毎月勤労統計調査（令和5年分・年報）調査結果のポイント

• 現金給与総額は2年ぶりのプラス
• 総実労働時間は2年連続のマイナス
• 所定外労働時間は3年ぶりのマイナス
• 常用労働者数は2年連続のプラス
• パートタイム労働者比率40.1％

 1 賃金

現金給与総額は、289,873円（前年比0.3％増）と2年ぶりのプラスとなった。
物価変動の影響を除いた実質賃金は、前年比3.1％減で2年連続のマイナスとなった。

賃金

	実数（金額）	指数の前年比
現金給与総額	289,873 円	0.3%	2年ぶりプラス
きまって支給する給与（定期給与）	245,539 円	0.2%	2年ぶりプラス
所定内給与	228,559 円	0.1%	2年ぶりプラス
実質賃金（現金給与総額）	ー	-3.1%	2年連続マイナス

※令和5年の消費者物価指数（さいたま市 持家の帰属家賃を除く総合）は、106.2で前年比＋3.6％

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 2 労働時間

総実労働時間は、130.1時間（前年比0.1％減）と2年連続のマイナスとなった。
所定外労働時間は、9.2時間（前年比7.8％減）と3年ぶりのマイナスとなった。

労働時間

	実数（時間）	指数の前年比
総実労働時間	130.1 時間	-0.1%	2年連続マイナス
所定内労働時間	120.9 時間	0.6%	2年ぶりプラス
所定外労働時間	9.2 時間	-7.8%	3年ぶりマイナス

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 3 雇用

常用労働者数は、2,238,774人（前年比1.1％増）となり、2年連続のプラスとなった。
パートタイム労働者の比率は、40.1%（前年差0.3ポイント減）であった。

雇用

	実数（人数、％）	指数の前年比（差）
常用労働者数	2,238,774 人	1.1%	2年連続プラス
一般労働者	1,341,208 人	ー	ー
パートタイム労働者	897,566 人	ー	ー
パートタイム労働者比率	40.1 ％	-0.3ポイント	3年ぶりマイナス

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• この年報は毎月勤労統計調査の令和5年1月分から令和5年12月分までの埼玉県の調査結果を年平均値としてまとめたものである。
• 調査結果の数値は、特に記載のある場合を除き、事業所規模5人以上、調査産業計の数値である。
• 前年比は、指数（令和2年平均の実数を100としたもの）より算出したものである。前年比は指数等により算出した前年からの増減率のため、実数から算出した増減率とは一致しない場合がある。