トップページ > くらし・環境 > ごみ・リサイクル > サーキュラーエコノミー(循環経済) > 啓発事業等 > 第273回簡易アンケート「サーキュラーエコノミーについて」の結果を公表しました。

ページ番号:272435

掲載日:2025年9月4日

ここから本文です。

第273回簡易アンケート「サーキュラーエコノミーについて」の結果を公表しました。

1 調査の概要

(1) 調査形態

  • 調査時期:令和7年6月5日(木曜日)から6月11日(水曜日)まで
  • 調査方法:インターネット(アンケート専用フォームへの入力)による回答
  • 対象者:県政サポーター(3591人)(うち県内在住(3332人))
  • 回収率:70.9%(回収数2547人)(うち県内在住70.4%(回収数2346人))
  • 回答者の属性:(百分率表示は、小数点以下第2位を四捨五入したため、個々の比率の合計は、100%にならない場合がある。)
 

人数(人)(うち県内在住)

比率(%)(うち県内在住)

全体

2547(2346)

100.0(100.0)

 

年齢

人数(人)(うち県内在住)

比率(%)(うち県内在住)

16~19歳

12(9)

0.5(0.4)

20~29歳

82(66)

3.2(2.8)

30~39歳

257(234)

10.1(10.0)

40~40歳

458(413)

18.0(17.6)

50~59歳

721(674)

28.3(28.7)

60~69歳

519(479)

20.4(20.4)

70歳以上

498(471)

19.6(20.1)

 

職業

人数(人)(うち県内在住)

比率(%)(うち県内在住)

個人事業主・会社経営者(役員)

237(219)

9.3(9.3)

家族従業(家業手伝い)

9(7)

0.4(0.3)

勤め(全日)

975(883)

38.3(37.6)

勤め(パートタイム・アルバイト)

446(420)

17.5(17.9)

専業主婦・主夫

371(344)

14.6(14.7)

学生

43(34)

1.7(1.4)

その他、無職

466(439)

18.3(18.7)

 

性別 人数(人)(うち県内在住) 比率(%)(うち県内在住)
男性 1329(1222) 54.6(54.5)
女性 1065(986) 43.8(44.0)
回答なし 38(35) 1.6(1.6)

※任意回答(総数:2432人(2243人))

(2)調査結果の見方

ア.回答比率(%)は小数点以下第2位を四捨五入したため、個々の比率の合計と全体またはカテゴリーを小計した数値が、100%にならないことがあります。

イ.グラフの中で「n」とあるのは、その質問の回答者の総数を示し、回答比率は「n」を基数として算出しています。

ウ.複数回答の質問については、その回答比率の合計は、100%を超える場合があります。

2 調査の目的

県では、県内産業の成長と資源の循環利用の両立のため、企業への補助制度や県民の方への啓発事業を通して「サーキュラーエコノミー(循環経済)」を推進しています。

今回、県政サポーターの皆様の「サーキュラーエコノミー」に対する認知度や資源循環のための取組等についてお聞きし、今後の県の事業の参考とさせていただくため、アンケートを実施しました。

担当課

環境部 資源循環推進課 サーキュラーエコノミー担当 電話:048-830-3107(E-mail a3100-10@pref.saitama.lg.jp

3 調査結果

サーキュラーエコノミーの認知度

→『言葉も意味も知っている(計)』が、2割弱(18.4%)

質問1 あなたは「サーキュラーエコノミー*」について知っていますか。

1

「言葉も意味もよく知っており、内容を人に説明できる」(2.9%)と「言葉を知っていて、意味もある程度知っている」(15.5%)を合わせた『言葉も意味も知っている(計)』が、2割弱(18.4%)であった。

*サーキュラーエコノミー(循環経済)とは、生産活動や消費活動などのあらゆる段階で資源の効率的・循環的な利用を図る経済活動のことで、企業(事業者)に強く関連する言葉になりますが、住民の方々にとっても、リサイクル材を使用した製品を購入するなど企業の取組を支援することが、サーキュラーエコノミーの推進につながります。
(企業の取組例)
・食品として流通できず廃棄されていた規格外の果物野菜を原料として新たな食品を製造する。
・不要になった服を店頭で回収して、再び衣服にして販売する。
・不要になった衣装ケースなどのプラスチック製品を回収し、リユース品として売却したり、溶かして違う製品の原料にしたりする。
・従来使い捨てにされていた食品などの容器を、繰り返し利用できる容器に変更し、使用後に購入者から容器を回収・再利用する。

サーキュラーエコノミーを知ったきっかけ

→「テレビ、ラジオ、新聞などメディアによる広報」が、5割半ば(54.4%)

質問2 (質問1で「言葉も意味もよく知っており、内容を人に説明できる」「言葉を知っていて、意味もある程度知っている」と回答した方にお伺いします。)
あなたは「サーキュラーエコノミー」をどこで知りましたか。(あてはまるものすべて)

 

2

「サーキュラーエコノミー」をどこで知ったか尋ねたところ、「テレビ、ラジオ、新聞などメディアによる広報」が5割半ば(54.4%)であった。

サーキュラーエコノミーの重要性

→『重要だと思う(計)』が、8割強(81.0%)

質問3 あなたは「サーキュラーエコノミー」につながる企業や個人の取組についてどう思いますか。

3

 

「サーキュラーエコノミー」につながる取組について尋ねたところ、「とても重要だと思う」(33.1%)と「重要だと思う」(47.9%)を合わせた『重要だと思う(計)』が8割強(81.0%)と大半であった。

サーキュラーエコノミーが重要だと思う理由

→「資源を大切にし、持続可能な循環型社会を構築する必要があると考えるため」が8割半ば超(86.3%)

質問4 (質問3で「とても重要だと思う」「重要だと思う」と回答した方にお伺いします。)
重要だと思う理由は何ですか。(あてはまるものすべて)

4

サーキュラーエコノミーが重要だと思う理由を尋ねたところ、「資源を大切にし、持続可能な循環型社会を構築する必要があると考えるため」が8割半ば超(86.3%)であった。次いで、「ゴミを減らし、モノを大切にする意識が醸成されるため」が7割半ば超(76.9%)であった。

サーキュラーエコノミーを広めるための必要な取組

→「テレビ、ラジオ、新聞などメディアによる広報」が7割弱(68.7%)

質問5 (質問3で「とても重要だと思う」「重要だと思う」と回答した方にお伺いします。)
「サーキュラーエコノミー」の取組を県民へ広めていくために、あなたはどのようなことが必要だと思いますか。(あてはまるものすべて)

5

サーキュラーエコノミーを広めるための必要な取組を尋ねたところ、「テレビ、ラジオ、新聞などメディアによる広報」が7割弱(68.7%)であった。次いで、「学校教育への導入」が5割半ば(54.8%)であった。

サーキュラーエコノミーが重要だと思わない理由

→「取り組まなくても困ることがないと思うから」が3割半ば(35.5%)

質問6 (質問3で「あまり重要だと思わない」「重要だと思わない」と回答した方にお伺いします。)
重要だと思わない理由は何ですか。(あてはまるものすべて)

6

 

サーキュラーエコノミーが重要だと思わない理由を尋ねたところ、「取り組まなくても困ることがないと思うから」が3割半ば(35.5%)であった。次いで、「サーキュラーエコノミーの内容が良く分からないから」が3割強(32.6%)であった。

サーキュラーエコノミーに取り組む企業に対する印象

→『好印象である(計)』が、7割強(72.5%)

質問7 あなたは「サーキュラーエコノミー」の考え方を取り入れていない企業やブランドと比較して、「サーキュラーエコノミー」の考え方を取り入れている企業やブランドにどのような印象を持ちますか。

7

サーキュラーエコノミーに取り組む企業に対する印象を尋ねたところ、「好印象である」(42.6%)と「やや好印象である」(29.9%)を合わせた『好印象である(計)』が、7割強(72.5%)と大半であった。

サーキュラーエコノミーに関する製品を購入するきっかけ

→「価格(既存製品と同価格または安価)」が5割半ば超(56.3%)

質問8 あなたは、再生原料を使用しているリサイクル製品などサーキュラーエコノミーに関する製品を購入する場合、どのようなことを重視しますか。(あてはまるものすべて)

8-2

サーキュラーエコノミーに関する製品を購入するきっかけを尋ねたところ「価格(既存製品と同価格または安価)」が5割半ば超(56.3%)であった。次いで、「環境に配慮している製品であることがわかるマーク(エコマーク、彩の国リサイクル製品認定マークなど)」が5割強(53.6%)と同程度であった。

日ごろ取り組んでいる資源循環の取組

→「ごみを正しく分別する」が8割半ば超(87.6%)

質問9 あなたが資源循環のために日ごろから積極的に取り組んでいることは何ですか。(あてはまるものすべて)

9-2

日ごろ取り組んでいる資源循環の取組を尋ねたところ、「ごみを正しく分別する」が8割半ば超(87.6%)であった。

埼玉県のサーキュラーエコノミーに関する取組

→「ペットボトル(再生ペットボトル、別のプラスチック製品)」が7割弱(69.3%)

質10 現在、様々なサーキュラーエコノミーの取組が進んでいます。あなたはどの項目の再資源化に興味がありますか。(あてはまるものすべて)

10

埼玉県におけるサーキュラーエコノミーの実現に向けた取組について知っているものを尋ねたところ、「ペットボトル(再生ペットボトル、別のプラスチック製品)」が7割弱(69.3%)であった。

自由意見

質問11 県が行うサーキュラーエコノミーや資源循環社会づくりの推進について、ご意見、ご要望などありましたら、ご自由にお書きください。

<主なご意見>

・サーキュラーエコノミーという言葉を認知していませんでした。この言葉を広報で使うためには、言葉の周知が必要と感じます。

・サーキュラーエコノミーのような英語を使った言い方ではなく、今までどおり循環型社会や経済のままで良かったのではないでしょうか。

・サーキュラーエコノミーという言葉が、まだまだ認知されていないような気がします。こどもの頃からの学校教育や、自治体の広報紙や各種メディアを利用して広報活動を広げていく必要があると思います。

・身近な取組事例や具体的な取組事例をSNS等で発信してほしい。

・規格外食品の給食、こども食堂等への有効活用を更に進めていただきたい。

・循環していることが目に見えると、嬉しい。分別したり、リサイクルの収集日に不要品を持って行ったりしても、それがどう使われているか分からないため。

・サーキュラーエコノミーの取組と同時に、多く作りすぎている問題(お弁当や服など)も一緒に考えてセットで伝えることも必要だと思う。

・リサイクルは重要だが、ものを大切にし、無駄遣いをしないことがもっと重要です。

・資源には限りがあると思うので、ゴミを増やさないために、まず無駄な買い物を減らす事も大事な事だなと感じます。

※上記を含め、計 597件の貴重な御意見をいただきました。アンケートへの御協力ありがとうございました。

お問い合わせ

環境部 資源循環推進課 サーキュラーエコノミー担当

郵便番号330-9301 埼玉県さいたま市浦和区高砂三丁目15番1号 第三庁舎2階

ファックス:048-830-4791

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください

このページの情報は役に立ちましたか?

このページの情報は見つけやすかったですか?