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掲載日:2020年3月12日

埼玉県・メキシコ州姉妹提携40周年記念花火交流事業(令和元年度)

埼玉県・メキシコ州姉妹提携40周年記念花火交流事業

 2019年(令和元年度)、埼玉県では平成30年度から実施している「花火」に関する技術協力を更に発展させ、本県とメキシコ州の双方の地で「花火」を活用した姉妹提携40周年記念イベントを開催しました。

 本県では、10月に開催予定であった「第18回こうのす花火大会(鴻巣市)」に向けて、メキシコ独自の花火「カスティージョ(※)」を製作しました。(当日は台風19号の直撃に伴う同花火大会の中止を受けて、カスティージョの披露は未実施となりました。)

 またメキシコ州では、11月の死者の日に合わせて開催される同州最大規模のお祭りにて「SAITAMA花火」を打ち上げたほか、来場者に狭山茶や地酒などの県産品をはじめとする本県の魅力をPRしました。

 本事業は(一財)自治体国際化協会の国際交流支援事業補助金を活用しました。

 

 (※)「カスティージョ」とは…

 スペイン語で「城」という意味で、メキシコ国内でとてもポピュラーな仕掛け花火です。メキシコ独立記念日や宗教行事などで盛んに披露されます。高さ20~30m程の塔に、花、動物、キャラクターなどの様々なデザインのフレームが取り付けられています。各フレームには火薬が付けられており、点火すると、花火の噴射の勢いで回転します。回転しながら笛のような賑やかな音が鳴るのが特徴です。

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過去にメキシコ州で披露されたメキシコ仕掛け花火「カスティージョ」

事業内容

県内花火大会でのメキシコ花火「カスティージョ」実施(令和元年10月)

 2019年10月に開催予定であった「第18回こうのす花火大会」に向けて、メキシコ州から花火師を招へいし、県内花火師と協働してメキシコ独自の花火「カスティージョ」を制作しました。

 当日は、台風19号の直撃に伴う同花火大会の中止を受け、カスティージョの披露も未実施となりましたが、「カスティージョ」の製作過程での県内花火師との技術交流や、同大会の開催地である鴻巣市民の皆さんとの交流を通じて、両県州の友好交流を促進しました。

訪問者

メキシコ州花火師4名

受入場所

埼玉県秩父郡東秩父村、鴻巣市ほか

受入期間

令和元年10月5日(土曜日)~14日(月曜日)

主な活動

 

月日

メキシコ州花火師の主な活動

10月5日(土曜日)~6日(日曜日)
本家神田煙火工業(有)(秩父郡東秩父村)での「カスティージョ」のデザイン制作作業

エンリケ

 「カスティージョ」のデザインは、両県州40周年を記念し、県章「まが玉」、埼玉県のマスコットキャラクター「メキシコバージョンのコバトン」、メキシコ合衆国の国旗、メキシコ州を象徴する「モナルカ蝶」に決定しました。

 これらのデザインを製作するため、同州からの持ち込みが困難な資材については、日本のホームセンターで入手できる資材で代用しました。メキシコ州花火師を受け入れて製作作業に一緒に取り組んだ県内花火師は、「カスティージョのデザインフレームを弧を描くようにしならせる技は難易度が高い。」とメキシコ州花火師の巧みな技術を称賛しました。

10月7日(月曜日)
鴻巣市民との交流
(1)登戸保育所

登戸保育所

  鴻巣市の登戸保育所を訪問し、年長組の子どもたちと交流しました。

 子どもたちによるソーラン節ダンスの歓迎を受けたほか、メキシコの音楽に合わせてメキシコのダンスを一緒に踊りました。またメキシコの祭事で子ども向けに行われる「ピニャータ割り(お菓子が入ったくす玉を棒で順番に叩いて割る遊び)」で交流を深めました。

 お昼には子供たちと一緒に給食を食べました。メキシコ州花火師は、メキシコや花火についての質問を子どもたちから受け、手振り身振りを交え、スマートフォンやポケトークを使いながら答えていました。

(2)関東工業自動車大学校

関東自動車

  鴻巣市内の通学者が多い関東工業自動車大学校を訪問し、自動車の整備授業を見学したほか、特殊車両乗車を体験しました。また日本とメキシコの自動車産業や職人技術について学生と意見交換を行いました。

 自動車の解体作業を見学したメキシコ州花火師は、授業開始・終了時の号令、整理整頓、清掃、声掛けなどが徹底して行われている様子を見て、メキシコでは見られない光景で驚いたと感想を述べました。そして、花火と自動車という分野は異なっても、日本のものづくりの現場では、従事者が規律や安全管理を順守しており、その姿を称賛していました。メキシコ州花火師は、このことをメキシコの花火製造現場でも参考にしたいという思いから、規律ある組織を築くコツを校長先生に熱心に質問していました。

(3)鴻巣国際交流市民の会

国際交流会

  鴻巣国際交流市民の会によるウェルカムパーティーに参加し、メキシコにゆかりがあったり、スペイン語が可能な鴻巣市民の皆様など総勢30名と日本食や歌、懇談を通じて交流をしました。

 メキシコ州花火師は、参加した同会員に向けて、こうのす花火大会で実施する「カスティージョ」について紹介したほか、製作中の「カスティージョ」へ込めた思い、東日本初実施への意気込みを伝え、是非会場に足を運んでほしいと呼び掛けました。

10月8日(火曜日)~10日(木曜日)
本家神田煙火工業(有)(秩父郡東秩父村)での「カスティージョ」の火薬取り付け作業

神田工場神田工業2

 完成したカスティージョの各種デザインに火薬を取り付ける作業を行いました。

 全てが手作業によるもので、メキシコ州花火師はひとつひとつの作業を丁寧に、かつ素早く取り付けていきました。

 ※9日(水曜日)、台風19号直撃に伴い、こうのす花火大会の中止が決定しましたが、メキシコ州花火師は「カスティージョ」の納品まで完了させました。

10月11日(金曜日)
県庁訪問
 知事表敬

 メキシコ州花火師やメキシコ州花火研究所所長ほかが、大野知事を表敬訪問しました。

 メキシコ州花火研究所所長は、大野知事にメキシコ州知事からの親書を渡し、「こうのす花火大会の中止に伴い「カスティージョ」が実施できなくなったことは非常に残念だが、メキシコ州花火師を(埼玉県が)温かく受け入れてくれたことに心から感謝するとともに、両県州の花火師同士の交流が盛んに行われ、両県州の友情の絆が深まったことは大変素晴らしい。」とコメントをしました。 

10月12日(土曜日)~13日(日曜日)

台風19号直撃のためこうのす花火大会は中止。

10月14日(日曜日)

帰国

集合

  

メキシコ州での「埼玉ナイト」開催(令和元年11月)

 毎年11月に開催される死者の日の大規模イベント「フェスティバル・デ・ラス・アルマス(バジェ・デ・ブラボ市)」に合わせ、県内花火師を派遣し、日本の花火技術を活用した「SAITAMA花火」を打ち上げました。

 またこのイベント期間中、埼玉県や日本をPRするブースを出展し、現地の地域住民をはじめとする来場者に埼玉県の多彩な魅力を紹介するほか、日本文化に触れることのできる「埼玉ナイト」を開催しました。

訪問者

県内花火師1名、こうのす花火大会関係者2名、埼玉県職員3名

派遣先

メキシコ州メキシコシティ、バジェデブラボ市ほか

派遣期間

令和元年10月29日(火曜日)~11月4日(月曜日)

主な活動

月日

訪問団の主な活動

10月29日(火曜日)
「埼玉ナイト」出展関係者との打合せ

 在メキシコ日本大使館、国際交流基金メキシコ日本文化センター、日墨協会・在埼玉県人会、JICAメキシコ事務所を訪問し、埼玉ナイト実施に関する最終打合せを行いました。

「SAITAMA花火」製造作業(県内花火師のみ)

 県内花火師は、メキシコ州花火師の協力の下、メキシコ州内の花火製造現場で「SAITAMA花火」製造作業に取り掛かりました。

10月30日(水曜日)
メキシコ州政府訪問

州政府

  メキシコ州政府国際儀典幹を表敬訪問し、これまでの両県州の交流の成果を振り返るとともに、教育やスポーツ分野における翌年度以降の交流の可能性について意見交換を行いました。併せて「埼玉ナイト」の最終打合せを実施しました。

メキシコ州花火研究所訪問

花火研究所

  メキシコ州花火研究所を訪問し、「埼玉ナイト」の最終打合せを行ったほか、平成30年度から実施している本県からメキシコ州への花火技術協力事業を振り返り、本事業がメキシコ州にもたらした効果や今後の継続手法について意見交換を行いました。

 メキシコ州花火研究所所長からは、「「SAITAMA花火」の実施に向け、メキシコ州内で県内花火師とメキシコ州花火師が共同で製作作業に取り組んでいるため、多くのメキシコ州花火師が、直接日本花火の繊細な技術や安全対策への高い意識を学ぶことができている。単なる日本花火の打ち上げではなく、実りある技術交流にもなっている。」とコメントがありました。

「SAITAMA花火」製造及び打ち上げ現場視察

打ち上げ船場エレーノ氏

  県内花火師が「SAITAMA花火」を製作している花火製造現場と打上現場を視察し、進捗状況を確認しました。

 製造現場では県内花火師専用の製造スペースが設けられ、メキシコ州花火師のサポートの下、製作作業は順調に進んでいました。火薬などの日本からの持ち込みが禁止されている資材は、メキシコ国内で入手可能な資材で代用し製作していました。共同作業を行うメキシコ州花火師は、県内花火師から日本花火の製造手法を積極的に習得していました。

10月31日(木曜日)
バジェ・デ・ブラボ市役所訪問

 「埼玉ナイト」開催地であるバジェ・デ・ブラボ市役所を訪問し、市長補佐と懇談を行いました。

 市長補佐からは、歓迎の挨拶とバジェ・デ・ブラボ市に関する紹介を受けたほか、「「埼玉ナイト」を開催する11月2日はメキシコの死者の日で、メキシコ国民にとって亡くなった先祖を偲ぶ非常に大切な日と位置付けられているため、国内各地でお祭りムードが高まっている。この時期に「埼玉ナイト」を開催することは、埼玉県をPRする非常に良い機会だ。」とコメントがありました。

「埼玉ナイト」開催準備
11月1日(金曜日)
「埼玉ナイト」開催 1日目

VR日本語レッスン

花女の子

  「埼玉ナイト」1日目を開催し、本県や在メキシコの日墨関係団体が日本文化をPRしました。

 埼玉県は、県産の地酒試飲やお菓子試食のほか、県内名所を観光できるVR(バーチャル・リアリティ)体験、ノベルティ・パンフレットの配布によるオリンピック・パラリンピック2020大会のPRを実施しました。お菓子では、川越のさつまいもを使ったお菓子が大好評で、試食した来場者からはメキシコでも販売してほしいとの声を沢山いただきました。更に本県の観光名所である長瀞のライン下りを体験できるVR体験にも、長蛇の列ができました。

 国際交流基金メキシコ日本文化センターは、けん玉や折り紙体験を行ったほか、日本語ミニ講座(1日3回)を開催し、日本語でのあいさつや自己紹介の方法を教えるレッスンを実施しました。レッスンには年齢問わず多くの参加者が集まり、親子で一緒に参加する姿も多くみられました。この他にも日墨協会・在墨埼玉県人会が盆栽や日本食を紹介しました。1日目は約1万人の来場者が訪れました。

11月2日(土曜日)
「埼玉ナイト」開催 2日目

お酒書道

折り紙テント

 「埼玉ナイト」2日目は、1日目に出展した本県、国際交流基金メキシコ日本文化センター、日墨協会・在墨埼玉県人会に加え、在メキシコ日本大使館が参加しました。

 在メキシコ日本大使館は、書道で来場者の名前を書いてプレゼントしたり、法被の試着体験を実施しました。特に来場者の名前を書道してプレゼントする企画は、用意した書道紙500枚が午前中でなくなってしまう程の盛況ぶりでした。

 更に、外務省の研修プログラム(日墨戦略的グローバル・パートナーシップ研修計画派遣奨学生)で、本県から同州へ派遣されている大学生2名も応援に駆けつけ、PRブースにてスペイン語で地酒やお菓子の紹介を手伝いました。2日目は約1万5千人の来場者が訪れました。

県内花火師による「SAITAMA花火」披露 

花火1hanabi2

  埼玉県・メキシコ州姉妹提携40周年を記念し、県内花火師とメキシコ州花火師が共同で製作した「SAITAMA花火」を披露しました。国内外から集まった総勢16万人が観覧しました(運営者発表)。

 県内花火師は「SAITAMA花火」の演出にあたって、日本の音楽に合せて日本の四季を表現しました。プログラムとプログラムの間の間(ま)や夜空の余白を巧みに使った演出で、日本独自のわび・さびを表しました。

 県内花火師による花火プログラムが、春・夏・秋・冬とひとプログラムずつ終わる度に、観客席からは、「ブラボー!」という歓声が沸き起こり、いつまでも拍手が続きました。

 両県州の友好の絆としてメキシコ州の夜空で大きく綺麗に開いた「SAITAMA花火」は、現地メキシコの人にも高い評価を受けました。

 打上後に行った挨拶の場で県内花火師は、「資材や製造環境など必要なものが完備された日本とは違い、多くの制約がある中での製作作業だったが、州花火師の多大なる御協力の下、無事に完成し、本日披露することができた。大変貴重な経験をさせていただいたことに心から感謝するとともに、大勢の来場者に日本文化を発信でき、日本の花火を喜んでいただけたことが何より嬉しい。」とコメントをしました。

 メキシコ州花火研究所長は、「今年(2019年)の姉妹提携40周年記念事業は大成功。この素晴らしい交流を、更に多くの双方の地域住民や花火師、花火関係者に広めるためにも、2020年以降も是非花火交流を継続していきたい。」とコメントをしました。

11月3日(日曜日)
トルテペック市のカスティージョ製造現場視察

カスティージョ3

  令和元年10月に来県したメキシコ州花火師の花火製造工場を視察しました。本工場はカスティージョ製作に特化した工場であり、カスティージョの製作方法の紹介を受けるほか、高さ25mのカスティージョを観覧しました。

 続けて、メキシコ州花火師と県内花火師は、メキシコ州内の花火製造・販売業について意見交換を行いました。意見交換の中で、メキシコ州花火師は、「埼玉県を訪問した時に県内花火師から学んだことを振り返りながら、今後は埼玉県とメキシコ州の花火交流に限らず、トルテペック市(同州でも特に花火産業が盛んな都市)と鴻巣市の間での花火交流も進めていけたら。」とコメントをしました。

11月4日(月曜日)

帰国

 神田さん

県内花火師と完成した「SAITAMA花火」

  

 

 


 

お問い合わせ

県民生活部 国際課  

郵便番号330-9301 埼玉県さいたま市浦和区高砂三丁目15番1号 第三庁舎2階

ファックス:048-830-4748

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