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掲載日:2024年8月7日
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三芳町の65歳以上人口は10,748人(令和6年5月末現在)。このうち後期高齢者と言われる75歳以上は約6割の6,515人(令和6年5月末現在)であり、要支援・要介護認定者数も年々増加しています。人生100年時代といわれている今、健康寿命の延伸が求められ、高齢者が健康で幸せに生活できる町づくりが必要となります。この高齢者の健康づくりに重要なポイントとなるのがフレイル予防です。
三芳町では令和6年5月13日に東京大学高齢社会総合研究機構と連携協定を結び、フレイルチェック事業を実施していくこととなりました。フレイルチェック事業とは、東京大学が実施した高齢者の大規模健康調査からうまれたエビデンスを基盤として、フレイル予防への気づきと自分事化を促すための地域活動として開発されたものです。住民ボランティアであるフレイルサポーターが、住民に対してフレイルチェックをしていくものとなっています。まさに住民による住民のためのフレイル予防事業です。
駆け出しの事業なので、まだ事業の進め方を検討している段階になります。住民の皆様に協力していただけるような仕組みづくりをどのように行うのか、またフレイルチェックをどこで実施したら効果的か等の検討をしている中でもたくさんの学びがあります。特に住民組織は、様々な人が集まるので人間関係の難しさがあることに加え、住民と行政が共通認識をもって活動できるようにまとめあげなければいけないという非常に難しい仕事だと思っています。また、住民組織をまとめることだけではなく、庁舎内の他課や三芳医会、社会福祉協議会等、地域の様々な機関に協力いただき、町全体でフレイル予防に取り組んでいく予定です。専門職ではない方々への説明は難しい部分もありますが、理解していただけた時にはやりがいを感じますし、大きな力になってもらえると思います。
行政・住民・医師会や他の機関が同じ方向を向くことができ、歯車が回り出したとしたら、私たち行政だけで実施する事業よりも圧倒的に大きい効果が生まれると思っています。このように地域を動かすことができるというのは、行政保健師にしかできない楽しさだと思います。この事業は他の自治体でも実施していますが、三芳町らしさを出してフレイル予防を推進できるよう励んでいきたいと思います。
ふじみ野市では健康支援、子育て支援、高齢者・障がい者支援など様々な分野に保健師が在籍しています。
その中で、市民とのつながりを強く持てることが市保健師の魅力の一つです。
健康相談などの相談業務において、「相談に来てよかった」と言ってもらえた時や、セミナーの機会に笑顔で帰っていただけた時などやりがいを強く感じます。
なお、ふじみ野市では、令和7年4月1日に採用予定の正規職員を募集しています。
申込受付期間は令和6年7月23日(火曜日)午後5時までです。
採用試験の詳細や申込手続きについては、市ホームページをご覧ください。
蕨市は面積5.11㎢、日本一コンパクトな市域の中に、宿場町の歴史と豊かなコミュニティがあり、都市としての利便性の高いまちです。
そのまちで、保健師は、母子保健、成人保健、高齢者保健、学校保健などの各分野で、様々な機関と連携して活躍しています。
コロナ禍を経験して、保健師の重要性はより高まり、活躍の場はますます広がっています。
ぜひ、いっしょに働き、ともに成長していきましょう。
現在、蕨市では、令和7年4月1日に採用予定の正規職員を募集しています。
申込受付期間は、令和6年8月8日(木曜日)午後5時までです。
採用試験の詳細や申込手続については、蕨市ホームページを御覧ください。