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掲載日:2024年10月1日
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事業者名 | 株式会社武蔵野銀行 |
代表者名 | 取締役頭取 長堀 和正 |
設立 | 1952年3月 |
所在地 | さいたま市大宮区桜木町1-10-8 |
主な事業内容 | 銀行業 |
従業員数 | 1,904人 |
ホームページ | https://www.musashinobank.co.jp/ |
【令和6年10 月1日更新】CSR・社会貢献活動情報を追加しました
地球サミットが開催され、「サステナビリティ」の考え方が提唱され始めた1992年に、当行の創業40周年記念事業として、公益信託「武蔵野銀行みどりの基金」を創設しました。以来、30年に亘り、活動資金の助成を行っています。
地元埼玉に根差した金融機関として、地域の皆さまへの一層の貢献を目指し、本店ビルにはコミュニティ活性化に向けた皆さまとの交流・共創の拠点、皆さまの安心・安全な暮らしを支える拠点としての機能を備えています。
地域の未来を担う子どもたちの健全な成長は、地域社会・経済の活性化に不可欠と考え、10年以上に亘り、金融リテラシー向上に向けた金融教室、職業観を育むキャリアセミナー、豊かな心に繋がるコンサートや演劇鑑賞会などを開催しています。
子ども向け金融教室では、お金の役割・大切さを伝えるとともに郷土愛を育むようなカリキュラムを取り入れています。これまでに、羽生市の伝統産業「藍染」や春日部市の伝統文化「大凧」などとコラボしたワークショップを開催しました。また、子育て支援を行うNPO法人主催の地域イベントに参加し、親子でお金や銀行について学べるブースを出展するなど、地域の金融経済リテラシー向上に資する取組みを拡充しています。
▲ワークショップ(藍染体験)の様子
▲地域イベントにブースを出展
地域の子どもたちの健やかな成長を支援するため、未使用食品を持ち寄り埼玉県内の子ども食堂に寄贈する「フードドライブ運動」を行っています。このほか、埼玉県やNPO法人等と連携し、参加者がデータとテクノロジーを活用した子ども食堂支援のアイデアを出し合うイベント「子ども食堂オープンデータ アイデアソン&ハッカソン」を開催しました。
また、当行100%出資の地域商社「むさしの未来パートナーズ」では、クラウドファンディングを活用し、地元企業が子ども食堂支援を行うための社会課題解決型プロジェクトを取扱いました。
▲フードドライブ贈呈式を行いました
埼玉県や支援団体等と連携し、ヤングケアラーの積極的な支援に取組んでいます。ヤングケアラー同士の交流会や支援者向けの講習会を開催し、地域社会が一体となった支援の輪の拡大を図っています。
▲ヤングケアラー同士の交流会
毎年10月から12月にかけて助成金給付先を募集しています。その後、学識経験者で構成された運営委員会を開催し、厳正なる審査を経て、助成先・助成金額が決まります。また、助成金贈呈式を開催し、助成先の皆さま同士の情報交換や懇親の場をご提供しています。
本店2階の地域創生スペース「M’s SQUARE」では、展示会やセミナーを開催するエリアや、マルチディスプレイで埼玉の魅力を発信するエリア、地元スポーツチームの応援エリア、コワーキングスペースやカフェエリアなどを設け、地域の皆さまに開かれた場所になっています。
また、本店ビルは、大規模災害時に帰宅困難者200名の一時滞在施設として提供されます。さいたま市と「災害時における帰宅困難者の受入れに関する協定」を締結し、地域への周知を図っています。
小学生や中学生向けの職場見学や金融教室、高校生向けのキャリアセミナーの開催のほか、県内の小学校を会場としたヴァイオリンコンサートや劇団四季の埼玉公演の応援などを行っており、毎年多くの子どもたちが参加しています。
▲小学生向け金融教室
▲ヴァイオリンコンサート
基金創設後30年以上が経過し、県内に広く本基金および助成団体の活動が浸透・認知されており、毎年多くの団体から応募をいただいています。これまでの助成実績は延べ364団体、金額にして8,236万円となっており、助成金の給付を通じて、地元埼玉県の美しく住み良い環境づくりに貢献しています。
地域創生スペース「M’s SQUARE」では、埼玉県と連携した「SDGsパネル展」や地域活性化をテーマとしたセミナー等を開催しており、コワーキングスペースやカフェも連日賑わいを見せています。また、大規模災害時における帰宅困難者受入についても認知が進んでおり、安全・安心なまちづくりへの貢献が図られています。
▲M’s SQUAREで開催した「SDGsパネル展」
子ども向け金融教室の参加者はこれまでに約1,000人となりました。子どもだけでなく家族で“お金の大切さ”を学んでいただくことで、地域における金融リテラシー向上に結びついています。また、ヴァイオリンコンサートの開催も60回を超える等、多くの子どもたちが文化・芸術の素晴らしさに触れる機会を提供し、健やかな心を育んでいただく一助になっております。
このほか、当行では、2019年に制定した「武蔵野銀行SDGs宣言」のもと、「全ての人々が自分らしく、健康で幸福に生活できる」地域社会づくりに向け、CSR・社会貢献に対する役職員の意識醸成や具体的な取組みの機会創出に注力しています。
生物多様性の維持向上に向けた社会的要請は今後も一層高まっていくことが見込まれております。当行においても生物多様性への取組みを強化していく方針ですが、本基金はそのシンボルとして、これまで以上の認知・浸透・活用を目指していく所存です。今後も、埼玉県をはじめとした自治体や環境活動を行う皆さまと連携し取組んでまいります。
「M’s SQUARE」では地域社会および経済の活性化に繋がる展示会やセミナー等、様々な取組みを展開していく予定です。特に、コワーキング機能を高め、起業を目指す方々やスタートアップ企業が集まり、新たなアイデアやビジネスチャンスが創出される場となっていくことを目指していきます。
学校での金融教育の必修化や成人年齢引き下げ、資産所得増加への国家レベルの取組強化等により、金融リテラシー向上に向け、専門家としての金融機関への期待が高まっています。当行では、あらゆる世代に向けた金融経済教育の充実を図るべく、新たなコンテンツの作成・提供や、担い手となる行員一人ひとりの養成などに注力してまいります。また、文化・芸術振興の取組みも更なる充実を目指してまいります。
武蔵野銀行では、創業以来の「地域共存」「顧客尊重」という経営理念のもと、全てのステークスホルダーの皆さまとともに持続可能な地域経済・社会の実現に向け取組んでいます。
銀行の本業を通じた貢献はもちろんのことですが、いち企業市民として、CSR・社会貢献活動への取組みが、自然環境の保全や地域コミュニティの活性化、子どもたちの明るい未来へと繫がり、埼玉県の成長の好循環を形成していくものと思います。これからも地域の課題に対して積極的に取組んでまいります。
総合企画部 広報・CSRグループ グループ長 小池 淳一
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