メタバース空間を活用した不登校児童生徒への支援を開始しました！

埼玉県教育委員会では、公立小中学校における不登校児童生徒等の学びの保障のため、メタバース空間上に新たな居場所・学びの場を構築し、学習・相談支援を本格的に開始しました。

1  事業の概要

(1) メタバース空間を活用した支援の特徴

• メタバースとは、インターネット上に設けた仮想空間であり、この事業では、この空間に児童生徒が過ごす様々なフロアを設けます。

• 参加する児童生徒は、体調など自分自身の状況に合わせて、開設時間に自由にアクセスし、コミュニケーションを取ったり、オンライン学習や個別学習などに取り組むことができます。

(2) 想定している主な利用者

• これまでの既存の取組では、支援が届きにくかった児童生徒

     （例えば、対面でのコミュニケーションへの不安のある児童生徒や、自宅からの距離が遠く地元の教育支援センターへ通うことが難しい児童生徒）

(3) 運営主体

• 県と本事業に参加する市町村の共同運営

(4) 事業開始時期

• 令和7年9月から（南部フロアについては10月から）

(5) フロアの構成

• 市町村が学習支援等を行う市町村フロアと県が相談・体験学習を行う県共通フロアで構成

2  市町村フロアでの学びの保障に向けた支援

• 市町村が持ち回りで講義形式によるオンラインでの学習支援を実施

• 児童生徒に対して、個別学習による学習支援を実施

• オンライン支援員等による日常のコミュニケーションを通した居場所の創出

3  県共通フロアでの相談支援・体験学習の実施

• スクールカウンセラー・スクールソーシャルワーカーを配置し、相談を実施

• 市町村単独では実施が難しい体験学習を県立博物館・美術館、民間企業、大学、他都道府県、県警などと連携してオンラインで開催

4  参加市町村の状況

• 現在、35市町が参加

 

 

 

 

5  事業の詳細

• 事業の詳細について、県生徒指導課ホームページ（以下URL）に掲載しています。

       https://www.pref.saitama.lg.jp/f2209/metaba.html

報道発表資料（ダウンロードファイル）

• メタバース空間を活用した不登校児童生徒への支援を開始しました！（PDF：222KB）

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