第68回埼玉県統計グラフコンクールの結果について

はじめに

「埼玉県統計グラフコンクール」は、統計グラフの作成を通じて統計への理解と関心を深めていただくことを目的として、昭和25年以来毎年実施しており、今回で68回目を迎えました。
 

応募・審査状況

埼玉県、埼玉県教育委員会及び埼玉県統計協会が開催しました「第68回埼玉県統計グラフコンクール」には、県内の小・中・高校生を中心に747点の作品、1291人の応募がありました。
平成29年9月12日、15日に、これらの作品を審査した結果、知事賞（1等）、県教育長賞（2等）、県統計協会長賞（3等）の入賞26作品及び埼玉県統計教育研究協議会が会長賞として贈呈する奨励賞作品6点が決定しました。
また、埼玉県のコンクールは、全国コンクールの第一次審査を兼ねており、各部門の上位の作品24点を、(公財)統計情報研究開発センター及び総務省主催の「第65回統計グラフ全国コンクール」に出品した結果、5点が入賞(入選一席1点、入選1点、佳作3点)しました。

第68回埼玉県統計グラフコンクール入賞作品一覧（PDF：168KB）

作品の画像は、第68回埼玉県統計グラフコンクール入賞作品ギャラリーで見ることができます。 

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審査員

小笠原 且久(埼玉県統計教育研究協議会 顧問)

金銅 孝(埼玉県統計教育研究協議会 会長)

松永 哲(埼玉県教育局市町村支援部義務教育指導課 指導主事)

川﨑 弘貴(埼玉県総務部統計課長)

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応募・審査結果一覧表

応募・審査結果一覧表

部門	応募作品数	応募者数	応募学校数	1等 作品数	2等 作品数	3等 作品数	奨励賞 作品数
第1部(小学校1、2年生の児童)	107	134	26	1	1	3	1
第2部(小学校3、4年生の児童)	254	412	42	1	1	3	1
第3部(小学校5、6年生の児童)	179	412	50	1	1	3	1
第4部(中学校の生徒)	71	128	11	1	1	3	1
第5部(高等学校以上の生徒、学生及び一般)	7	15	2	-	-	1	1
パソコン統計グラフの部(小学校の児童以上)	129	190	16	1	1	3	1
合計	747	1291	延べ147 実質95	5	5	16	6

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審査総評

 年齢・学年に応じた身近な問題から今日的な社会問題まで、良いテーマを選んでいます。特に小学校低学年の作品に目を引くものが多くありました。それに比べると、高校生の作品の分析や考察があっさりし過ぎている印象があります。高校生ならではの深みのある作品を期待します。
以前と比べて、研究的要素の入っている作品が増えてきています。それをうまくポスターに表現できれば、もっと良いものになるでしょう。考察を記述することも大事ですが、グラフを見ただけでそれが分るようにする工夫も大事です。逆にポスターとしてはよくできているのだから、内容をもう一工夫すればもっと面白くなりそうな作品もあります。お互いの長所を取り入れた作品作りをすると良いでしょう。
また、作品の見ばえも大事ですが、基点の「0（ゼロ）」、単位や目盛り、凡例、5W1Hを踏まえた母集団情報の記載など、グラフの基本がしっかりできていることも大事です。
 

 

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