ページ番号:143362

掲載日:2024年3月25日

ここから本文です。

人工気象室

機器空き状況の確認はこちらから

装置写真 人工気象室
メーカー名
エスペック株式会社
TBE-10E45W6PT2R
装置概要 本装置では、装置内の環境条件(温度、湿度、雨、雪、日射)を自由に設定することができます。"灼熱の砂漠"から"極寒の北極"まで、地球上の様々な気象条件を、装置内に再現することが可能であり、過酷な環境下で使用される製品の性能・耐久性評価に活用できます。
また、室内寸法が大きく、自動車用部品や航空機用部品、産業用ロボットなどの大型製品にも対応できます。
主な仕様

人工気象室制御範囲

主な仕様

【試験室内寸法】幅5500×奥行3500×高2500mm(高さに天井灯含まず)

【最大試料重量】2000kg

【温度範囲】-40~+120℃(+10℃以下では連続4hでデフロスト実施)

【湿度範囲】10~95%RH (at+10~+80℃)

【赤外線照射装置】可動搬入式(250W×25灯、合計6.25kW)

照射距離              1000mm

制御方式              ブラックパネルの温度信号による照射出力制御

制御ポイント       照射面中央1点(ブラックパネル表面温度)

温度設定可能範囲  +40~+105℃(試験室温+20℃、at+25~+80℃)

動作インターロックあり(試験室動作中のみ照射可) 

【降雨装置】試験室運転可能範囲     0~+50℃

水温設定範囲             +5~+35℃(室温=水温) 

降雨量    3段階(ノズル切替) 小50~100mm/h、中101~150mm/h、大151~200mm/h

降雨粒径   0.1mm~3mm

降雨範囲 3.0㎡(W1.5×2.0)

降雨時間 14分~200分(タンク容量500L)

【降雪装置】試験室運転可能範囲 -30~-5℃(-20℃以下推奨)

降雪面積       1m2

降雪方法    2流体スプレー散水

最大降雪量   30mm/h(at -20℃、降雪面積1m2

降雪時間    連続運転のみ・最大3h(ただし環境によりこれより短くなる場合があります)

注意事項     降雪終了後にはノズルから排水、空調機のデフロストがあり、

積雪量の維持はできません。

研修レベル

1

研修を受講する必要はありません。簡単な説明を受ければ、利用できます。

使用料(1時間あたり) 12,100円
活用事例
  • 自動車関連部品、航空機関連部品、ドローンなどの評価。

人工気象室を活用した試験事例はこちらから

備考 この機器は、平成28年度地方創生拠点整備交付金を活用した「先端関連製品等実証フィールド整備事業」により整備しました。
設置場所 埼玉県産業技術総合センター本所(川口市)
お問い合わせ先 埼玉県産業技術総合センター 材料技術・事業化支援室 材料技術担当
電話 048-265-1369
ファックス 048-265-1334

※指導員の指導を受けて機器を利用する場合は、使用料の他に指導料が1時間あたり2,500円かかります。
※一部の機器は、事前に研修を受ける必要があります。詳しくは、研修の受講方法をご覧ください。
※機器の利用時に必要となる一部の消耗品については、使用量に応じて実費精算できます。詳しくは、消耗品精算をご覧ください。

ご利用案内動画

人工気象室のご利用案内を3分の動画にまとめました!

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください

このページの情報は役に立ちましたか?

このページの情報は見つけやすかったですか?