのスポットに隠れているキャラクターを探し出す体験イベントであります。「AR」とは、現実には存在しない3Dのキャラクターをスマートフォンの画面を通して表示することで、まるでそこにキャラクターがいるかのように見せる技術のことであります。すべてのスポットを回った参加者には、グッズのプレゼントもあります。ぜひ、この「AR」技術を楽しみながら、すべてのスポットを回り、SDGsについて学んでいただきたい。次に、「春日部つくしと!おしゃべりつくし♪」であります。これは埼玉バーチャル観光大使であるVチューバーの「春日つくし」さんと会話ができる、リアルとバーチャルの総合体験のイベントです。モニターに映し出された「春日部つくし」さん、この方です、とモニターの前にいる来庁者が双方向で会話を楽しむことができ、本庁舎北側にある「みどりの広場」付近で実施をいたします。なお、「Vチューバー」とは、YouTubeなどのメディアにおいて、コンピューターグラフィックスで描画されたアニメ風のキャラクターを用いて、動画の投稿や生放送を行う配信者の総称であります。春日部つくしさんと直接会話ができる貴重な機会なのでぜひ体験をしてみてください。そして、「VRゴーグルで地震体験」であります。これは大きな地震が来た時の例えば電柱の倒壊など、道路の危険な状況をVRゴーグルで体験できるものであり、第2庁舎前で実施をいたします。「VR」とは「仮想現実」のことで、VRゴーグルを通して得られる体験が、あたかも現実であるかのように感じさせる技術のことであります。VRバーチャルリアリティ技術を通して、大きな地震の際の危険性を体感していただきたいと思います。なお、県庁にお越しにならない方は、「ふっかちゃんの県庁オープンデーおんらいん配信!」をご覧いただきたいと思います。11月14日はさいたまっちの8回目のお誕生日でありますが、さいたまっちと日頃仲良くしている深谷市のイメージキャラクターふっかちゃんが、お誕生日をお祝いするため、県庁オープンデーに駆けつけてくれます。そして、リアルな県庁オープンデーの様子をふっかちゃん公式インスタグラムを通じて、オンライン配信をしてくれます。ぜひ、「ふっかちゃん インスタ」で検索して、ご確認いただき配信でも、県庁オープンデーを楽しんでいただきたいと思います。さらに、様々な取り組みで県庁オープンデーを盛り上げます。「埼玉県警察音楽隊」によるオープニングパレードが実施されます。埼玉県警察音楽隊によるパレード演奏に加えて、旗を回したり投げたりして、音楽に合わせて演技するカラーガード隊による素晴らしい演技は見ものであります。このほか、さいたま商工会議所のご協力をいただき、浦和駅周辺の商店街飲食店マップを配布します。マップには表示されているQRコードを携帯電話で読み込んでいただくと、JR浦和駅西口及び東口周辺の飲食店、商店街の飲食店マップが表示されます。携帯電話の種類にもよりますが、画面に表示されたマップ上の店舗をタップしていただくと、その店舗までの経路が、表示されるというものであります。このマップを利用することで、県庁だけではなく、周辺地域でも県民の日を楽しみください。そして今年は総数、98のブースが出展されます。県庁各課の事業をPRするブースだけではなく、県内企業により、お菓子やグッズを販売いただくブースもあります。また、県内に拠点を置くスポーツチームのブースでは、ボッチャなどの様々なスポーツを体験することができます。県内の魅力を存分に感じていただきたいと思います。楽しいステージも盛りだくさんです。株式会社ジェイコム提供の「埼玉の逆襲」クイズ王決定戦や、県の公式応援隊「勝手に埼玉応援隊」による歌のステージ、あるいは、県公式マスコット「さいたまっち」のお誕生日会もあり、1日を通じて、大人から子供まで家族皆さんでお楽しみいただける内容となっています。今年の県庁オープンデーは、新型コロナウイルス感染症の対策もしっかり行います。来場者のみならず、出展者や県職員もマスクを着用し、手指消毒などを徹底します。感染拡大防止の観点から県庁オープンデーの会場内での飲食については、ご遠慮をいただくことをお願いします。

次にご紹介するのは、記念フリー乗車券であります。県内鉄道6社が、県民の日を記念して各社それぞれが指定する県内を中心とした路線で、自由に乗り降りができる乗車券を販売します。乗車券を販売する鉄道会社はご覧の6社になります。販売期間、乗車可能日などは鉄道事業者によって異なり、詳細は県のホームページに掲載しておりますので、「埼玉県 県民の日記念フリー乗車券」で検索をしてみてください。料金がお得になっているので、ぜひ有効に活用し県内に魅力ある観光地や施設に訪れてみてください。

その他にも、協賛事業として、県内の博物館や県営公園、レジャー施設など合わせて40か所以上の施設で特典があります。無料や割引になる条件が施設によって異なりますので、こちらも詳細は県のホームページに掲載しております「埼玉県 県民の日協賛行事」で検索をいただき、ご確認をお願いいたします。主な協賛施設ですが、例えば、こども動物自然公園や、或いは所沢航空発祥記念館等の県営施設、或いはむさしの村やムーミンバレーパークなど民間のレジャー施設などでもサービスが受けられます。有効にご活用いただき、県民の日には県内の様々な施設に出かけてみませんか。

最後に、「県民の日記念式典」についてご紹介します。県民の日に合わせて、小・中学生の県民の日記念絵画・作文コンクールの表彰や、地方自治、保健衛生など、様々な分野において、県民の模範となる功績を挙げられた方などへの表彰を行わさせていただきます。絵画コンクールは、「郷土」をテーマに、県内の小・中学校からいただいた応募の中から表彰を行います。また、作文のコンクールは、「みんなに伝えたい埼玉県の魅力」をテーマとしてご応募いただいた県内小・中学校の生徒さんの表彰を行います。そして、埼玉県表彰規則による知事表彰として、地方自治、納税、統計、消防、社会福祉、児童・青少年育成、交通安全等の16の分野で顕著な功績を挙げられた方々を表彰いたします。さらに、シラコバト賞として、住みよい地域社会を実現するために積極的な実践活動を地道に続けている個人・団体を表彰いたします。受賞者は全体で、個人が469名、団体が48となります。表彰式では、昨年、埼玉150周年記念式典でご協力をいただいた日本航空株式会社の「JALふるさと応援隊」の皆様に、今年も応援スタッフとしてご参加をいただきます。「JALふるさと応援隊」は、全国各地域の活性化をきめ細やかに応援するため、社内公募により選ばれた現役の客室乗務員の皆さんです。埼玉県にゆかりのある8名の皆さんに、来賓対応や表彰式のサポートをお願いします。株式会社NTTドコモや日本航空株式会社を含めて、このたびはたくさんの企業にご協力をいただいております。心から感謝いたします。県民の日は、私たち県民が県の歴史や風土を知り、郷土への愛着を深めるよい機会になると思います。また、ご説明したとおり、当日は、多彩な行事を行うので、感染症対策をしながら、県庁や県内の様々な施設にお出かけをいただき、楽しんでいただくとともに、埼玉のすばらしさを再発見してください。

次に、「「ポケットブックまいたま」をリニューアル」についてであります。県公式スマートフォンアプリ「ポケットブックまいたま」、通称「まいたま」は、平成28年1月のサービス開始から、累計83万件以上ダウンロードいただいているアプリであり、県内のニュースやイベント等、暮らしに役立つ情報をいくつかのジャンルにまとめて、これまで多くの県民に配信しました。このたび、この「まいたま」をさらに便利で使いやすいツールにするため、LINEの県公式アカウント内で利用できるようリニューアルし、県民の日である11月14日の月曜日、10時から利用ができるようにいたします。リニューアル後は、LINEの県公式アカウント「埼玉県庁」を登録するだけ、お友だちとして登録、追加するだけで、気軽に利便性の高い充実した情報発信サービスを受けることが可能となります。また、アプリ版の「まいたま」、今ご愛顧いただいてる「まいたま」の方は、令和5年3月でサービスは終了をさせていただく予定です。現在アプリ版の「まいたま」を利用されている方は、この機会に埼玉県LINE公式アカウントに友だち追加をぜひお願いします。今回のリニューアルに伴い、LINEの県公式アカウントに新たに追加した機能のポイントを3つご紹介します。1つ目のポイントです。簡単に、各種行政情報にアクセスできるようにするため、LINEの「リッチメニュー」の機能を拡充をいたします。リッチメニューは、新型コロナ関連や防災情報、広報紙といった基本情報だけでなく、観光サイトやお得なサービス、プレゼントや各種キャンペーンといった魅力ある情報にも簡単にアクセスすることができます。今、IT業界でも注目をされている、いわゆる住民ポータルは、このLINE上で実現をいたします。2つ目のポイントは、県から発信される情報を、お使いいただくご利用者の方が、ご自身で選ぶことができる「受信設定」であります。「配信カテゴリー」や「ライフスタイル」、「受信希望地域」等の設定をしていただくことによって、利用者の方は、それぞれの方々にとって欲しい情報を、的確に入手することが可能となります。3つ目のポイントは、主に県内の飲食店等でお得なサービスや割引を受けられる、「パパ・ママ応援ショップ優待カード」や、「まいたまパス」等の機能がLINEの県公式アカウントでご利用いただけるようになります。こちらの機能については、11月14日ではなく、ひと月遅れの12月14日水曜日、10時からの利用となります。「まいたま」において多くの方にご利用いただいているサービスであり、LINEにリニューアルした後も、ぜひ引き続きご利用ください。また、今回の「ポケットブックまいたま」のリニューアルに伴い、「友だち追加プレゼントキャンペーン」を実施をいたします。キャンペーンの内容は、LINEの県公式アカウント「埼玉県庁」を友だちに追加をしていただきます。そして、その上でアンケートに回答いただいた方の中から、抽選で150名様にソーラー充電器、野外でも利用できるソーラー充電器など、スマートフォンにちなんだ商品をプレゼントするものであります。参加の方法は、LINEの県公式アカウントのリッチメニューの中にある「プレゼント」画面から参加をいただけます。応募期間は11月14日月曜日から令和5年1月31日水曜日までであります。ぜひこの機会に埼玉県LINE公式アカウントの友だち追加をして、プレゼントをゲットしてください。

新型コロナウイルスの感染状況について、この後報告します。新型コロナの新規陽性者数は、10月に入ってしばらく下げ止まりの状態にありましたが、10月後半から増加傾向となり、11月5日の新規陽性者は4,294名と、約1か月半ぶりに4,000名のラインを上回ることとなりました。昨日の新規陽性者数は、1,537名、前週の同じ曜日と比較をすると、前週は3桁でありましたので、594名の増加となっています。続いて、年齢別感染者の推移ですが、見ていただくとわかるとおり実は10代が、このところ増えてきております。若い方々の感染が増えてきています。次に、今年の冬は新型コロナウイルスと季節性インフルエンザの同時流行が懸念されており、それぞれの感染状況、現状について取りまとめたものをご報告します。まずは、新型コロナの感染状況ですが、昨日の新規陽性者数等については、先ほど申し上げたとおりでありますが、7日間平均でいうと、先週の陽性者数1,944名であったのが、今週では、これは1日平均ですが、2,885人と増加をしています。また、それに伴う医療機関の逼迫状況でありますが、診療・検査医療機関、いわゆる発熱外来の逼迫状況は、9月の第5週ぐらいからは、約10%よりも下回る、もしくは10%前後を推移していましたが、このところ若干上がってきまして、アンケートの結果、13.9%が逼迫しているというお答えをいただいています。他方、一番下になりますが、季節性インフルエンザについては、昨日も私、官邸でお話をした時にも加藤厚労大臣からも、このツインデミック、季節性インフルエンザと新型コロナとの両方の感染についての警戒を強めるようにというお話がありましたが、現時点では、季節性インフルエンザの方は、現時点では流行の兆候は確認できておりません。次のパネルになりますが、新型コロナと季節性インフルエンザの現在の状況をまとめますと、新型コロナについては、新規陽性者数は増加傾向にあり、外来の逼迫とお答えになる医療機関の割合も増加をしてきております。いわゆる第8波に入っているという可能性も、考えられるところであります。一方、季節性のインフルエンザについては、現時点では、大きな流行の兆候はありません。同時流行の兆候は確認できておりませんが、新型コロナの陽性者が増加傾向にあるため、高い警戒感を持ち、感染動向を注視します。県民の皆様におかれましては、基本的な感染防止対策に努めていただくとともに、第8波のピークになる前の今のうちに、ワクチン接種、新型コロナ抗原検査キットの事前購入を強くお願いしたいと思います。もう一度申し上げますが、ピークになる前に、ぜひワクチンの接種、或いは新型コロナ抗原検査キットの事前の購入をお願いいたします。ワクチン接種については、新型コロナウイルス感染症とインフルエンザの両方のワクチン接種をぜひお願いします。新型コロナワクチンについては、接種をすることによって明白に死亡リスク、重症リスクが下がっています。発症予防、感染予防の効果があることもわかっております。11月3日には、新たに大宮ソニックシティビルに南部ワクチン接種センターを開設しました。自分や大切な方を守るためにも、ぜひ、積極的なワクチン接種を今のうちにお願いいたします。新型コロナの抗原検査キット等を事前購入するお願いをいたしましたが、これは事前に購入することによって、速やかに自己検査を行うことができ、陽性の場合、早期にオンラインの確定診断を受け、安心してそのまま療養に入ることができます。仮に陰性の場合には、かかりつけ医や最寄りの医療機関が受診しやすくなります。特に、季節性のインフルエンザに罹患している場合、発症から48時間以内の服用により、治療薬の効果が期待できるとされておりますが、インフルエンザの検査の前に新型コロナウイルス感染症の検査をすることになりますので、新型コロナが陰性になり、さらに季節性インフルエンザとなると、確実に季節性インフルエンザの薬の効果が期待できなくなる可能性もあります。そこで確実に効果を得るために、まずは新型コロナ感染症の検査キット、抗原検査キットを事前に購入していただいて、なるべく早いうちに検査をしていただくことを強くお勧めします。第8波のピークになる場合、状況次第では市場での入手が困難になる可能性も否定できません。今のうちに購入をしてください。また、検査キット購入の際には、「研究用」ではなく、国が承認した「体外診断用医薬品」もしくは「第1類医薬品」と書かれているものを必ず選んでください。感染拡大を防ぎ、死亡者、重症者を可能な限り抑制しなければなりません。県民・事業者の皆様にはご協力をお願いいたします。

お問い合わせ

知事直轄 報道長  

郵便番号330-9301 埼玉県さいたま市浦和区高砂三丁目15番1号 本庁舎1階

ファックス:048-830-0029

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