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掲載日:2019年12月2日

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子供用日傘モニター事業におけるアンケート調査結果(令和元年度) 

令和元年度は男性用だけでなく、子供用日傘についてもモニターを募集しました。

子供用日傘については、まだ商品として広く知られていない段階のため、子供にとっての安全性など親として感じることを調査しています。10人と少数の調査ですが、まだなじみのない子供用日傘に関心のある方、小売店の方等の参考にしていだたきたいと考え、結果を掲載します。

モニターの概要等

  • 実施期間 令和元年7月29日~9月6日
  • モニター数 県庁職員の子供(小学生)10人(男性5人、女性5人)
  • 試用した子供の学年 低学年3人、中学年3人、高学年4人
  • 貸出した日傘 長傘(親骨45cm、50cmの2種)、折畳傘(親骨50cm)でそれぞれ紺、水色、黄色、ピンク
    ※折畳傘の方が持ち運びの観点から好まれたが、低学年の子供には長傘を希望するモニターもいた。

結果

子供用日傘があることを知っていたか

子供用日傘があること知らなかったモニターが8割であった。

 子供用日傘を知っていたか

 

子供用日傘に関心を持った理由

子供の暑さ対策・熱中症対策だけでなく、紫外線対策にも関心のある親が半数となった。

子供用日傘に関心を持った理由

 

試用した子供の感想

 使う機会がなかったとの回答者以外、日傘の効果を実感している。

 日傘の効果

子供用日傘を購入する場合の予算

2千円程度までが70%となり、口頭では1000円との声もあった。

子供はものを、なくしてしまう、壊してしまうことも多いため、同じものを何度か購入することも想定しているなどの理由から、価格に非常に敏感であった。

日傘購入に当たっての予算

 

 子供用日傘を購入したいと思うか

「購入したい」と思うと回答した人が4割、「まだわからない」、「購入しないと思う」という人の合計が6割となった。

日傘の購入意向

「まだわからない」、「購入しないと思う」と回答した人に理由を聞いたところ、以下のような声があった。

  • 子供はすぐに物を壊すので、値段(3,000円程度)がネック。    
  • 普段は、親のさす傘の中にいれて、歩かせている(安全面でも、ふらふら歩きまわることを防止できるので)。ある程度の学年になれば有効に使えるのではと思うが、低学年だと取扱が難しいのかなと思うので。    
  • 帽子の方が手軽なので、もう少し成長し傘の管理が適切にできるようになるまでは不安のため。    
  • 現在の普通の折り畳み傘が壊れたら晴雨兼用傘の購入を検討したい。    
  • 買っても結局使わないことになりそうだから。

 

子供に日傘を使ってもらうためにはどんなことが必要だと思うか(自由記述)

  • 子供だけの時にも使ってもらうには、荷物になるのを嫌がるので、帽子より日傘の方が涼しく感じる事を実感してもらう必要があると思います。       
  • 子供はすぐ忘れる・無くす・壊すので、同じ物を複数購入する前提で親は考えます。現在日傘を用いない生活で大きな支障がない以上、雨傘や帽子と同等かそれより安いこと・効果が高いことの証明が必要だと思います。      
  • 小学校低学年であると、通常の雨でも傘をさすことが負担だと思っています。(特にランドセルなどの荷物がある場合は、手をふさぐ物はない方が良いと思うので)人にぶつかったり等、取り扱いについてもなかなか不安なこともあり、子供の日傘は、なるべく軽く、小さく、突起が丸いもの(兼用機能は落としても)がいいのではと思います。    
  • 日傘自体の機能(遮光性など)は十分でしたが、小学校1年生が日傘をさそうとすると、観光地など人が多いところでは邪魔になってしまい、帽子のほうが機能的だと感じました。雨傘の場合は周囲も傘をさしているのでお互いに距離感があり、それほど邪魔には感じないのですが、日傘の場合、周囲はさしていないのに小さい子どもが日傘をさしているとぶつかることが多く、気を遣いました。    
  • こどもは何かあればすぐ飛んだり跳ねたり遊具で遊んだりするものであり、日傘は片方の手がふさがってしまうので結局あまり使わなかった。両手が開けられるような日傘があれば…    
  • 機能を維持するには難しいのかもしれませんが、なるべく軽い方が助かります。 
  • 日頃から持ち歩く習慣をつける。目の高さシール、エポカルマークは、子どもは興味を示さず利用しなかった。その高さに目線が行くと、前が見えにくいようだ。子どもは中棒を肩にかけて歩くので、中棒を目の前には持っていかない。夜間の反射プリントはよいが、外に出て太陽の光を浴びるだけでプリントした部分が紫外線に反応して変色するプリントも、日傘にはよいと思う。    
  • 意外にも、色が可愛くておしゃれで、軽くて、生地が雨用傘より丈夫でよかった。大人でも使いたい。なので親子でお揃いがあると、女子は喜ぶと思う。あと生地にフリルやキラキラをちょっこっとつけるとほしがるし、使うと思う。小学生になると自分で選んで使うので、UV変色プリントやそんな生地を使うと子どもが喜ぶような晴雨兼用傘がいいと思う。      
  • 子供の場合、女の子でも日傘をさしている子供は少ないと思います。まして男となるとほとんどがさすことに抵抗を感じるのではないでしょうか。教育局等と連携して炎天下での運動を控える呼びかけとともに、炎天下の帰宅時に日傘をさすことも推奨していくことが必要かもしれません。    
  • 雨が降ると使い、雨がやむと使わないから忘れる。日が暑いと使い、夕方になると忘れやすいので、カバンに掛けとけるようなスプリングフックがあるとよい。子どもに雨傘と別に日傘を買おうとはあまり思わないから、晴雨両用傘としてアピールすると、利用する幅が広がると思う。   
  • 学校発の啓発活動、大型量販店でのデモンストレーション 

その他のコメント

  • 日差しが強い日に使用したところ、とても効果を感じていました。ママもちゃんとした日傘買いなよ!と言われました。    
  • 子供の暑さ対策はとても大切だと思います。いろいろ課題も多いと思いますが、こういった新しいアイディアをどんどん試すということはとても良いと考えます。今すぐ、の効果は出ないかもしれませんが、今回のモニター制度はとてもよい試みだと思いました。ありがとうございました。    
  • 今回子供用の日傘を使ってみて、手を挟まない工夫とか、目の位置を決められる工夫とか袋式のカバーなど大人用にも生かしてほしい工夫がいろいろあった。いい経験になりました。    


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環境部 温暖化対策課 実行計画担当

郵便番号330-9301 埼玉県さいたま市浦和区高砂三丁目15番1号 第三庁舎2階

ファックス:048-830-4777

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