毎月勤労統計調査結果 令和5年年報 ～現金給与総額は2年ぶりのプラス～

毎月勤労統計調査は、労働時間及び雇用の変動を明らかにすることを目的に実施する国の重要な調査です。
令和5年の一人平均月間現金給与総額は、289,873 円（前年比0.3％増）となり、2年ぶりのプラスとなりました。
総実労働時間は、130.1時間（前年比0.1％減）となり、2年連続のマイナスとなりました。
常用労働者数は、2,238,774 人（前年比1.1％増）となり、2年連続のプラスとなりました。

1賃金

現金給与総額は、一人平均月間289,873円 (前年比0.3％増)となり2年ぶりのプラスとなりました。
物価変動の影響を除いた実質賃金は、前年比3.1％減となりました。
現金給与総額の前年比について主な産業別にみると、製造業0.3％減、卸売業・小売業1.3％増、医療・福祉7.8％減となりました。

	金額	指数の前年比	備考
現金給与総額 定期給与 所定内給与	289,873 円 245,539 円 228,559 円	0.3％ 0.2％ 0.1％	2年ぶりプラス 2年ぶりプラス 2年ぶりプラス

2労働時間

総実労働時間は、一人平均月間130.1時間 (前年比0.1％減)となり2年連続のマイナスとなりました。
所定外労働時間は、9.2時間（前年比7.8％減）となり、3年ぶりのマイナスとなりました。
総実労働時間の前年比について主な産業別にみると、製造業1.1％増、卸売業・小売業0.1％増、医療・福祉3.8％減となりました。

	時間	指数の前年比	備考
総実労働時間 所定内労働時間 所定外労働時間	130.1 時間 120.9 時間   9.2 時間	-0.1％ 0.6％ -7.8％	2年連続マイナス 2年ぶりプラス 3年ぶりマイナス

 

3雇用

常用労働者数は、2,238,774人 (前年比1.1％増)となり、2年連続のプラスとなりました。
主な産業について前年比をみると、製造業0.6％減、卸売業・小売業0.8％増、医療・福祉1.8％増となりました。
なお、一般労働者は1,341,208人、パートタイム労働者は897,566人で、パートタイム労働者比率は、40.1％（前年差0.3ポイント減)でした。

	人数	指数の前年比	備考
常用労働者数	2,238,774 人	1.1％	2年連続プラス

【参考】

• この年報は、毎月勤労統計調査の令和5年1月分から令和5年12月分までの埼玉県の調査結果を年平均値としてまとめたものです。
• 調査結果の数値は特に記載がある場合を除き、事業所規模5人以上、調査産業計の数値です。
• 指数は基準時（令和2年平均）を100とした数値です。前年比は指数等により算出した前年からの増減率のため、実数から算出した増減率とは一致しない場合があります。

この統計に関するホームページアドレス

『彩の国統計情報館』毎月勤労統計調査（月報、年報）のページ

https://www.pref.saitama.lg.jp/a0206/a031/index.html

報道発表資料（ダウンロードファイル）

• 毎月勤労統計調査結果 令和5年年報～現金給与総額は2年ぶりのプラス～（PDF：156KB）

 

 

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