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掲載日:2025年12月1日

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第279回簡易アンケート「埼玉県思いやり駐車場制度等について」の結果を公表しました

1 調査の概要

(1)調査形態

  • 調査時期:令和7年9月4日(木曜日)から9月10日(水曜日)まで
  • 調査方法:インターネット(アンケート専用フォームへの入力)による回答
  • 対象者:県政サポーター(3,618人)(うち県内在住(3,355人))
  • 回収率:69.3%(回収数2,508人)(うち県内在住69.1%(2,318人))
  • 回答者の属性:(百分率表示は、小数点以下第2位を四捨五入したため、個々の比率の合計は、100%にならない場合がある。

 

  人数(人)(うち県内在住) 比率(%)(うち県内在住)
全体 2,508(2,318) 100(100)

 

年齢 人数(人)(うち県内在住) 比率(%)(うち県内在住)
16~19歳 6(5) 0.2(0.2)
20~29歳 78(64) 3.1(2.8)
30~39歳 234(209) 9.3(9.0)
40~49歳 436(399) 17.4(17.2)
50~59歳 705(662) 28.1(28.6)
60~69歳 543(500) 21.7(21.6)
70歳以上 506(479) 20.2(20.7)

 

職業 人数(人)(うち県内在住) 比率(%)(うち県内在住)
個人事業主・会社経営者(役員) 243(225) 9.7(9.7)
家族従業(家業手伝い) 9(7) 0.4(0.3)
勤め(全日) 957(872) 38.2(37.6)
勤め(パートタイム・アルバイト) 428(404) 17.1(17.4)
専業主婦・主夫 357(330) 14.2(14.2)
学生 33(25) 1.3(1.1)
その他、無職 481(455) 19.2(19.6)

 

性別 人数(人)(うち県内在住) 比率(%)(うち県内在住)
男性 1,361(1,257) 54.9(54.9)
女性 1,078(997) 43.5(43.5)
無回答 39(36) 1.6(1.6)

※任意回答(総数:2,478人(2,290人))

(2) 調査結果の見方

  • 設問中の( )内の数字およびグラフの中の数は、回答比率(%)です。
  • 回答比率(%)は小数点以下第2位を四捨五入したため、個々の比率の合計と全体またはカテゴリーを小計した数値が、100%にならないことがあります。
  • 図表中の「-」は回答者が皆無のもの、「0.0」は回答者の比率が0.05%未満のため四捨五入の結果0.0%となったものです。
  • グラフの中で「n」とあるのは、その質問の回答者の総数を示し、回答比率は「n」を基数として算出しています。
  • 複数回答の質問については、その回答比率の合計は100%を超える場合があります。

2 調査の目的

県では、高齢者や障害者等のための駐車施設の適正な利用の推進を図るため、「埼玉県思いやり駐車場制度」を令和5年11月から開始し、制度の普及、啓発に取り組んでいます。

また、「こども基本法」等に基づき、こども・若者、子育て当事者にやさしい社会づくり(こどもまんなか社会)を進めていく中で、当該制度は妊産婦にも配慮した制度となっています。

制度のさらなる推進にあたって、県政サポーターの皆様に、制度の認知度や制度利用等に関するご意見を伺い、今度の施策の参考とさせていただくため、アンケートを実施しました。

担当課

  • 埼玉県思いやり駐車場制度

 福祉部 福祉政策課 政策企画担当  電話:048-830-3223(E-mail:a3380-08@pref.saitama.lg.jp)

  • こどもまんなか社会

 福祉部 こども政策課 政策推進担当  電話:048-830-3269(E-mail:a3320-46@pref.saitama.lg.jp)

3 調査結果

「思いやり駐車場制度」の認知度

→「知っている」が2割強(20.3%)、「聞いたことがある」が2割半ば(24.0%)

質問1
「思いやり駐車場制度」とは、障害のある方や要介護高齢者、妊産婦の方など歩行が困難な方や移動の際に配慮が必要な方のための駐車区画について、対象者に利用証を交付することで、区画の適正利用を推進する制度です。あなたは「思いやり駐車場制度」を知っていますか。

問1

「思いやり駐車場制度」を知っているか尋ねたところ、「知っている」が2割強(20.3%)、「聞いたことがある」が2割半ば(24.0%)、「知らない」が5割半ば(55.7%)であった。

「思いやり駐車場制度」について知っていること

→「3種類の利用証(車椅子使用者用、その他高齢者・障害者等用、妊産婦、けが人等用)がある」が8割半ば(85.4%)

質問2(質問1で「制度の内容を含めて知っている」と回答した方にお伺いします。)
「思いやり駐車場制度」について知っているものを選択してください。(複数選択可)

問2

「思いやり駐車場制度」について知っていることを尋ねたところ、「3種類の利用証(車椅子使用者用、その他高齢者・障害者等用、妊産婦、けが人等用)がある」が最も多く8割半ば(85.4%)であった。次いで、「住んでいる市町村の窓口でも利用証の申請ができる」が4割半ば(45.5%)であった。

「思いやり駐車場制度」を知ったきっかけ

→「県のホームページ、SNS、ポスター掲示、広報紙」が3割半ば(34.1%)

質問3(質問1で「制度の内容も含めて知っている」「制度の名前は聞いたことある」と回答した人にお伺いします。)
どのようにして「思いやり駐車場制度」について知りましたか。(複数選択可)

問3

「思いやり駐車場制度」について知ったきっかけを尋ねたところ、「県のホームページ、SNS、ポスター掲示、広報紙」が最も多く3割半ば(34.1%)であった。次いで、「駅や商業施設などでのポスター掲示、アナウンス」が3割弱(29.9%)であった。

車椅子使用者用駐車区画の優先利用対象者について

→「車椅子使用者」が8割半ば(84.4%)

質問4
「思いやり駐車場制度」の対象の駐車区画に車椅子使用者用駐車区画(青色)があります。この区画はどのような人が優先的に利用できると思いますか。(複数選択可)

問4

車椅子使用者用駐車区画(青色)の優先利用対象者について尋ねたところ、「車椅子使用者」が最も多く8割半ば(84.4%)であった。次いで、「車椅子を使用していないが、歩行が困難だったり移動に配慮が必要な高齢者、障害者、けが人」が5割半ば(55.3%)であった。

(※)車椅子使用者用駐車区画(青色)は、車椅子使用者が優先的に利用できる幅の広い駐車区画です。

(※)車椅子使用者以外の利用証所持者は、優先駐車区画がない駐車場であり、かつ区画数に余裕がある場合に利用できます。

優先駐車区画の優先利用対象者について

→「車椅子使用者」が6割弱(59.4%)

質問5
「思いやり駐車場制度」の対象の駐車区画に優先駐車区画(緑色)があります。この区画はどのような人が優先的に利用できると思いますか。(複数選択可)

問5

優先駐車区画(緑色)の優先利用対象者について尋ねたところ、「車椅子使用者」が最も多く6割弱(59.4%)、 次いで「車椅子を使用していないが、歩行が困難だったり移動に配慮が必要な高齢者、障害者、けが人」が6割弱(59.3%)であった。

(※)優先駐車区画(緑色)は、幅の広い区画は必要ないものの、歩行が困難、移動の際に配慮が必要な方が優先的に利用できる駐車区画です。

「思いやり駐車場制度」のさらなる普及のための施策について

→「制度の周知、啓発」が3割半ば超(36.4%)

質問6
「思いやり駐車場制度」をさらに普及させていくためには、どのような施策が最も重要だと思いますか。

問6

「思いやり駐車場制度」のさらなる普及のために、最も重要な施策について尋ねたところ、「制度の周知、啓発」が最も多く3割半ば超(36.4%)であった。次いで、「車椅子使用者用駐車区画や優先駐車区画の設置数の拡大」が2割弱(18.1%)であった。

「こどもまんなか社会」の認知度

→「知っている」が1割弱(9.2%)、「聞いたことがある」が3割強(32.8%)

質問7
あなたは「こどもまんなか社会」という言葉を知っていますか。
※「こどもまんなか社会」とは、「すべてのこども・若者が、日本国憲法、こども基本法及びこどもの権利条約の精神にのっとり、生涯にわたる人格形成の基礎を築き、自立した個人としてひとしく健やかに成長することができ、心身の状況、置かれている環境等にかかわらず、ひとしくその権利の擁護が図られ、身体的・精神的・社会的に将来にわたって幸せな状態(ウェルビーイング)で生活を送ることができる社会」を言います。問7問7(県内在住16~49歳)

「こどもまんなか社会」を知っているか尋ねたところ、「知っている」が1割弱(9.2%)、「聞いたことがある」が3割強(32.8%)、「知らない」が6割弱(58.1%)であった。

「こどもまんなか社会」の実現について

→『そう思う(計)』が2割半ば超(27.2%)

質問8
あなたは、今の社会は「こどもまんなか社会」の実現に向かっていると思いますか。

問8問8(県内在住16~49歳)

今の社会が「こどもまんなか社会」の実現に向かっているか尋ねたところ、「そう思う」(3.4%)と「ややそう思う」(23.8%)を合わせた『そう思う(計)』が2割半ば超(27.2%)であった。

「結婚、妊娠、こども・子育てに温かい社会」の実現について

→『そう思う(計)』が3割弱(28.8%)

質問9
「こどもまんなか社会」を実現するためには、結婚、妊娠、こども・子育てに温かい社会であることも重要です。あなたは、今の社会が「結婚、妊娠、こども・子育てに温かい社会」の実現に向かっていると思いますか。

問9問9(県内在住16~49歳)

今の社会が「結婚、妊娠、こども・子育てに温かい社会」の実現に向かっているか尋ねたところ、「そう思う」(4.8%)と「ややそう思う」(24.0%)を合わせた『そう思う(計)』が3割弱(28.8%)であった。

自由意見

質問10
「思いやり駐車場制度」や「こどもまんなか社会」など、今後の県の福祉の取組に期待することやご意見、ご要望などがありましたら、自由にお書きください。
<主なご意見>
  • どちらもこれからの社会に必要なことだと思う。幅広く啓蒙活動を図ることが重要でしょう。
  • 今回のテーマは、社会全体の認知度が低いと思われます。埼玉県として制度の啓発に努めていただきたい。
  • 施策はどんどん進めてください。学校教育や主婦、高齢者向けの講習などを充実させて周知徹底を図ってほしい。
  • 思いやり駐車場制度は性善説に立っているが、空いているからと停める人がいる。看板とセットにするなど啓蒙が重要だと思う。外国語の案内もした方が良いかもしれない。
  • 社会の理解があってこそなので、そもそもなぜこのような制度が必要なのかを理解してもらうような情報発信が必要だと思います。SNSなど上手く活用してやってもらいたいです。
  • 思いやり駐車場などと区別せず全ての駐車スペースを広めに取れれば理想的かと思います。こどもまんなか社会については、日本の未来を支えるのはこどもたちかもしれませんが、今日本を支えている現役世代には負担ばかりのように思います。高齢者やこどもだけでなく、みんなまんなか社会でお願いしたいです。
  • こどもまんなか社会を実現するための制度の整備、職場の理解促進、関連NPO法人等への支援などをさらに進める必要があると思います。
  • こども自身が自分で第三者に頼れる場所が多くあると良いと思う。
  • 制度を進めるには若い世代が安心して安心して子育てができる所得、環境づくりが必要であり、国と一体型で進める抜本的な改革が必要です。
  • 少子化対策の点からも、シングルマザーであっても安心して子育てできるよう福祉制度が充実すると良いと思う。

※上記を含め、計818件の貴重なご意見をいただきました。アンケートへのご協力ありがとうございました。

お問い合わせ

福祉部 福祉政策課 政策企画担当

郵便番号330-9301 埼玉県さいたま市浦和区高砂三丁目15番1号 本庁舎1階

ファックス:048-830-4801

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