職員からのメッセージ（化学職）

新三郷浄水場  和田歩美 技師（化学職）

安全安心な水を供給するべく、大雨や生物の繁殖などの自然に左右されやすいトラブルをワンチームで乗り越える達成感。
仕事も趣味も大事にして、様々なことに興味を持ちながら幅広く経験していきたい。

年月	所属
平成31年4月採用	大久保浄水場（水質担当）
令和4年4月	新三郷浄水場（水質担当）

 

 

 

インタビュー

Q. 現在の仕事の具体的な内容とやりがいを教えてください。

新三郷浄水場では、江戸川から取水した水を処理して水道水にし、各市町へ供給しています。
私の所属する水質部は、河川水、処理過程水、そして出来上がった水道水の分析や検査をし、正常に処理が行われているか毎日確認しています。
また、水質検査だけでなく、工事や委託業務の設計と発注、監督業務も行っています。
水道水は誰しもが毎日利用するものであり、重要なライフラインの一つなので、とても責任のある仕事だと感じています。

Q. 職場の雰囲気を教えてください。

ただ仕事を教わるだけでなく、家庭や育児のことなどを相談できる先輩も多いので助かっています。
また、お菓子やお土産などを頂くこともあり、いつもリラックスして仕事ができています。

Q. ある日の1日のタイムスケジュールについて教えてください。

時刻	スケジュール
8時10分	出勤
8時30分	担当ミーティング、メールチェック等
9時00分	水処理確認、巡視
10時00分	水質試験
11時00分	事務処理
12時00分	昼食、昼寝または音楽を聴く
13時00分	水処理確認、水質試験
14時00分	受託業者との打合せ
15時00分	報告書書作成
16時45分	夜勤者へ引継
17時15分	退庁

Q. 今までの仕事で印象に残っていること、大変だったこと、嬉しかったことについて教えてください

突発的なトラブルへの対応に苦労しました。河川の水を処理して水道水にしているので、台風による大雨や生物の繁殖など自然に左右されることが多いです。また、河川へ薬品が流出するなどの水質事故も、水処理業務に影響を及ぼします。
安全安心な水を供給するべく、職員一丸となってトラブル対応を行い、水質基準を守ることができたときは大きな達成感がありました。

Q. 埼玉県職員を志望した理由や、埼玉県職員になってよかったと思うことを教えてください。

生まれ育った埼玉県で仕事がしたいと思ったことが一番の理由です。
水道は誰しもが利用するため、緊張感のある仕事ですが、人のためになれていることに喜びを感じます。
また、大学から続けている趣味の時間も大切にしたかったため、土日祝日が休みであり、大きな異動がないことも埼玉県を志望した理由です。

Q. 県の職員として、今後チャレンジしたい事やどのような職員になりたいかを教えてください。

水質部に所属していますが、工事の設計もするため、電気や計装の知識も必要になります。浄水場には水質部の他に、技術部や工務部の職員がいるので、教えてもらいながら、さらに知識をつけていきたいと思います。
また、私の職種は化学職なので、浄水場の他にも環境部や下水道局等へ異動することもあります。様々なことに興味を持ちながら幅広く経験していきたいと思います。

Q. 休日や余暇の過ごし方（スポーツや趣味など）を教えてください。

休日は時間の大半を趣味に費やしています。土日はマーチングバンドでトランペットを吹き、大会に向けて練習をしています。
水曜日は、ノー残業デーということもあり、退勤後に書道のお稽古に通っています。
また、夫と一緒に音楽鑑賞やお酒を飲む時間も楽しみの一つになっています。

Q. 受験するにあたってのアドバイスがあれば教えてください。

私は公務員試験と並行して民間企業も受けていたので、本番の緊張感は民間企業の面接で慣れるようにしました。面接は、自分のやってきたことに自信をもって発言できるかがカギになってくると思います。
試験勉強を始めたのは大学3年の夏で、オンラインで授業を受け、後はひたすら過去問を解いていました。
周りの友人が就活を終わらせていく中、長い戦いになりますが、焦らず努力を続けることが大切です。

Q. 埼玉県を目指す方（受験希望者）へメッセージをお願いします。

自分のなりたい姿を想像しながら、最後まで諦めずに頑張ってください。
一緒に働けることを楽しみにしています。