埼玉県議会 県議会トップ画像

ここから本文です。

ページ番号:167444

掲載日:2022年10月26日

令和元年10月臨時会 「環境農林委員長報告」

委員長   飯塚   俊彦

環境農林委員会における審査経過の概要について、御報告申し上げます。
本委員会に付託されました案件は、議案2件であります。
以下、これらの議案に関して行われた主な論議について申し上げます。
まず、第101号議案について、「豚コレラ緊急対策事業費に関して、ワクチン接種で豚コレラが封じ込められるのか」との質疑に対し、「ワクチン接種後は、6か月毎に抗体検査を実施し、ワクチン効果の定期的な確認を行う。抗体の上昇が十分でない豚が確認された場合には、追加接種を実施する。そのため、基本的には新たな発生はないものと考える」との答弁がありました。
また、「ワクチン接種は都道府県ごとに実施していくが、群馬県と連携し、県境から実施すれば、お互いに感染するおそれがなくなると考えるがどうか」との質疑に対し、「群馬県では県境の藤岡市などから接種し、北に広げていくと聞いている。今後も群馬県と常に情報交換し対策を進めていく」との答弁がありました。
さらに、「台風19号被害に係る農業用機械等に対する補助に関して、今年度、本委員会で視察した平成30年7月豪雨被害にあった岡山県倉敷市では、国、県、市を合わせた補助割合が9割だったとのことだが、本県はどのくらいの補助割合を検討しているのか」との質疑に対し、「今回の台風19号では、国が3割の補助である。県と市町村の負担割合については、今後検討していく」との答弁がありました。
次に、第102号議案について、「豚コレラワクチンの注射手数料に関して、1頭320円という額は、養豚農家にとって過大な負担とならないか」との質疑に対し、「初回接種に係る手数料を免除することで、養豚農家の負担を軽減する予定である。例えば、県内平均である1千頭の養豚農家では、初回接種に必要な手数料32万円を免除することになる。2回目以降は生まれてくる子豚が接種の中心なので、月平均5万円の農家負担になる」との答弁がありました。
以上のような審査経過を踏まえ、本委員会に付託されました議案2件について採決いたしましたところ、いずれも総員をもって、原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。
以上をもちまして、本委員会の報告を終わります。

お問い合わせ

議会事務局 議事課 委員会担当

郵便番号330-9301 埼玉県さいたま市浦和区高砂三丁目15番1号 議事堂1階

ファックス:048-830-4922

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください

このページの情報は役に立ちましたか?

このページの情報は見つけやすかったですか?