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掲載日:2025年11月3日
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おはようございます。埼玉県知事 大野 元裕 です。
「収穫の秋」です。
多くの農産物が旬を迎えるおいしい季節になりました。
埼玉県は野菜の産出額が全国第8位と、実は農業が盛んな県です。
全国第1位の産出額を誇るサトイモやネギ、第2位のホウレンソウ、コマツナ、カブなど、毎日の食卓を彩る野菜の一大産地です。
また、埼玉県内で栽培されている、いちごや梨は、全国選手権で連続して上位入賞を果たすなど、そのおいしさが高く評価されています。
埼玉県の農業への評価の高まりは、国内にとどまりません。
川越市、所沢市、ふじみ野市、三芳町に広がる武蔵野台地で、江戸時代から引き継がれている「武蔵野の落ち葉堆肥農法」は、持続的な農業である点などが高く評価され、令和5年7月に世界農業遺産に認定されました。
先月、イタリアのローマにある国連食糧農業機関の本部で認定証授与式が行われ、改めて世界に向けて埼玉県の伝統的な農法をPRすることができました。
埼玉県には新しい農産物や、珍しい農産物もたくさんあります。
色鮮やかでユニークなヨーロッパ野菜は、さいたま市の若手農家が、地元のシェフの声に応えて栽培を始め、地域を代表する農産物となっています。
一方で、埼玉県内では、クワイや木の芽といった伝統的な農産物も栽培されています。
恵まれた自然条件と、大消費地が近いという地の利を生かして、多彩な農産物が生産されている埼玉県では、旬の農産物が豊富に出そろう11月を「埼玉県地産地消月間」と定め、「近いがうまい埼玉産」をキャッチフレーズに、地域で生産されたものを地域で消費する「地産地消」の取り組みを推進しています。
地産地消には、「産地に近く新鮮」、「生産者の顔が見えて安心」、「輸送距離が短く環境に優しい」という三つのメリットがあります。
地産地消月間の期間中は、飲食店で、埼玉県産の農産物を使ったメニューが提供されるほか、量販店や直売所では、採れたての農産物が、所狭しと並べられ、皆さんとの出会いを楽しみに待っています。
ぜひこの機会に、地元、埼玉県の多彩な農産物を召し上がっていただき、「近いがうまい埼玉産」を実感してみてください。
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