トップページ > 文化・教育 > 青少年 > リアル体験教室 > 令和4年度リアル体験教室プレミア実施報告 > 楽しく理科実験 結晶を作って調べてみよう~大学の実験室で学ぼう~
ページ番号:235474
掲載日:2023年6月23日
ここから本文です。
芝浦工業大学 地域連携・生涯学習センターでは、教育や研究成果を地域の子どもたちにも還元しています。
本講座では、本学工学部の教授や研究室の学生が、理工学の楽しさに触れ、今後の理科や化学の授業、そして自然の世界が身近に感じることができる場を提供することを目的に、理科実験講座「楽しく理科実験!結晶を作って調べてみよう」を開講しました。
多数の応募者の中から抽選で選ばれた小学4~6年生 24名が、大学の授業で実際に使用している実験室で、様々な結晶を作りました。
まずはじめに、工学部応用化学科の堀顕子教授より結晶、物質の三態についての説明がありました。わかりやすい解説に、受講生は真剣に聞き入っていました。
各班に堀教授の分子集合学研究室の学生が入り、受講生が一人ひとり、鮮やかな色合いの金属結晶の析出実験や、塩の飽和溶液から単結晶を作る実験を行いました。
また、別棟にある堀教授の高度な設備がある研究室を各班に分かれて見学しました。
研究室の学生に説明してもらいながら構造解析機器を動かしてもらい、結晶の解析を観察しました。
本格的な実験装置を前に、子どもたちは実験の奥深さも感じていていたようでした。
実際に作った結晶を顕微鏡で見た時には、子どもたちから歓声が上がっていました。
同じように作った結晶でも、みんなそれぞれ結晶の形が違うなどの発見がありました。
自分が作った結晶は、かわいいガラス瓶に入れてお土産として持ち帰りました。
大学の実験室で学んだ本格的な理科実験に、受講生たちからは「楽しかった。理科がもっと好きになった」、「先生や学生さんが優しく教えてくれて楽しかった」などの声があがりました。アンケートでは、見学していた保護者からも「勉強不足で単語も分からないような子どもに伝わるように、考えながら分かりやすく教えていただいて、見ていて感動しました」という感想などをいただきました。
お問い合わせ
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください