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ページ番号:3681
掲載日:2023年12月28日
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実習風景 |
実習名 |
実習内容 |
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1 |
しわ・たるみが多いシーツは見た目が悪いだけでなく利用者が褥瘡(じょくそう:床ずれ)を作る原因になります。また、誤った手技でベッドメイキングを行うと手に傷を作ることがあります。安全な手技でしわ・たるみのない、くずれにくいシーツを作る技術を習得します。 |
2 |
利用者役になって車いすに乗ってみると訓練生が安全だと感じている移動スピードが利用者にとって速さや怖さを感じるスピードであることに気付きます。 利用が安全で安心できる移動スピードや振動を与えない移送技術、坂道や段差を乗り越える技術を習得します。 |
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3 |
視覚障害を持つ利用者に的確に情報を伝え、安全に目的の場所まで誘導する技術を学びます。視覚障害者の歩行介助演習を行うことで、視覚障害を持つ利用者の不安や安心できる誘導、声掛けについて学びます。 |
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4 |
麻痺などにより自分で食事を食べられない利用者に食事を食べさせる技術、自立のための援助方法を学びます。食事介助は単に食べ物を口に運べばよいのではなく、嚥下(えんげ:飲み込み)に障害がある利用者が窒息、誤嚥(ごえん:食べ物などが誤って空気の通り道に入ってしまう状態)に注意しながら、安全に食事が行える技術を習得します。 |
5 |
身体の麻痺や拘縮が強く、立位や座位の保持が困難な利用者に安全に入浴サービスを提供するための技術を習得します。 演習では、単に洗髪、体を洗う技術、特殊浴槽の機械操作を学ぶだけでなく、溺水や転倒などの事故を起こさない入浴介助方法、入浴介助中の職員間の連携について学びます。 |
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6 |
訪問介護の現場(ホームヘルプサービス)では、利用者の家で食事の調理を行うことがあります。 高齢者に食べやすい食事や利用者の持つ疾患により、塩分制限食、カリウム制限食、カロリー制限食などを考慮した調理方法を学びます。 |
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7 |
特別養護老人ホーム、通所介護施設、訪問介護施設で行われる実習では、施設職員に指導を受けながら、実際に食事介助、排泄介助、入浴介助を行います。 施設実習で介護体験を行うことで、訓練生がどのような施設で働きたいかを考える機会となり、就職活動の参考になっています。 |
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8 |
実務者研修修了、介護福祉士国家試験の受験には、医療的ケア(喀痰吸引法:口や鼻の穴から痰をとる、経管栄養法:鼻から胃まで入れられたチューブを使って栄養剤を入れる)の技術の習得が必須となっています。 人体の構造、感染防止対策などを含め安全に医療的ケアを実施できる知識・技術を習得します。 |
9 |
救急救命の場面では、1分、1秒が利用者の生命予後に影響を及ぼします。施設や身の回りで起こる不測の事態に備え、救急蘇生法(心臓マッサージ、人工呼吸)、AED(自動体外式除細動器)の使用に関する知識、技術を習得します。 |
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