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掲載日:2021年4月6日

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「プリペイドカードを買って支払え」という手口に注意

【事例1】
無料のアダルトサイトで「18歳以上」をクリックしたら登録完了となり、45万円請求された。代金はプリペイドカード(以下、プリカ)で払うように言われ、コンビニで買い、カードの裏面にある番号をスマホのカメラで撮って業者に送った。

【事例2】
パソコンを使用中に突然、警告音と共に「ウイルスに感染している」という表示が出た。画面にあった連絡先に電話をし、ウイルス対策ソフトを契約した。業者から「プリカを買い、再度電話するように」と言われたので指示に従い、口頭でカードに書いてある十数桁の数字を伝えた。

【事例3】
間違いで来たメールに「違いますよ」と返信したことがきっかけで知り合った人と意気投合し、やり取りするうちに有料サイトに誘導され、ポイント代金を相手に言われるままプリカで何度も払ってしまった。

【事例4】
「5億円当選」というメールに返信したところ「当選金を振り込むための手数料を事前に払ってほしい。プリカで支払うように」と言われた。プリカが何か分からないと返すと、電話で買い方を指示された。最終的に数字の書いてあるシートが手元に残り、その数字を読み上げるように言われた。当選金はいまだにもらえていない。

【事例5】
悩んでいる人の相談に乗れば収入になるという副業サイトで、登録料3万円を請求された。コンビニでプリカを買って数字をメールで伝えたが、文字化けしていると言われ追加で2万円請求された。友人に話すと、詐欺だと言われ心配になった。

イラスト:プリカIDを写真に撮る人イラスト:プリカの店での陳列イメージ

プリペイドカードが悪用されています

プリカは、前払いした金額(価値)を記録し、商品やサービスの決済として利用できるものです。前払いのため使い過ぎを抑止できたり、会計がスムーズにできるなどの利点があります。しかし、プリカの特性が詐欺的な請求に悪用されています。

プリペイドカードの種類

  1. 価値が券面に記載されているもの(例 商品券)
  2. カードに埋め込まれた磁気に価値が記録されているもの(例 図書カード、テレフォンカード)
  3. ICチップに価値が記録されているもの(例 Suicaなど交通乗車券、WAONなど流通系電子マネー)
  4. プリペイドカード発行会社の管理するサーバに価値が記録されるもの。いわゆる「サーバ型」(例 Amazonギフトなど電子マネー、V-プリカなど国際ブランドプリカ)

サーバ型プリぺイドカードの悪用

中でも「サーバ型」と呼ばれるプリカの悪用が目立ちます。

サーバ型の利用方法

  1. プリカに記載されている番号(以下、プリカ番号)を入手する。
  2. 利用対象ウェブサイトにプリカ番号を入力する(決済可能になる)。
  3. 残高はプリカ発行会社で管理される。

サーバ型の特徴

プリカはコンビニや家電量販店、ウェブサイト等で簡単に購入できます。クレジットカードのように、個人情報の登録や審査もありません。また、物理的なカードが無くてもプリカ番号さえ分かればオンライン決済に利用できます。
この匿名性の高さや、物を介さない手軽さが悪用され、詐欺的な請求に使われています。

イラスト:プリカの入手と利用方法

アドバイス

  1. 事例のようにプリペイドカードで支払いを求められたら詐欺を疑い、周囲に相談しましょう。
  2. 「プリカ番号=お金」です。プリカ番号を教えないようにしましょう。
  3. プリカ番号を教えてしまった場合、相手にプリカ番号を使われる前であれば、利用対象サイトの自分のアカウントに番号を入力(利用方法2の行為)するか、プリカ発行会社に連絡して取引をキャンセルしてもらいましょう。既に利用されていると返金は非常に困難です。

困った時には、お近くの消費生活センター等にご相談ください。
消費生活センターへのお電話は、消費者ホットライン「188」へお掛けください。

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