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掲載日:2022年12月8日
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NPO法人 ぎょうだ足袋蔵ネットワーク 理事 朽木 宏 氏に「行田市の足袋蔵や古民家の保存・活用を通じたまちづくり」と題して御講演をいただきました。
NPO法人 ぎょうだ足袋蔵ネットワークでは、行田市に点在する足袋蔵を、点と点を結び線にして、面としてまちづくりに活かしていくということを行っています。蔵を実際に使って見せることで、所有者にとっては蔵の魅力に気が付く機会となります。また、「足袋蔵めぐりモデルコース」を設定し、マップの作成や説明板の設置を行い町歩きに活用してもらっています。
旧足袋・被服工場と事務所兼住宅を改装した施設「牧禎舎(まきていしゃ)」では、アーティストシェア工房として活用して「地縁型」と「テーマ型」を合わせた「異種混合型」のコミュニティづくりも行っています。
このような行田市に点在している歴史的建造物を活用した、コミュニティ形成と、幅広い人材とのネットワークづくりの事例について語っていただきました。
特定非営利活動法人 ハンズオン埼玉の常務理事、西川 正氏に「市民参加型のコミュニティづくり」と題して御講演をいただきました。
西川氏は、2005年にハンズオン埼玉を設立し、組織や人をつなぎ、参加型のまちづくりを目指した様々な活動をされています。
仕事が忙しく地域との接点のないお父さんたちの子育てを応援する、お父さんと子供たちが焼き芋をつくるイベント「ヤキイモタイム」を長年支援するとともに、子供と地域の大人が「顔の見える関係」を作るため「大人としゃべり場トークフォークダンス」の開催もされています。これは子供と大人が輪になって向かい合い、様々なお題に対し、1対1で1分間自分の考えを話し、その後、フォークダンスのように相手を替えてたくさんの人たちと対話していくものです。
西川氏には、子供と地域の大人が接するきっかけづくりや地域の人々が参加したまちづくりの事例について語っていただきました。
立川市大山自治会相談役の佐藤良子氏に「地域・企業・行政が協力する共助の仕組みづくり 大山自治会の活動について」と題して御講演をいただきました。
東京都立川市にある大山自治会は、会員数1,600世帯(約4,000人)、自治会加入率100%を誇り、全住民の住民名簿への登録を義務づけており、どこにどんな状態の住民がいるか自治会が把握できるようにしています。
自治会活動は、高齢者の見守りとして、両隣2件の見守りの義務化やガス、水道の集金時に高齢者の様子を確認するなど、企業と連携した見守りなどによる孤独死0を実現しています。また、「ゆりかごから墓場まで」を理念とし、集会所を利用した自治会による葬儀も行っています。
このような地域、企業、行政が協力した自治会活動について、様々な事例を語っていただきました。
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