トップページ > くらし・環境 > まちづくり > 川の再生・河川維持管理・ダム・排水機場 > 排水機場についてはこちら > 排水機場の役割
ページ番号:238946
掲載日:2023年10月20日
ここから本文です。
排水機場は、低い水位の水を高い水位のところへ強制的に排水するための施設です。
埼玉県の排水機場は大きく分けると二通りの目的で利用されています。一つは放流先の河川の水位が高くなり、水を
自然に排水できないときに、流域から水を排出するために用いられています。二つ目は、調節地に溜まった水を洪水が
去ったあと排出するために用いられています。
埼玉県の南東部は、低くて平らな土地が広がり、もともと降った雨を自然に排水することが難しい地域でした。
農地として利用されていた間は、流域内に貯まりながら長い時間をかけて排出されていましたが、流域の都市化が進み、
貯まっていた雨水を安全に処理しなければならなくなりました。
そこで、河道の改修に加えて、流域に貯まっていた雨水を一時的に安全な形でたくわえる調節地と、自然に排出すること
ができない地域の水を強制的に排出するための排水機場の建設が必要となりました。
埼玉県では、このような地域にあった治水対策として、河道改修、放水路の建設、調節池の建設、排水機場の建設を組み
合わせて実施することにより、治水安全度の向上を図っています。
お問い合わせ
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください