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掲載日:2025年6月25日

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市町村保健師の活動・採用情報(北部地区)

こちらのページでは、北部地区の市町村保健師の活動・採用情報をご紹介します。

秩父地域(秩父市、横瀬町、皆野町、長瀞町、小鹿野町)~1市4町の取り組み~

秩父地域の1 市4 町(秩父市、横瀬町、皆野町、長瀞町、小鹿野町)は、緑豊かな山々と歴史ある町並みが共存する魅力的な場所です。ここでの保健師活動は、デスクワークにとどまりません。地域住民の健康を守るための多彩な活動を行っています。
秩父地域の保健師は、住民一人一人と深く関わり、信頼関係を築いています。都会では経験できない、人と人との温かいつながりを感じながら働けるのは、ここ秩父地域ならではの特徴です。
保健師活動の一例として、市町が連携して、地域の商業施設で子宮頸がん予防啓発イベントを合同で実施しました。子宮頸がんは、20~30 歳代の若い世代に多いがんです。妊娠・出産年齢と重なることもあり、予防と早期発見が重要です。このイベントでは、商業施設を訪れる多くの地域住民に対し、がん検診の定期受診とワクチンの重要性を伝えました。ワクチン接種については、医師会の協力も得て地域の産婦人科医による啓発動画を作成し、ブース内のモニター及び商業施設の大型スクリーンで投影しました。HPV ワクチンについては一人でも多くの人々に安心して接種していただけるよう、保健師が直接相談対応を行い、ワクチンに関する質問や不安に丁寧にお答えしました。市町の垣根を越えて事業を展開しているのは、この地域の大きな特徴です。

たてもの配布住民

 

深谷市

新一万円札が発行され盛り上がりをみせている深谷市について紹介します。深谷市

深谷市では保健師が28名在籍(令和6年度7月時点)しており、保健センターをはじめ長寿福祉課・障害福祉課・こども青少年課・人事課に保健師が配属されています。

 市では官民協働の健康づくりに取り組んでおり、その一環として市健康マイレージ事業「ためるんピックふかや」や「みんなdeラジオ体操&早寝・早起き・朝ごはん」事業を実施しています。「ためるんピックふかや」は、市民が楽しみながら気軽に健康づくりに取り組む機会となるよう、市内商店や企業、地域の団体、障害者施設等の協力のもと平成26年度から開始しました。昨年度のポイント達成者は1,970人となり、自主的な健康づくりに取り組むようになった等の感想が寄せられています。

また「みんなdeラジオ体操&早寝・早起き・朝ごはん」は公益社団法人との共催で実施し、幅広い世代が参加する事業となっています。

(写真:「みんなdeラジオ体操&早寝・早起き・朝ごはん」での市民の様子)

詳細情報については、深谷市ホームページ (city.fukaya.saitama.jp)をご覧ください。二次元

 

神川町

神川町では、平成21年度から年1回、健康課題分析報告会を行っています。この報告会は、分散配置された専門職が定期的に集まり、町の課題を話し合い、お互いの業務を知り、町民の健康を守るために一致団結して保健活動を展開していくことを目的として始められました。

現在は、町長、副町長、関係各課の長や保健所も参加し、町の健康課題やそれに対して実施している取り組み、その効果について広く知っていただく良い機会になっています。保健師としても、現在実施している保健活動について質問や助言を受けるきっかけになっており、PDCAサイクルをより意識して事業を実施していくことにも繋がっています。
神川町

 

 

 

 

 

 

 

 

寄居町

人口31,000人の寄居町では、11人の保健師が働いています。寄居町

寄居町では、健康づくり課が乳幼児健診や育児教室、運動や栄養に関する健康教室など町民全体の健康づくりの保健活動を実施しています。その他、町民課(後期高齢者医療担当)、福祉課(介護高齢者福祉担当)、子育て支援課(子育て世代包括支援センター)にも保健師が配属されています。毎日町民の「顔の見える保健師活動」を展開中です。子育て中の保健師も働いています。

 

採用試験の詳細や申込手続きについては、町公式ホームページをご覧ください。

小鹿野町

小鹿野町小鹿野町は、住民一人ひとりが健康で安心して暮らせる地域づくりを目指して、保健師が地域の最前線で活躍しています。現在、町には8 名の保健師が在籍しています。
妊娠期から子育て、高齢期まで、保健・医療・介護・福祉が連携し、切れ目のないサポートを提供しています。このような地域全体の健康を守る仕事は、住民との信頼関係を築きながら取り組む、大きなやりがいのある職業です。
こうした地域保健と福祉の要である保健師を目指す方を応援するために、小鹿野町は『保健師修学資金貸付制度』を実施しています。この制度は、将来小鹿野町で保健師として働く意志のある方を対象に、学費を支援するものです。学業に専念しながら、地域保健の担い手としての第一歩を踏み出すあなたを応援します。

 

保健師修学資金貸付制度の特長:保健師として働ける場が保証され、返済免除制度もあります。
対象者:保健師養成課程に在籍する方
貸付金額:月額5 万円
貸付期間:貸付を決定した月から学校等の正規の修業期間を修了する月まで
返済免除制度:一定期間小鹿野町で保健師として勤務することで返済が免除されます

 

 

小鹿野町の保健師は、町民と取り組む健康的な地域づくりを目指しています。

保健師として活躍する皆さんが地域住民とともに成長し、地域保健の中心となることを期待しています。

『保健師修学資金貸付制度』を活用し、あなたもこの町で、住民の健康を支える一員となりませんか?
詳しい情報やお申し込み方法については、保健課(電話:0494-75-0135)までお気軽にお問い合わせください。

地域の未来を一緒に作り上げる仲間をお待ちしています!

リンク: 保健師修学資金制度 、小鹿野町保健師活動紹介ページ

お問い合わせ

保健医療部 保健医療政策課 研修・国際協力・免許担当

郵便番号330-9301 埼玉県さいたま市浦和区高砂三丁目15番1号 本庁舎4階

ファックス:048-830-4800

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