トップページ > 県政情報・統計 > 県政資料・県報 > 県政ニュース(報道発表資料) > 2022年度 > 2022年12月 > インフルエンザの流行期に入りました~しっかりとマスク、手洗いをして感染予防に努めましょう~
ページ番号:228231
発表日:2022年12月28日14時
ここから本文です。
部局名:保健医療部
課所名:感染症対策課
担当名:感染症・新型インフルエンザ対策担当
担当者名:津久井
内線電話番号:3563
直通電話番号:048-830-7330
Email:a7500@pref.saitama.lg.jp
12月に入ってからインフルエンザの患者数が徐々に増加し、流行の兆しを見せています。埼玉県感染症発生動向調査による県内医療機関(定点)からの報告数は、本年第51週(令和4年12月19日から12月25日)に、1定点当たり1.23人となり、県内の流行開始の目安である1.00人を超えました。今後、県内でも流行の拡大が予想されますので注意が必要です。なお、目安である1.00人を超えるのは、令和元年11月以来3年ぶりです。
保健所管内別での1定点当たり報告数は、川口市保健所(3.25人)、川越市保健所(2.92人)、草加保健所(2.13人)、南部保健所(2.00人)、朝霞保健所(1.13人)、春日部保健所(1.10人)、越谷市保健所(1.08人)の順となっています。
「外出後の手洗い等」「適度な湿度の保持」「十分な休養とバランスのとれた栄養摂取」など、ポイントを押さえて感染予防に努めましょう。また、周囲の人への感染を防ぐため、マスクの着用等咳エチケットを心がけましょう。(下記【インフルエンザを広げないために】参照)
さらに、今年は新型コロナウイルス感染症との同時流行にも注意が必要です。インフルエンザと新型コロナウイルス感染症は、基本的な感染防止対策は同じですので、対策の徹底をお願いします。
インフルエンザは、インフルエンザウイルスに感染することによって起こる病気です。主な感染経路は、咳やくしゃみの際に口から発生する小さな水滴(飛沫)による飛沫感染です。
38℃以上の発熱、頭痛、関節痛、筋肉痛等、全身症状が突然現れます。併せて、普通の風邪と同じように、のどの痛み、鼻汁、咳などの症状も見られます。乳幼児では急性脳症を、高齢者や免疫力が低下している方では肺炎を伴う等、重症になることがあります。
インフルエンザは、主に飛沫感染であるため、飛沫を浴びないようにすればインフルエンザに感染する機会は大きく減少します。
また、症状の出ない不顕性感染や軽症の例もあります。
このため、ふだんからマスクの着用等咳エチケット((1)咳やくしゃみを他の人に向けて発しないこと、(2)咳やくしゃみが出るときはできるだけマスクをすること、(3)手のひらで咳やくしゃみを受け止めた時はすぐに手を洗うこと等)を守ることを心掛けてください。
インフルエンザの予防や重症化を防ぐためには予防接種が有効と報告されています。
流水・石けんによる手洗いは、手指など体に付いたインフルエンザウイルスを物理的に除くために有効な方法です。アルコールによる消毒も効果的です。
空気が乾燥すると、気道粘膜の防御機能が低下し、インフルエンザにかかりやすくなります。特に乾燥しやすい室内では、加湿器などを使って適切な湿度(50%~60%)を保つことが効果的です。
体の抵抗力を高めるために、十分な休養とバランスのとれた栄養摂取を日頃から心掛けましょう。
インフルエンザが流行している時期は、高齢者や基礎疾患のあるかた、妊婦、疲労気味・睡眠不足のかたは、人混みや繁華街への外出を控えましょう。
都道府県及び保健所設置市が定点医療機関(モニター)から感染症患者の受診状況について毎週報告を受け、流行状況を把握するものです。
インフルエンザについては、埼玉県、さいたま市、川越市、越谷市及び川口市では、埼玉県医師会の協力を得て、258の定点医療機関を指定しています。
https://www.pref.saitama.lg.jp/b0714/surveillance/srv-flu.html(別ウィンドウで開きます)
https://www.pref.saitama.lg.jp/a0710/kansen/influenzakisetsu.html(別ウィンドウで開きます)
https://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou01/qa.html(別ウィンドウで開きます)
https://www.gov-online.go.jp/useful/article/200909/6.html(別ウィンドウで開きます)
インフルエンザの流行期に入りました ~しっかりとマスク、手洗いして感染予防に努めましょう~(PDF:192KB)