大久保浄水場浄水での水質基準値を超える臭素酸の検出について（第2報）

県営の大久保浄水場（さいたま市）の浄水において、臭素酸が水道法に定める水質基準値（0.01 mg/L以下）を超える濃度で検出されましたが、現在、大久保浄水場から市町等に送り出している水は水質基準値未満で推移しており、安全であることを確認しています。

1 大久保浄水場での臭素酸の測定状況

現在、大久保浄水場の原水及び浄水は水質基準値未満で推移しています。

大久保浄水場の臭素酸測定結果

採水日時	原水	中央系浄水	西部系浄水
12月16日  18時00分	0.008	0.017	0.019
12月16日  21時00分	0.006	0.013	0.016
12月17日   0時00分	0.006	0.010	0.012
12月17日   3時00分	0.006	0.009	0.009
12月17日   6時00分	0.006	0.004	0.009
12月17日   9時00分	0.005	0.007	0.008
12月17日  12時00分	0.003	0.006	0.006
12月17日  15時00分	0.002	0.005	0.006
12月17日  18時00分	0.001	0.005	0.005
12月17日  21時00分	不検出	0.004	0.004
12月18日   0時00分	不検出	0.003	0.003
12月18日   3時00分	不検出	0.002	0.002
12月18日   6時00分	不検出	0.001	0.002
12月18日   9時00分	不検出	不検出	0.001
12月18日  12時00分	不検出	不検出	不検出
12月18日  18時00分	不検出	不検出	不検出
12月19日    0時00分	不検出	不検出	不検出
12月19日    6時00分	不検出	不検出	不検出
12月19日  12時00分	不検出	不検出	不検出

• 原水は浄水場に入る水（河川水）、浄水は原水を浄水処理して市町等に送り出している水となります
• 浄水処理にかかる時間（原水→浄水）は約8時間です
• 大久保浄水場は、中央系、西部系の2つの系統で浄水処理を行なっています
• 定量下限値（0.001 mg/L）未満は不検出と表記しています

2 対応状況

大久保浄水場の原水及び浄水については、1日4回の測定を継続し、測定結果は市町等の水道事業者と共有するとともに、水道管理課のホームページで公表しています。

水道管理課ホームページ「大久保浄水場における臭素酸の測定結果について」

また、原因特定のために上流河川の調査を行っています。

大久保浄水場の送水エリアを縮小していましたが、臭素酸が不検出となりましたので、現在は通常の送水エリアに戻しています。

 

報道発表資料

• 大久保浄水場浄水での水質基準値を超える臭素酸の検出について（第2報）（PDF：152KB）

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