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掲載日:2022年11月1日
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水質検査技術は日進月歩!
安全な水を届けるため、化学職として分析や研究、水質管理など現場仕事に励んでいます!
水質管理センター(化学職)竹内謙太郎さん(平成26年4月採用)
年月 | 所属 |
平成26年4月採用 | 水質管理センター(監視・支援担当) |
平成29年4月 | 環境部大気環境課(企画・監視担当) |
令和2年4月 | 新三郷浄水場(水質担当) |
令和4年4月 | 水質管理センター(検査担当) |
企業局の浄水場では、河川水から水道水を作っています。水質管理センターでは、その河川水と水道水の水質検査をしています。
河川水の水質は季節や降雨などにより日々変化しており、ときには有害物質や油の流出事故もあります。河川水の変化・異常や水道水の安全性を継続して確認していくことで浄水場の水質管理に役立て、県民に安全な水道水を供給できる一端を担えることにやりがいを感じます。また、その供給している水道水の安全性を自分の手で確認することができるというのもやりがいのひとつです。
他にも水質管理センターでは、より良い水質を追求するための水質管理や水処理に関する調査・研究業務なども行っています。
穏やかで何でも話しやすいアットホームな職場です。
職場の全員が化学職であり、豊富な知識を持っている方ばかりなので、わからないことがあった際も上司や同僚に遠慮なく何でも聞くことができます。
時刻 | スケジュール |
8時15分 | 出勤 |
8時30分 | 朝礼、1日のスケジュール確認、メールチェック等 |
9時00分 | 検査の準備開始(検査用試薬類の調製、分析機器の立ち上げなど) |
12時00分 | 昼食 |
13時00分 | 検体の前処理開始(フィルターろ過、pH調整など) |
15時00分 | 分析機器による検査開始 |
16時00分 | 事務室で事務処理 |
17時15分 | 退庁(翌日は検査結果の解析等) |
印象に残っていることは、学会で事例発表をしたことです。最初に配属された水質管理センター 監視・支援担当で、かび臭(川の水のにおい)の問題が発生し、関係機関と共同で調査を実施しました。その結果、かび臭を作り出す微生物を特定、繁殖している範囲なども把握することができました。そして、その後の監視地点の選定や浄水場の水質管理にも寄与することができました。これらの成果を学会で発表したのですが、この発表を通して他の自治体の関係者といろいろな話ができたこと、また大学で学んだ知識を生かせたこともあり、嬉しかったです。
地元である埼玉県に貢献したいと思い、志望しました。民間や他の官庁も受けましたが、就職活動をする中でこの気持ちがより一層強くなりました。
日々の検査結果に問題がなく、安全な水道水が送れていることがわかったときや、近年では新型コロナ感染症対策に係る応援業務などもあり、少しでも人の役にたったのではないかと実感できたときに職員になってよかったと思います。
水質検査技術は日々進化しており、それに遅れず知識も日々高めていき、自分でも検査方法の改善などができるようになりたいです。
また、浄水場の知識も深め、得られた検査結果から様々なことを総合的に判断・評価できる職員になっていきたいです。
プロ野球観戦が好きなので、よく球場で観戦しています。
また、アニメやゲームも好きなので、家でゆっくり楽しんだり、好きな作品関連のイベントやライブに行くなどしています。
自分は農学部ということもあり、化学職の専門試験で得点を十分に取れるとは考えていなかったので、教養試験の試験対策にも力を入れました。専門試験・教養試験ともに問題集を購入し、繰り返し勉強しました。
面接対策では、大学の就職支援課に模擬面接をお願いしたり、面接カードを見てもらったりしました。また、知り合いが埼玉県庁に入庁していたこともあり、面接の雰囲気などを聞いたりもしました。
公務員というとずっとパソコンの前で事務処理をやっているイメージがありますが、埼玉県企業局の化学職は分析や研究、浄水場での水質管理など現場仕事も経験することができます。フレッシュな皆さんと一緒に働ける日を楽しみにしています!