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掲載日:2025年11月13日

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第276回簡易アンケート「埼玉県虐待通報ダイヤルについて」の結果を公表しました

1 調査の概要

(1) 調査形態

  • 調査時期:令和7年7月17日(木曜日)~7月23日(水曜日)
  • 調査方法:インターネット(アンケート専用フォームへの入力)による回答
  • 対象者:県政サポーター(3,596人)(うち県内在住(3,335人))
  • 回収率:68.8%(回収数2,475人)(うち県内在住68.5%(回収数2,285人))
  • 回答者の属性:(百分率表示は、小数点以下第2位を四捨五入したため、個々の比率の合計は、100%にならない場合がある。)
  人数(人)(うち県内在住) 比率(%)(うち県内在住)
全体 2,475(2,285) 100.0(100.0)

 

年齢 人数(人)(うち県内在住) 比率(%)(うち県内在住)
16~19歳 7(6) 0.3(0.3)
20~29歳 72(57) 2.9(2.5)
30~39歳 250(225) 10.1(9.8)
40~49歳 439(401) 17.7(17.5)
50~59歳 713(669) 28.8(29.3)
60~69歳 508(466) 20.5(20.4)
70歳以上 486(461) 19.6(20.2)

 

職業 人数(人)(うち県内在住) 比率(%)(うち県内在住)
個人事業主・会社経営者(役員) 241(224) 9.7(9.8)
家族従業(家業手伝い) 13(10) 0.5(0.4)
勤め(全日) 945(859) 38.2(37.6)
勤め(パートタイム・アルバイト) 419(392) 16.9(17.2)
専業主婦・夫 354(332) 14.3(14.5)
学生 34(25) 1.4(1.1)
その他、無職 469(443) 18.9(19.4)

 

性別 人数(人)(うち県内在住) 比率(%)(うち県内在住)
男性 1,307(1,213) 54.8(54.9)
女性 1,044(963) 43.8(43.6)
無回答 34(33) 1.4(1.5)

※任意回答(総数:2,385人(2,209人))

(2) 調査結果の見方

  • 設問中の( )内の数字及びグラフの中の数字は、回答比率(%)です。
  • 回答比率(%)は小数点以下第2位を四捨五入したため、個々の比率の合計と全体またはカテゴリーを小計した数値が、100%にならないことがあります。
  • 図表中の「-」は回答者が皆無のもの、「0.0」は回答者の比率が0.05%未満のため四捨五入の結果0.0%となったものです。
  • グラフの中で「n」とあるのは、その質問の回答者の総数を示し、回答比率は「n」を基数として算出しています。
  • 複数回答の質問については、その回答比率の合計は、100%を超える場合があります。

2 調査の目的

埼玉県では、早期に虐待を発見するために、児童虐待、高齢者虐待、障害者虐待の通報を24時間365日受け付ける「埼玉県虐待通報ダイヤル「#7171」」を平成30年より開設しています。

埼玉県虐待通報ダイヤルの認知度や虐待に関する意識などを把握し、より効果的な啓発活動を行うため、アンケートを実施しました。

アンケート結果は、今後の「埼玉県虐待通報ダイヤル「#7171」」の普及啓発にあたり、参考とさせていただきます。

担当課

福祉部 福祉政策課 政策企画担当 電話:048-830-3391(E-mail:a3380-04@pref.saitama.lg.jp)

3 調査結果

埼玉県虐待通報ダイヤル「#7171」の認知度

→「知っている」が1割弱(8.0%)、「聞いたことはある」が3割弱(28.2%)

質問1

埼玉県虐待通報ダイヤルを「#7171」を御存じですか。

質問1

埼玉県虐待通報ダイヤル「#7171」を知っているか尋ねたところ、「知っている」が1割弱(8.0%)、「聞いたことはある」が3割弱(28.2%)で、「知らない」が6割強(63.8%)であった。

埼玉県虐待通報ダイヤル「#7171」の利用について

→「利用したことはない」が大半(97.9%)

質問2(質問1で「知っている」と回答した方にお伺いします。)

埼玉県虐待通報ダイヤル「#7171」を利用したことがありますか?

質問2

埼玉県虐待通報ダイヤル「#7171」を利用したことがあるか尋ねたところ、「利用したことがある」は1割未満(2.1%)で、「利用したことはない」が大半(97.9%)であった。

埼玉県虐待通報ダイヤル「#7171」のイメージ

→「安心できる」が5割半ば超(56.6%)

質問3

児童・障害者・高齢者の虐待通報を一元的に24時間365日受け付ける埼玉県虐待通報ダイヤル「#7171」について、どのようなイメージを持ちますか?(あてはまるものすべて)

質問3

埼玉県虐待通報ダイヤル「#7171」に対するイメージを尋ねたところ、「安心できる」が最も多く5割半ば超(56.6%)であった。次いで、「わかりやすい」が3割弱(28.6%)であった。

児童虐待についての認識

→『深刻な問題だと思う(計)』が9割半ば超(96.3%)

質問4

児童虐待について、どのようなイメージをお持ちですか?

質問4

児童虐待に対するイメージを尋ねたところ、「非常に深刻な問題だと思う」(82.7%)と「やや深刻な問題だと思う」(13.6%)を合わせた『深刻な問題だと思う(計)』が9割半ば超(96.3%)であった。

高齢者虐待についての認識

→『深刻な問題だと思う(計)』が9割強(93.2%)

質問5

高齢者虐待について、どのようなイメージをお持ちですか?

質問5

高齢者虐待に対するイメージを尋ねたところ、「非常に深刻な問題だと思う」(68.1%)と「やや深刻な問題だと思う」(25.1%)を合わせた『深刻な問題だと思う(計)』が9割強(93.2%)であった。

障害者虐待についての認識

→『深刻な問題だと思う(計)』が9割強(93.8%)

質問6

障害者虐待について、どのようなイメージをお持ちですか?

質問6

障害者虐待に対するイメージを尋ねたところ、「非常に深刻な問題だと思う」(73.5%)と「やや深刻な問題だと思う」(20.3%)を合わせた『深刻な問題だと思う(計)』が9割強(93.8%)であった。

埼玉県虐待通報ダイヤル「#7171」の通報について

→「通報したい」が5割半ば超(56.6%)

質問7

虐待を発見したときや虐待かもしれないと思ったときは、埼玉県虐待通報ダイヤル「#7171」に通報しようと思いますか?

質問7

虐待を発見したときや虐待かもしれないと思ったときに埼玉県虐待通報ダイヤル「#7171」に通報するか尋ねたところ、「通報したい」が5割半ば超(56.6%)で、「通報するのにためらいがある」が4割強(43.4%)であった。

通報をためらう理由について

→「虐待にあたるか不明だから」が8割強(81.9%)

質問8(質問7で「通報するのにためらいがある」と回答した方にお伺いします。)

ためらいがある場合、それはなぜですか?(あてはまるものすべて)

質問8

埼玉県虐待通報ダイヤル「#7171」への通報をためらう理由を尋ねたところ、「虐待にあたるか不明だから」が最も多く8割強(81.9%)であった。次いで、「通報したことが周囲に分かってしまうことが心配だから」が3割半ば(35.5%)であった。

埼玉県虐待通報ダイヤル「#7171」のポスターについて

→「見たことがない」が9割弱(88.7%)

質問9

埼玉県虐待通報ダイヤル「#7171」のポスターを見たことがありますか?

質問9

埼玉県虐待通報ダイヤル「#7171」のポスターを見たことがあるか尋ねたところ、「見たことがある」が1割強(11.3%)で、「見たことがない」が9割弱(88.7%)であった。

ポスターを見かけた場所

→「市町村役場や公民館などの公共施設」が7割強(72.0%)

質問10(質問9で「見たことがある」と回答した方にお伺いします。)

ポスターはどこで見ましたか?(あてはまるものすべて)

質問10

埼玉県虐待通報ダイヤル「#7171」のポスターを見かけた場所を尋ねたところ、「市町村役場や公民館などの公共施設」が最も多く7割強(72.0%)であった。次いで、「駅」が2割半ば超(27.2%)であった。

埼玉県虐待通報ダイヤル「#7171」の周知について

→「ポスターやチラシの掲示」が7割弱(68.9%)

質問11

埼玉県虐待通報ダイヤル「#7171」をどのように周知したら、県民に知ってもらえると思いますか?(あてはまるものすべて)

質問11

埼玉県虐待通報ダイヤル「#7171」の適切な周知方法について尋ねたところ、「ポスターやチラシの掲示」が最も多く7割弱(68.9%)であった。次いで、「インターネットやSNSでの配信」が6割半ば(64.7%)であった。

虐待防止のためにしたいこと

→「虐待を発見したときや虐待かもしれないと思ったときは「#7171」に通報する」が8割(80.0%)

質問12

虐待の防止のために、あなたが積極的にできること(したいこと)は何ですか?(あてはまるものすべて)

質問12

虐待防止に向けて、積極的にできること(したいこと)を尋ねたところ、「虐待を発見したときや虐待かもしれないと思ったときは「#7171」に通報する」が最も多く8割(80.0%)であった。次いで、「家族・友人などに「#7171」を教える」が4割弱(39.9%)であった。

自由意見

質問13

埼玉県虐待通報ダイヤル「#7171」に対して期待することやご意見、ご要望などありましたら、自由にお書きください。

<主なご意見>

  • 知らなかったのでもっと皆が当たり前に知ることがまず第一歩だと思います。知っていれば何かあった時、見た時などにすぐ通報できると思います。通報してその後に煩わしさがないのならばハードル低くできそうです。
  • 虐待かどうかわからない時に相談もできることを広めて欲しい。通報という言葉が強く躊躇する。
  • 具体的にどういう事を聞かれるのか事前にチェックシートなどで下書きしてから電話できると気軽に掛けられる。逆恨みや近所の人の噂話なども怖いので匿名で通報しやすいように環境整備して欲しい。ネットでの匿名通報フォームなどもあると虐待に該当するのか判断に迷う時でも気軽に通報しやすい。
  • 通報するも虐待ではなかった場合には通報者に一切責任は問われないことを周知するといいと思う。
  • 命に関わる事なので通報したいと思いますが、通報した事で当事者に逆恨みされたり、周囲に知られるのは抵抗があるので、通報者へのフォローを徹底して欲しいです。
  • 直接「目視」「現認」したなら通報もあり得ますが、「声や音」「可能性」だけだと通報にはためらいがあります。私の場合、通報の前にまずは地域の民生児童委員に相談することを選択すると思います。
  • 本当に虐待を受けている場合には、とても良いシステムだと思いますが、一方で虐待に対する仕組みを強化過ぎるあまり、教育のしづらさ、仕事のしづらさ、生きづらさにつながるのではと懸念します。
  • 外で叱ることと、虐待の境目で悩む子育て中の友人もいて、難しい問題だと感じています。広く知られることで、どちらの立場も守られるようになることを願いたいです。
  • 虐待をしてしまう人も苦しんでいることが多いと考えます。虐待してしまった人を批判するのではなく、された人と同じようにサポートをする必要がある、という意識の醸成と、実際に双方を救える仕組み作りをお願いしたいです。
  • 番号は覚えやすくていいなと思いました。必要がないのが一番ですが、もし使わなければならないと感じたときはためらわず動けるようにしたいです。
  • 困ったときは検索する時代で、#7171もすぐに見つかるものですので、引続きホームページ掲載は続けていただき、困った人がたどり着ける状況を維持していただければと思います。

※上記を含め、計668件の貴重なご意見をいただきました。今後の取組に役立たせていただきます。アンケートへの御協力ありがとうございました。

お問い合わせ

福祉部 福祉政策課 政策企画担当

郵便番号330-9301 埼玉県さいたま市浦和区高砂三丁目15番1号 本庁舎1階

ファックス:048-830-4801

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