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掲載日:2021年10月11日

平成30年9月定例会 一般質問 質疑質問・答弁全文(小川真一郎議員)

ラグビーワールドカップ後の熊谷ラグビー場の活用について

Q   小川真一郎  議員(自民

熊谷ラグビー場は「西の花園 東の熊谷」と称されるラグビー場です。メインのAグラウンドのほかにB、C専用グラウンドを2面持っており、正にラグビーのメッカと言えるのではないかと思います。ラグビー場の改修は平成26年度から解体工事に着手し、本体工事は平成28年度からの3か年の工事となっておりました。そして平成30年8月に完成したところでございます。新たに改修されたAグラウンドの施設は、ラグビーをプレーする人だけではなく、それを支える人や特に観戦する人にとって最高のものとなっております。
私も議員の皆様とラグビー議連の一員として視察をさせていただきました。臨場感あふれる観客席や鮮やかな電光掲示板、貴賓席などどれもすばらしいものでございました。埼玉県民だけではなく、世界のラグビーを待ちわびた方々にも誇れる施設になると感無量でございます。
現在はワールドカップの開催に向け、ラグビー機運が向上しているところですが、これを一過性のものにしてはいけません。ラグビーワールドカップ後もこの流れを維持し、埼玉県のラグビー熱、ひいてはスポーツの熱を高めていく必要があります。そのためには今後のラグビー場の活用が重要であり、幸い2020年の東京オリンピックがこの機運を引き継いでくれております。今まで以上にこのすばらしい施設を活用していく必要があります。
埼玉県には世界に誇れる施設として埼玉スタジアム2002、そしてさいたまスーパーアリーナがあります。両施設とも東京2020オリンピック大会の会場になるなど世界レベルのイベントやスポーツが誘致され、有効活用が図られております。今、外国人観光客のインバウンド効果が大きな話題となっています。熊谷ラグビー場で国際試合が行われるとなれば、県北全体、県全体にとっても大きな効果が期待できます。
そこで、熊谷ラグビー場のラグビーワールドカップ後の活用方法をどのように考えているのか、都市整備部長にお伺いします。

A   野川達哉   都市整備部長

熊谷ラグビー場では、来る10月20日にこけら落としの記念試合として、ラグビートップリーグのパナソニックワイルドナイツ対キャノンイーグルス戦が開催されます。
こけら落とし以降も、熊谷市や埼玉県ラグビーフットボール協会などと連携した誘致によりまして、ラグビートップリーグのカップ戦や全国大学ラグビー選手権など、集客力の高い試合が行われることとなっております。
特に、熊谷スポーツ文化公園は、サブグラウンドであるBグラウンドやCグラウンドを備え、陸上競技場などと合わせ園内5つの会場で同時にラグビーの試合ができるという、首都圏有数の規模を有しております。
引き続き、関係者との緊密な連携のもと、このような会場の優位性をアピールし、ラグビーワールドカップ開催以降においても大規模な試合を誘致できるよう、努めてまいります。
また、2016年リオデジャネイロオリンピック大会から、7人制ラグビーが正式種目として採用されました。
熊谷スポーツ文化公園は、現在、7人制ラグビーでは国内唯一の強化拠点施設として、日本のトップアスリートのためのナショナルトレーニングセンターに指定されております。
平成29年度は、ナショナルチームの強化合宿などで、85日間御利用いただいておりますので、このような関係を踏まえ、7人制ラグビーにおける連携強化による活用につきましても進めてまいります。
さらに、熊谷ラグビー場は、ピッチと客席の全面的な改修により、より臨場感あふれるスタジアムとなりました。
画面が175平方メートルの大型映像装置や夜間照明装置も設置し、音響施設も機能向上が図られております。
例えば、くまがやドームなどで2015年ワールドカップ時に開催されたパブリックビューイングなども、生まれ変わったラグビー場の大型映像装置や音響施設を活用することで、より臨場感も高まります。
ラグビー場の活用にあたっては、このような特色や施設をアピールし、様々なイベントに活用できるよう、指定管理者や熊谷市をはじめ、広く働きかけてまいります。
熊谷ラグビー場が、ワールドカップ開催後もラグビーの試合や様々なイベントなどに広く活用され、県北の地域振興に寄与できるようしっかりと取り組んでまいります。

 

  • 上記質問・答弁は速報版です。
  • 上記質問・答弁は、一問一答形式でご覧いただけるように編集しているため、正式な会議録とは若干異なります。

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議会事務局 政策調査課 広報担当

郵便番号330-9301 埼玉県さいたま市浦和区高砂三丁目15番1号 議事堂1階

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