早わかり！統計で見る埼玉県の動き（月刊統計資料 平成23年5月号）

1.県推計人口について

• 平成22年国勢調査速報値を基礎とした、平成23年5月1日現在推計人口は7,201,754人で前月と比べ、3,048人増加した。この内訳は、自然増減198人の減少（出生4,450人、死亡4,648人）、社会増減3,246人の増加（転入39,042人、転出35,796人）であった。なお、世帯数は2,978,868世帯であった。

     平成22年国勢調査速報結果

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2.毎月勤労統計調査(3月)から

賃金指数（現金給与総額）は引き続き増加。労働時間指数（総実労働時間）は減少に転じる。常用雇用指数は引き続き増加。

• 毎月勤労統計調査の平成23年3月分によると、事業所規模5人以上調査産業計の1人平均現金給与総額は257,938円、総実労働時間数は138.9時間、推計常用労働者数は1,848,765人であった。
• 各指数を前年同月と比較してみると、賃金指数（現金給与総額）は2.0％増加、賃金指数（定期給与)は0.3％減少、賃金指数（所定内給与）は0.3%減少、労働時間指数（総実労働時間）は1.9%減少、労働時間指数（所定外労働時間）は4.0％減少、常用雇用指数は2.4％増加した。

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3.県鉱工業指数(3月)から

生産・出荷は急激に低下

• 平成23年3月の埼玉県鉱工業指数（季節調整済、平成17年平均＝100）は、生産78.5、出荷72.1、在庫79.0、在庫率161.4で、前月と比べ生産は15.0％の低下、出荷は17.5％の低下、在庫は1.7％の低下、在庫率は6.1％の上昇となった。
• 生産指数を22業種別に前月と比べると、情報通信機械工業、家具工業などが上昇し、輸送機械工業・化学工業などが低下した。

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4.消費者物価指数(3月)から

消費者物価指数（総合）、対前月比は0.4％上昇、対前年同月比は0.2%下落

• 平成23年3月分のさいたま市の消費者物価指数（平成17年平均=100）は総合で99.0となり、対前月比は0.4％上昇、対前年同月比は0.2%下落した。対前月比が0.4％上昇となった内訳を寄与度でみると、「被服及び履物」「交通・通信」などが上昇したことが要因となっている。

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5.家計調査(3月)から

勤労者世帯の消費支出は前年同月比で17.9％の減少

• 平成23年3月分のさいたま市の勤労者世帯1世帯当たりの実収入は、499,592円であった。このうち、所得税等の非消費支出を差し引いた可処分所得は420,644円で、実収入に占める割合は84.2％（前年同月82.7％）であった。
• 消費支出は335,806円で、前年同月に比べて17.9％減少し、実支出に占める割合は81.0％（前年同月82.1％）、可処分所得に占める割合（平均消費性向）は79.8％（前年同月95.9％）であった。