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掲載日:2023年7月10日
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クビアカツヤカミキリやそのフラスは、春先から夏にかけて多く見受けられます。
東部環境管理事務所管内の羽生市、行田市、加須市で、平成29(2017)年にクビアカツヤカミキリの侵入・被害が確認され、拡散しています。
クビアカツヤカミキリは、サクラなどに寄生し、樹木を衰弱させ、枯死させる危険性のある特定外来生物です。
このカミキリを確認したときは、速やかに捕殺し、捕殺場所を管轄する市町村環境主管課へ情報提供をお願いします。
●体長 約2.5から4センチメートル(オスは小さな個体もある)
●特徴 全体的に光沢のある黒色で、胸部(首部)が赤色になっている
●生態 幼虫は樹木内部で2~3年かけて成長し、その後、6月~8月に成虫となって樹木の外に現れる。
●被害木 サクラ、モモ、セイヨウスモモ(プラム)など、主にバラ科の樹木
クビアカツヤカミキリが食入した樹木には、フラスと呼ばれる木くずとフンが排出されます(上記写真)。
●成虫 捕殺してください。
●幼虫 フラスが発生し、クビアカツヤカミキリが侵入したと思われる穴に薬剤を注入して殺虫してください。
●寄生された樹木(下記写真参照)
樹木からでてきた成虫が他の樹木に拡散しないように、網を巻くなどの対策を講じてください。
網による防除の写真は草加市から提供いただいたものです。
最新の埼玉県内の被害情報等は、サクラの外来害虫“クビアカツヤカミキリ”情報(環境科学国際センター)を、防除については、サクラの外来害虫"クビアカツヤカミキリ”被害防止の手引きを御覧ください。
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