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掲載日:2024年7月31日
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羽田空港などの首都圏空港の航空需要は増加傾向にあり、国土交通省は、首都圏の国際競争力の強化、訪日外国人旅行者の増加への対応、国内各地への経済効果の波及等の観点から、羽田空港の発着枠の拡大など、首都圏空港の更なる機能強化を推進しています。埼玉県では、この機能強化に伴う本県への影響について、関係市町と連携して対応しています。
国土交通省は、羽田空港の機能強化の必要性やその実現方策、環境対策や安全対策等についてまとめた資料「羽田空港のこれから」を公表しています。
また、首都圏空港機能強化による新飛行経路下の地域住民の皆様を対象に、今年度も羽田空港見学会を実施いたします。
管制塔及び滑走路付近から新経路を含め羽田空港の運用を見て機能強化の実態や必要性を体感すること、運航者の現場(格納庫)で安全確保に対する取り組みを見てもらうことにより、住民の皆様に機能強化や空港運用への理解を深めていただくことを目的としています。お申し込みはこちら(別ウィンドウで開きます)
国土交通省は、首都圏空港の更なる機能強化について技術的な検討を行うため、平成25年11月に交通政策審議会航空分科会基本政策部会の下に、有識者による「首都圏空港機能強化技術検討小委員会」を設置し、5回の会合を経て平成26年7月に中間取りまとめを公表しました。中間取りまとめでは技術的な選択肢として、羽田空港に着陸する航空機が南風時の15時から19時の間、本県上空の低いところで3000フィート(約900メートル)の高度で飛行する新たな飛行経路案(当初案)が示されました。
国土交通省は、中間取りまとめで示された技術的な選択肢を踏まえ、羽田空港などの機能強化の具体化に向けて協議するため、平成26年8月に関係自治体や航空会社等による「首都圏空港機能強化の具体化に向けた協議会」を設置しました。埼玉県では、県と政令指定都市であるさいたま市が構成員になっています。
国土交通省は、住民の皆様からの意見や自治体との協議を踏まえ、平成28年7月に協議会を開催し、「環境影響等に配慮した方策」を策定しました。この方策では、南風時の飛行経路案を見直し、飛行高度の引き上げなどが行われました(低いところで4000フィート(約1200メートル))。ただし悪天候時は、当初案による運航が想定されています。
国土交通省は、令和元年8月に協議会を開催し、羽田空港の機能強化に向けた追加対策などを提案しました。そして、2020年3月29日から新飛行経路の運用を開始しています。
首都圏空港機能強化の具体化に向けた協議会(国土交通省ホームページ)
新たな飛行経路 北風時 南風時(当初案) 南風時(見直し後)
国土交通省は、羽田空港の機能強化に係る理解促進のための具体的手段及びプロセスについて、専門家から意見を頂くことを目的として、「羽田空港機能強化に関するコミュニケーションのあり方アドバイザリー会議」を設置しました。
羽田空港機能強化に関するコミュニケーションのあり方アドバイザリー会議(国土交通省ホームページ)
国土交通省は、羽田空港の機能強化に関する取組をより多くの方々に知っていただけるよう、平成27年7月から首都圏各地で継続的に説明会を開催しています。県内では平成27年9月、平成28年1月にさいたま市及び和光市、平成29年4月から5月に川口市及び和光市、平成30年1月にさいたま市及び戸田市、平成31年1月にさいたま市、川口市及び和光市、平成31年2月に朝霞市、令和元年11月から令和2年1月にさいたま市、川口市、蕨市、戸田市、朝霞市及び和光市で開催されました。
説明会は、どなたでも、いつでも参加できるよう、会場内にパネルを展示するとともに担当者が巡回して説明や意見を承るオープンハウス方式で行われています。
なお、住民説明会についてのお問い合わせは、下記にご連絡くださるようお願いします。
(住民説明会についての連絡先)
<特設電話窓口>『羽田空港のこれから』に関する電話窓口
電話:0570-001-596 ナビダイヤルに接続できない方は050-3655-5960(受付時間:7時00分~20時00分(土日祝含む))
※過去の説明会の様子
羽田空港機能強化に係る今後の情報提供について(国土交通省ホームページ)
羽田空港機能強化に関する説明会(第1フェーズ)について(国土交通省ホームページ)
羽田空港機能強化に関する説明会(第2フェーズ)について(国土交通省ホームページ)
羽田空港機能強化に関する説明会(第3フェーズ)について(国土交通省ホームページ)
羽田空港機能強化に関する説明会(第4フェーズ)について(国土交通省ホームページ)
羽田空港機能強化に関する説明会(第5フェーズ)について(国土交通省ホームページ)
羽田空港機能強化に関する説明会(第6フェーズ)について(国土交通省ホームページ)
上記説明会の他に、国土交通省は「羽田空港のこれから(国土交通省ホームページ)」において、羽田空港機能強化の必要性などについて分かりやすく解説するとともに、同ホームページでご質問やご意見を受け付けています。
埼玉県は、国土交通省が検討を進める羽田空港の機能強化に関し、県と関係市町村で情報を共有して対応の協議を行うため、平成26年9月に「羽田空港の機能強化に関する県・市町村連絡協議会」を設置しました。
原則として県副知事及び関係市町村の副市町村長
※ 関係市町村:国土交通省による「首都圏空港機能強化技術検討小委員会」の中間取りまとめで示された新たな飛行経路案(見直し後の飛行経路を含む)に直接関係のある市町村
(さいたま市・川口市・草加市・越谷市・蕨市・戸田市・朝霞市・志木市・和光市・八潮市・三郷市・吉川市・松伏町)
※「羽田空港の機能強化に関する県・市町村連絡協議会」の下に「羽田空港の機能強化に関する担当部長会議」を設置しています。
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