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掲載日:2024年5月1日
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安全・安心な埼玉県営水道の礎となる施設・管路の整備は待ったなし!
多くの工事で経験を培い、「水道のプロフェッショナル」を目指しています!
水道整備事務所鴻巣支所(総合土木職)栗原杏奈さん(平成31年4月採用)
年月 | 所属 |
平成31年4月採用 | 行田浄水場(工務担当) |
令和4年4月 | 水道整備事務所鴻巣支所(浄水場・送水施設担当) |
水道整備事務所では水道施設や送水管の整備、また老朽化した施設の更新や耐震化などを行っています。所属する担当では埼玉県内にある5つの県営浄水場のうち、行田浄水場及び吉見浄水場の水道施設整備や吉見浄水場を起点とした送水管の整備を行っています。
私が主に担当している業務は、大規模地震が発生した場合でも水道水を安定して供給できるようにするための水道施設の耐震化に関する業務です。行田浄水場での勤務経験を活かし、現所属に配属されてから行田浄水場内の入口に位置する水道施設(着水井※)の耐震化工事の担当監督員として工事の設計積算や発注業務、また監督業務を行っています。
工事は中盤に差し掛かり、近接する関連工事との調整や現場で生じた不整合に対する速やかな対応、また工事現場の安全管理に留意しながら、工事受注者や行田浄水場など関係者と密に調整して令和6年度中の工事完成に向けて対応しています。企業局内でも大規模の工事を複数件担当していることに使命感を感じ、また設計した図面に基づき少しずつ現場が出来上がっていくことに達成感を感じています。
※着水井:河川から採取した水を、浄水場内で最初に貯留させるための水槽
現在所属している水道整備事務所鴻巣支所は、職員総数16名の小規模な職場です。
職員間の距離が近く、業務上の懸案事項なども上司や同僚に気軽に相談できる環境と感じています。
時刻 | スケジュール |
8時20分 | 出勤 |
8時30分 | 朝礼・1日のスケジュール確認 |
9時00分 | 現場立会いのため浄水場へ移動 |
9時30分 | 現場立会い(施工状況・使用材料の確認) |
10時00分 | 受注者と打合せ |
11時00分 | 帰所・受注者から提出された工事書類の確認 |
12時00分 | 昼食休憩 |
13時00分 | 設計変更に関する資料作成、設計変更に関する相談 |
14時00分 | 設計変更の文書起案 |
17時00分 | 1日の振り返り、翌日のスケジュール確認 |
17時30分 | 退庁 |
現在担当している行田浄水場着水井耐震化に係る配管工事の設計積算事務では、様々な作業項目を含んでいるほか、多くの材料を使用するため、設計書の構成が多くなり、大変苦労しました。
滞りなく対応できるか、無事に工事を発注できるか不安でしたが、上司や先輩の協力や懇切な指導を受けながら、数百ページに上る設計書を完成させることができました。無事に工事の契約に至った時はとても安堵したことを覚えています。
生まれも育ちも埼玉県であったことから、埼玉県で仕事を通じて貢献したいと思い、入庁しました。比較的大規模な事業に携われることや、県民の皆さまの生活を支える礎となる業務に携われるため、やりがいを感じます。また、人事異動により数年ごとに所属が変わりますが、引越しを伴う転勤が基本的にないということも魅力の一つであると思います。
入庁以来、縁あって企業局に配属となり、以降現在まで水道関係の業務にやりがいを感じながら携っています。
今後も水道関連の様々な業務に携わりながら知識を深め、「水道のプロフェッショナル」といわれる人材になりたいです。
休日は翌週のお弁当や夕食のおかずを作り置きしています。もともと食べることが好きだったことから料理も好きで、週末の料理でリフレッシュしています。
教養試験(※)と専門試験の筆記試験対策として、公務員試験対策のテキストを購入して繰り返し学習し、知識を身につけました。
また、面接試験対策として、埼玉県が重点的に取り組んでいる事業等を調べ、入庁後に携わりたい業務を具体的に伝えられるように準備しました。
※令和6年度から、上級・初級試験の専門職試験における教養試験は廃止されています。
水道分野に限らず、土木職員が携わる業務は県民の皆さまの生活を支える礎となるやりがいのある仕事です。また、業務を通じて自身の専門知識を活用・再確認するとともに、様々な分野の知識を得られ、成長が実感できます。
社会基盤の整備を通じ、日本一暮らしやすい埼玉を目指して、埼玉県職員として一緒に働きましょう!