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発表日:2026年6月8日11時

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県政ニュース 報道発表資料

サクラ等の外来害虫クビアカツヤカミキリによる 被害拡大 -12市町で初確認、被害は1,391か所に増加-

部局名:環境部
課所名:環境科学国際センター
担当名:生物多様性センター
担当者名:三輪、牧、中山

直通電話番号:0480-73-8361
Email:g7383318@pref.saitama.lg.jp

環境科学国際センターでは、外来害虫“クビアカツヤカミキリ”からサクラ等を守るため、平成30年度から、「クビアカツヤカミキリ発見大調査」を実施し、県内の被害状況を把握しています。

このたび、令和7年度の調査結果がまとまり、令和6年度よりさらに被害が拡大しました。

1 「クビアカツヤカミキリ発見大調査2025」の結果概要

県内では、63市町村のうち、56市町村の1,391か所で被害(成虫のみの確認を含む)が確認されました(表1)。

令和6年度の44市町村から新たに12市町増え、被害箇所数は931か所から1,391か所へと約1.5倍に増加しました(表1、図1)。

令和7年度に新たに被害報告があった自治体(8市4町)

所沢市、飯能市、狭山市、朝霞市、新座市、富士見市、鶴ヶ島市、日高市、毛呂山町、横瀬町、皆野町、小鹿野町

「クビアカツヤカミキリ情報」サイト

クビアカツヤカミキリに関する基礎的な情報や資料用画像の他、県内の被害発生地域に関する情報(クビアカツヤカミキリ調査地点マップ)や被害防止の手引を公開しています。

URL: https://www.pref.saitama.lg.jp/cess/center/kubiaka.html

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表1 被害発生市町村と被害箇所数

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図1 令和7年度までのクビアカツヤカミキリによる被害地域

  • 色付きのメッシュは、被害(成虫のみの確認を含む)が発生した地点を含むメッシュ(1km×1km)
  • オレンジのメッシュは令和6年度以前に被害が発生した地点を含むメッシュ
  • 赤のメッシュは令和7年度に被害が発生した地点を含むメッシュ

2 調査方法

クビアカツヤカミキリの成虫(写真1)が発生し、被害が多くなる6月から、県内の公園や川岸、学校などに植えられたサクラを対象に、成虫の発生やフラス(木くずとフンが混ざったもの、写真2)の排出状況など被害の有無をスマートフォンや電子メールなどで、あるいは市町村を通して環境科学国際センターに報告していただきました。令和7年度は、被害がない旨の報告を含め57市町村、1,483か所から報告を頂きました。

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写真1 クビアカツヤカミキリ(オス)

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写真2 サクラの根元に堆積したフラス

3 今後の取組

1) 効果的な防除対策を進めるため、県民参加による「クビアカツヤカミキリ発見大調査」を継続し、市町村とともに、県内全域における被害状況の把握に努めます。

2) 対策技術の普及啓発を図るため、被害防止に関する研修会や出前講座を積極的に行います。

参考

クビアカツヤカミキリについて
  • 平成30年1月に、特定外来生物に指定された。
  • 自然分布は、中国、モンゴル、朝鮮半島、ベトナムなど。
  • 幼虫の活動期は春から秋で、この間にフラスを排出する。
  • 幼虫は、サクラなどのバラ科樹木の生木を食べ、木の内部で2~3年かけて成長し、蛹(さなぎ)になる。
  • 蛹は6月から8月に成虫となり、樹体の成虫脱出孔から樹体外に出る。
  • メスの成虫は木の樹皮の割れ目に産卵し、卵を1,000個近く産むこともある。
  • 成虫の寿命は、野外では1か月程度で、成虫で越冬はしない。

報道発表資料(ダウンロードファイル)

 

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