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2022年2月24日(木曜日)

【スポーツで埼玉を元気にする!】マラソン 川内優輝選手 ①

川内優輝選手

川内優輝選手は、埼玉県久喜市出身であり、埼玉県職員時代は「最強市民ランナー」として名を馳せました。
現在は埼玉県庁を退職し、あいおいニッセイ同和損害保険と所属契約を結び、プロランナーとして御活躍されています。
2021年には、フルマラソンの自己ベストを更新する「2時間7分27秒」を記録しており、今後の活躍も非常に期待されます。
また、埼玉県庁を退職された後も「埼玉マラソングランドスラム」のアドバイザーとして、埼玉県内のマラソン大会やスポーツ全般に係る振興・普及に御協力いただいております。
そんな川内選手の意外な一面に迫りました。

川内選手のインタビュー記事を2部構成でお届けします。ぜひ御覧ください。

1 好きなこと等

2 積み重ねるということ(令和4年3月3日公開)

 

 

好きなこと等

走るようになったきっかけ

川内選手1両親に勧められたというか、強制的にやらされたことがきっかけです。

人によっては、オリンピックや競技選手への憧れから走ることを始める方も多いかと思います。

しかし、始めたての頃の私にそのような高い目標はなく、「勉強しなさい」や「宿題をやりなさい」と同じ勢いで嫌々走らされていました。

雨の日は練習が休みなので、雨が降るととても嬉しかったですし、大会前は緊張からお腹が痛くなったりして、走ることに対してとてもネガティブでした。

ただ、継続していくうちにその意識も変わり、今では始めた当初の感覚とは真逆の「走ることで生きていこう」と考えるくらい走ることがとても大好きになりました。

こうした経験から、苦手なことも継続することにより「得意」や「好き」なことにできるのかなと感じています。

 

リフレッシュ方法は?

私は温泉がすごく好きなので、公務員として働いているときからよく温泉に行っています。

サウナや温泉、水風呂に繰り返し入る交代浴をすることにより、心身ともにリラックス・リフレッシュすることができています。

 

好きな温泉は?

温泉草津温泉ですとか那須温泉のような、にごり湯と言われる温泉がとても好きです。

ただ、にごり湯の少ない埼玉県内にもすごくいい温泉が多いです。

私が以前住んでいた久喜市では、県内で一番温度が高いと言われる温泉にすごくお世話になっていましたし、他の温泉施設にある高濃度炭酸風呂もすごくリラックスできます。

現在住んでいる和光市の温泉施設には「黒湯」と呼ばれる東京都近辺でしか出ないすごく珍しい温泉があります。

「埼玉県ってそんなにたくさん温泉があるの?」「秩父にしかないんじゃないの?」と思われる方も多いかと思いますが、意外と天然温泉が多く日々の疲れを癒せる場所があります。

 

○マラソン以外の楽しみは

マラソン以外ですと、私は旅行がとても好きなので、レースが終わった翌日などにカメラを持って観光名所をランニングしたりしています。

そうすると、なかなか車では気付かないことに気付いたり、歩くとすごく時間がかかってしまうところを2分の1、3分の1の時間で回れるので、とても充実した旅行ができます。

そして、たくさんの観光名所を巡ってから、ホテルのおいしい朝食バイキングを食べるのが私の一番の楽しみです。

 

○好きな食べ物は?

私は結構甘いもの好きで、ティラミスがとても好きです。

レアチーズケーキやシュークリームなど色々好きなものはあるんですが、妻の趣味がお菓子作りということもあり、結果が良かった時や大きな試合後などに時々ティラミスを作ってくれるので、そのティラミスを食べることがすごく嬉しくて楽しいです。

 

○得意な科目は?

勉強私が得意な科目は政治経済です。

高校生時代の陸上部の顧問が政治経済の先生ということもあり、徹底的に政治経済を勉強しました。

中学生の頃まではそこまで政治経済に強いわけではなかったのですが、小学5年生の頃から毎日新聞を読んでいたこともあり、高校生の時に一気に開花しました。

高校3年時に受験した進研模試でも全国5位、偏差値94を取ることができるくらい政治経済が好きで、大学時代に在籍した政治学科でも、選挙結果や首相動静などの分析をやっていました。

マラソンと同じように、「継続していけば何かを掴める」というところが政治経済を好きになったきっかけです。

 

○苦手な科目は?

苦手な科目は英語です。

中学・高校生時代は試験だけ頑張ればいいと思っていたので、テスト前だけしか勉強していませんでした。

いったん頭には入るのでテストではそこそこ点が取れるのですが、すぐ頭から抜けてしまい模擬試験ではあまり良い点数が取れませんでした。

そもそも陸上競技で日本代表や世界を飛び回る選手になることを想像していなかったので、色々な場所に行ってみたいけど海外に出ることはないだろうという、一種の諦めの境地に至っていたことも勉強に身が入らなかった原因の一つでした。

しかし、2011年に日本代表になってからは、海外のレースに数多く参加するようになり、改めて英語の必要性を実感しました。

海外でのレースで英語に触れることにより少しずつ、以前よりは理解・伝達ができるようになったかと思いますが、学生時代にもっとしっかり勉強しておけばよかったなと感じています。

最近はやむを得ずスマートフォンのゲームで英語の勉強をしています。

 

 

→ 2 積み重ねるということ に続きます。(令和4年3月3日公開)