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掲載日:2024年5月1日

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知事コラム

歴史的課題への挑戦と未来への確かな布石

埼玉県知事 大野元裕 写真

一般会計では4年連続2兆円超えとなる2兆1,197億4,400万円の令和6年度当初予算が成立しました。

今回の予算のキャッチフレーズは、「歴史的課題への挑戦と未来への確かな布石」としました。

本県は今、「人口減少・超少子高齢社会の到来」、そして「激甚化・頻発化する自然災害などへの危機対応」という、時代の転換期における2つの歴史的な課題に直面しています。これら歴史的課題に敢然と立ち向かい、10年後、20年後を見据えた未来志向の施策を展開することで、県の持続的な発展に向けた礎を築いていくという、私の決意を表現したものです。

まず、「人口減少・超少子高齢社会への対応」として、デジタル技術の活用により、人口減少下でも生産性を向上させることで持続的に発展することができる社会の構築に取り組んでまいります。また、超少子高齢社会の諸課題に対応するため「埼玉版スーパー・シティプロジェクト」をより一層加速させていきます。加えて、サーキュラーエコノミーを推進するとともに、オープンイノベーションやスタートアップの創出支援などにより、地域経済の持続的な発展を目指してまいります。さらに、安心して出産・子育てできる環境の整備や、こどもの居場所づくり、児童虐待の防止など、こどもを生み育てることに希望が持てる、そして、こどもたちが未来に希望を抱ける社会の実現に向け、しっかりと取り組んでまいります。

次に、「激甚化・頻発化する自然災害と新たな危機への強固な備え」として、関係機関との連携に主眼を置きさまざまなシナリオ作成や図上訓練を繰り返す埼玉版FEMAをより一層充実させ、県全体の危機管理・災害対応力の底上げを図ってまいります。

これらの取り組みに加え、社会の在り方が変化し、多種多様な価値観が広がっている中、あらゆる人に居場所があり、活躍でき、安心して暮らせる社会の実現を一層確かなものにしていかなければなりません。引き続き、「埼玉県5か年計画」で掲げた3つの将来像「安心・安全の追究」、「誰もが輝く社会」、「持続可能な成長」の実現に向けて各施策をさらに力強く進めてまいります。

県民の皆さまとともに、「日本一暮らしやすい埼玉」の実現に向け、未来を切り拓いてまいります。

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埼玉県知事 大野元裕

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県民生活部 広報課 テレビ・ラジオ・広報紙担当

郵便番号330-9301 埼玉県さいたま市浦和区高砂三丁目15番1号 本庁舎1階

ファックス:048-824-7345

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