With You さいたま > 講座・イベント > 講座終了報告 > 令和8年度 > 男女共同参画週間講演会 「AI倫理とジェンダー~テクノロジーが生む見えない差別」
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掲載日:2026年8月8日
| 日時 |
令和8年7月25日 (土曜日)13時30分から15時30分まで |
|---|---|
| 場所 | 当センターセミナー室 |
| 参加者 |
会場 73人 |
メディアとテクノロジー環境の大きな転換点に生きる私たちに、生成AIの仕組みと活用例を最初にお話しいただきました。
次に、「AIは客観的で中立的なのか?」について、AIでバイアスが生成される要因を説明いただきました。
アルゴリズムによる予測とレコメンド機能は、一人ひとりに関心のある情報だけを届け、似た意見や価値観だけを集めた空間を形成します。その結果、異なる情報や意見に接触する機会を減らし、私たちの「見る世界」を偏らせ、バイアスを増幅させていく可能性があることを示唆していただきました。
最後に、AIと共生する社会において、「批判的に読み解く力(クリティカル・リテラシー)」の重要性を強調されました。
AIは、人間社会を映し出す鏡であり、私たちが多様な価値観に触れ「新しい視点」を生む努力することが、AIと共に生きる未来を決めるというお話が印象的でした。ヘイトや対立が助長され、分断が拡大される昨今の社会情勢について深く考えさせられる御講演でした。
博士(政治学)
専門分野はメディア文化論、ジェンダー研究、カルチュラル・スタディーズ
第三波以降のフェミニズムやポピュラー・フェミニズムの観点から、メディア文化における女性たちの実践について調査と研究を進めている。
著書『メディア文化とジェンダーの政治学~第三波フェミニズムの視点から』『出来事から学ぶカルチュラル・スタティーズ』『私たちの「戦う姫、働く少女」』『ガールズ・メディア・スタディーズ』他多数
※フィルターバブルとは 検索や推薦などのパーソナライゼーションによって、接触する情報が偏る可能性があること
※エコーチェンバーとは 似た意見を持つ人々の集団内で、同じ意見が反復強化される現象のこと
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