第66回埼玉県統計グラフコンクールの結果について

はじめに

「埼玉県統計グラフコンクール」は、統計グラフの作成を通じて統計への理解と関心を深めていただくことを目的として、昭和25年以来毎年実施しており、今回で66回目を迎えました。
 

応募・審査状況

埼玉県、埼玉県教育委員会及び埼玉県統計協会が開催しました「第66回埼玉県統計グラフコンクール」には、県内の小・中・高校生を中心に488点の作品、812人の応募がありました。
平成27年9月8日、11日に、これらの作品を審査した結果、知事賞（1等）、県教育長賞（2等）、県統計協会長賞（3等）の入賞25作品及び埼玉県統計教育研究協議会が会長賞として贈呈する奨励賞作品7点が決定しました。
また、埼玉県のコンクールは、全国コンクールの第一次審査を兼ねており、各部門の上位の作品21点を、(公財)統計情報研究開発センター主催の「第63回統計グラフ全国コンクール」に出品した結果、3点が入賞(入選1点、佳作2点)しました。

第66回埼玉県統計グラフコンクール入賞作品一覧（PDF：182KB）

作品の画像は、第66回埼玉県統計グラフコンクール入賞作品ギャラリーで見ることができます。

 

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審査員

橋本 進(埼玉県統計教育研究協議会 顧問)

金銅 孝(埼玉県統計教育研究協議会 会長)

渡邉 典孝(埼玉県教育局市町村支援部義務教育指導課 指導主事)

市川 善一(埼玉県総務部統計課長)

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応募・審査結果一覧表

応募・審査結果一覧表

部門	応募作品数	応募者数	応募学校数	1等 作品数	2等 作品数	3等 作品数	奨励賞 作品数
第1部(小学校1、2年生の児童)	30	43	19	1	1	3	1
第2部(小学校3、4年生の児童)	97	205	32	1	1	3	1
第3部(小学校5、6年生の児童)	114	252	34	1	1	3	1
第4部(中学校の生徒)	127	162	9	1	1	3	2
第5部(高等学校以上の生徒、学生及び一般)	20	20	2	-	-	-	1
パソコン統計グラフの部(小学校の児童以上)	100	130	19	1	1	3	1
合計	488	812	延べ115 実質75	5	5	15	7

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 審査総評

ちょっとした疑問から始まったもの、現代の課題に正面から取り組んだもの、みな力作ぞろいでした。
調べながら深まった疑問を最後に解決するといったストーリーがうまく表現されています。前向きな結果にまとめている所も素晴らしいです。
ただ、自分たちでアンケートをした作品の中には、質問を工夫していればもっと深い内容になったと思われるものもありました。最終的な構成を踏まえてどのような質問がよいかよく考えてから調査するとよいでしょう。
また、作品の見ばえも大事ですが、基点の「0（ゼロ）」、単位や目盛り、凡例、母集団の記載など、グラフの基本ができているかしっかり確認しましょう。

指導される方は、子供の学習内容に応じ適切なグラフ選びをしてください。低学年では扱えないような円グラフ表現については一考を要するでしょう。

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