高病原性鳥インフルエンザ疑似患畜の確認について(県内2例目)
昨日(12月29日)狭山市の採卵鶏農場において異常が確認された事例は、精密検査の結果、本日(12月30日)高病原性鳥インフルエンザの疑似患畜であることを確認しました。
農場の概要
- 農場所在地:狭山市
- 飼養羽数:約13万羽(採卵鶏)
経過
- 昨日(12月29日)、当該農場から川越家畜保健衛生所に異常(死亡羽数の増加)の通報があり、家畜防疫員が立入検査を実施しました。
- 同日(29日)、当該農場の死亡鶏及び飼養鶏についてA型インフルエンザ簡易検査を実施した13羽全て陽性でした。
- 本日(12月30日)、当該鶏について遺伝子(PCR)検査を実施した結果、H5亜型と判明しました。
- この結果について農林水産省に報告し、高病原性鳥インフルエンザの疑似患畜であると判定されました。
県の対応
- 本日(30日)、9時20分から知事を本部長とする「第3回埼玉県高病原性鳥インフルエンザ緊急対策本部会議」を開催し、庁内の情報共有を図ります
- 発生農場:飼養鶏の殺処分、汚染物品等の焼却及び消毒作業の実施
- 周辺農場:移動制限の実施
- 制限区域付近に消毒ポイントを4か所設置し、畜産関係車両の消毒を実施
・移動制限区域、搬出制限区域及び消毒ポイント(PDF:155KB)
その他
我が国の現状においては、鶏肉や鶏卵を食べることにより、鳥インフルエンザがヒトに感染する可能性はないと考えられています。
報道発表資料(ダウンロードファイル)
高病原性鳥インフルエンザの疑似患畜の確認について(県内2例目)(PDF:353KB)