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掲載日:2018年12月5日
食品安全局では、県民の皆さまに食の安全についての理解を深めていただくため、下記のイベントにPRブースを出展しました。
農産物を安全に作るための取り組みであり、県オリジナルのS-GAPについて楽しみながら学べる「コロコロゲーム」を実施しました。
他にも、食の安全に関するクイズやキーホルダー作りを通して、手洗いや肉の十分な加熱の重要性を子どもたちに伝えました。
食べ物におい嗅ぎ分けクイズを実施し、食品添加物に慣れ親しんでいただきました。
クイズと一緒に食品添加物の基礎知識についてのパネル展示も行いました。
牛乳、ロングライフ牛乳及び乳飲料をそれぞれ試飲していただき、種類ごとの味の違いを体験していただきました。また、展示したパネルを用いて職員が牛乳の風味変化について解説しました。
コープみらいフェスタアンケート集計結果(PDF:796KB)
夏の気温が高く、その後の適度な降雨があり、朝晩の気温が低下すると、多くのキノコが発生することが考えられます。
毎年、有毒キノコを原因とする食中毒が発生し、死者も出ています。
食用のキノコと確実に判断できないキノコは絶対に
採らない! 食べない!売らない! 人にあげない!
を徹底しましょう。
もしキノコを食べて体調が悪くなったら、すぐに医療機関を受診しましょう。
気温や湿度が高くなるこの時期は、細菌による食中毒が発生しやすくなるので注意が必要です。特にお盆は家族や友人などで集まって食事をする機会が増える時期です。
2017年に引き続き、2018年も「カンピロバクター」や「腸管出血性大腸菌O157」の食中毒が発生しています。これらの食中毒は、いずれも肉の「生」又は「加熱不十分」が主な原因となります。
飲食店のメニューや、家庭内での食事を問わず、肉の生食は高いリスクあります。ご自身の健康だけではなく、大切なご家族やご友人を守る意味においても、肉の「生食」は絶対に「しない」、「させない」、「すすめない」よう、皆さんでお互いに気を付けるようにしましょう。
また、2018年は全国的にアニサキス食中毒が増加傾向にあります。アニサキスは、多くの魚介類にいる寄生虫で、主症状は激しい胃痛です。
予防方法は、加熱(60℃で1分又は70℃以上)又は冷凍(-20℃で24時間以上)です。魚を購入し、ご家庭で調理する際は、新鮮な魚を選び、内臓は速やかに取り除いてください。
日本は世界有数の衛生大国である反面、流通提供される食品に対する日本人の危機意識はかなり低いのではないでしょうか。
鮮魚には、菌や寄生虫、肉や卵、野菜にも菌がついていることがあります。また、包丁やまな板などの使い分けが不十分な場合は、交差汚染が起こることがあります。
「肉はよく焼いて、半生では食べない」「乳幼児に生ものは食べさせない」
こんな古き日本人の考えは、時代遅れではなく、経験則に基づいた消費者が守るべき、正しい情報なのではないでしょうか。
[食中毒追放計画2017(食中毒パンフレット)コラムから(一部改編)]
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