早わかり！統計で見る埼玉県の動き（月刊統計資料 平成23年12月号）

1.県推計人口（10月1日）について

埼玉県の推計人口（平成23年10月1日現在）は7,204,569人（前月比538人増）。

• 平成22年国勢調査速報値を基礎とした、平成23年10月1日現在推計人口は7,204,569人で、前月と比べ538人増加した。この内訳は、自然増減667人の増加（出生5,075人、死亡4,408人）、社会増減129人の減少（転入23,416人、転出23,545人）であった。なお、世帯数は2,987,201世帯であった。

     平成22年国勢調査結果

     県推計人口（平成23年11月1日現在、12月1日現在）の公表は、平成24年1月下旬の予定です。

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2.毎月勤労統計調査（10月）から

賃金指数（現金給与総額）は引き続き減少。労働時間指数（総実労働時間）は引き続き減少。常用雇用指数は引き続き増加。

• 毎月勤労統計調査の平成23年10月分によると、事業所規模5人以上調査産業計の1人平均現金給与総額は246,152円、総実労働時間数は139.3時間、推計常用労働者数は1,870,630人であった。
• 各指数を前年同月と比較してみると、賃金指数（現金給与総額）は0.1％減少、賃金指数（定期給与)は0.2％減少、賃金指数（所定内給与）は0.6%増加、労働時間指数（総実労働時間）は0.9%減少、労働時間指数（所定外労働時間）は11.6％減少、常用雇用指数は0.9％増加した。

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3.県鉱工業指数（10月）から

生産は2カ月連続低下、出荷は前月より上昇

• 平成23年10月の埼玉県鉱工業指数（季節調整済、平成17年平均＝100）は、生産84.2、出荷79.9、在庫71.3、在庫率97.5で、前月と比べ生産は0.6％の低下、出荷は3.1％の上昇、在庫は1.2％の低下、在庫率は7.1％の上昇となった。
• 生産指数を22業種別に前月と比べると、輸送機械工業、精密機械工業などが上昇し、一般機械工業、化学工業などが低下した。

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4.消費者物価指数（10月）から

消費者物価指数（総合）、対前月比は0.3％上昇、対前年同月比は0.1％上昇

• 平成23年10月分のさいたま市の消費者物価指数（平成22年平均=100）は総合で100.5となり、対前月比は0.3％上昇、対前年同月比は0.1％上昇した。対前月比が0.3％上昇となった内訳を寄与度でみると、「食料」、「光熱・水道」などが上昇したことが要因となっている。

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5.家計調査（10月）から

勤労者世帯の消費支出は前年同月比で24.0％の増加

• 平成23年10月分のさいたま市の勤労者世帯1世帯当たりの実収入は、584,688円であった。このうち、所得税等の非消費支出を差し引いた可処分所得は487,219円で、実収入に占める割合は83.3％（前年同月83.5％）であった。
• 消費支出は360,374円で、前年同月に比べて24.0％増加し、実支出（457,843円）に占める割合は78.7％（前年同月76.5％）、可処分所得に占める割合（平均消費性向）は74.0％（前年同月64.4％）であった。