早わかり！統計で見る埼玉県の動き（月刊統計資料 平成21年3月号）

1.県推計人口(3月1日現在)から

県人口714万人、世帯数288万世帯

• 平成21年3月1日現在の推計人口は、7,145,323人(男3,594,653人、女3,550,670人)で、前月に比べ320人(0.00％)増加した。この内訳は、自然増減65人の減少(出生4,453人、死亡4,518人)、社会増減385人の増加(転入24,281人、転出23,896人)であった。なお、世帯数は2,888,963世帯であった。

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2.毎月勤労統計調査(1月)から

賃金指数(現金給与総額)は減少、労働時間指数(総実労働時間)及び常用雇用指数は引き続き減少

• 毎月勤労統計調査の平成21年1月分によると、事業所規模5人以上調査産業計の1人平均現金給与総額は251,663円、総実労働時間数は128.1時間、推計常用労働者数は1,777,310人であった。
• 各指数を前年同月と比較してみると、賃金指数(現金給与総額)は7.6％減少、賃金指数(定期給与)は0.1％減少、賃金指数(所定内給与)は1.3％増加、労働時間指数(総実労働時間)は1.1％減少、労働時間指数(所定外労働時間)は18.8％減少、常用雇用指数は1.1％減少した。

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3.県鉱工業指数(1月)から

生産指数、出荷指数とも3か月連続で低下

• 平成21年1月の埼玉県鉱工業指数(季節調整済、平成17年平均＝100)は、生産81.1、出荷74.0、在庫108.4、在庫率178.9で、前月と比べ、生産は11.7％、出荷は13.3％ともに低下し、在庫は3.9％、在庫率は30.6％上昇した。
• 生産指数を22業種別に前月と比べると、化学工業・情報通信機械工業などが上昇に寄与し、輸送機械工業・一般機械工業などが低下に寄与した。

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4.消費者物価指数(1月)から

消費者物価指数(総合)、対前月比は0.4％下落、対前年同月比は0.1％上昇

• 平成21年1月のさいたま市の消費者物価指数(平成17年平均=100)は総合で100.8となり、対前月比は0.4％下落、対前年同月比は0.1％上昇した。対前月比が0.4％の下落となった要因は、「教養娯楽」、「被服及び履物」などが下落したことによる。

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5.家計調査(1月)から

勤労者世帯の消費支出は前年同月比で3.5％の減少

• 平成21年1月のさいたま市の勤労者世帯1世帯当たりの実収入は、513,085円であった。このうち、所得税等の非消費支出を差し引いた可処分所得は422,134円で、実収入に占める割合は82.3％(前年同月83.2％)であった。
• 消費支出は341,272円で、前年同月に比べて3.5％減少し、実支出に占める割合は79.0％(前年同月79.9％)、可処分所得に占める割合(平均消費性向)は80.8％(前年同月80.2％)であった。