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掲載日:2017年12月26日

平成29年12月定例会 一般質問 質疑質問・答弁全文(大嶋和浩議員)

 ムサシトミヨの保全対策について

Q 大嶋和浩議員(県民

県の魚であるムサシトミヨが、生息個体数調査において、平成22年度においては推定2万2,600生息していたものが、平成27年度の調査では推定2,300に激減していたことが明らかになり、多くの県民がその保全の在り方について危惧をしております。このことについては、平成29年の2月定例会予算特別委員会において、我が会派の菅原文仁議員が、調査の公表の在り方と調査結果を受けての県の取組について質問を行ったところでもございます。私は今回、その後の取組について、実際にはこのことを契機とした取組がどのように行われているのか、具体的な取組についてお尋ねをさせていただきたいと思います。
県の魚であるムサシトミヨの生息域の保全については、流域の草刈りや水草の手入れ、また外敵の駆除など多岐にわたり、保全対策には十分な活動の参加人数の確保などが必要と考えられます。また、その活動には専門的な知見を有しますので、いわゆる専門家の方の指導が十分な保全対策には重要ではないでしょうか。
そこでお尋ねいたしますが、ムサシトミヨの保全対策について、埼玉県では生息域での生息個体数調査の結果を受けてどのように取り組まれておられるのか、この結果を受けての取組がどのように変わったのかについてなど、具体的な取組を環境部長からお伺いをさせていただければと思います。
併せて、ムサシトミヨ生息地周辺にはエコ・オアシス保全地がありますが、この活用についても見解をお尋ねをさせていただきます。

A 宍戸信敏   環境部長

まず、生息個体数調査の結果を受けての具体的な取組についてでございます。
生息個体数調査以前の保全活動は生息域の除草、ムサシトミヨの生息に必要なミクリなどの水草の移植を中心に行ってまいりました。
調査後は、複数の淡水生態学の専門家にアドバイスをいただいたところ、アメリカザリガニ、小型のハゼであるジュズカケハゼ、エビ類、フナなどがムサシトミヨの生息数に影響を及ぼす主な原因と指摘いただきました。
そこで現在は、県、熊谷市、地元保護団体などで構成しているムサシトミヨ保全推進協議会において、これらの外敵駆除を月1回のペースで実施しております。
また、駆除の範囲につきましても、元荒川最上流部約400mの天然記念物指定区間から逐次隣接する生息域にも広げております。
その結果、アメリカザリガニにつきましては、駆除1回当たりの捕獲数が昨年度は95匹でございましたが現在24匹まで減っております。駆除の効果が出てきていると考えられます。
今後も市や地元保護団体と協力の下、この外敵駆除を継続するとともに、生息域の除草、水草の移植など生息環境の改善に努め、生息数の回復に取り組んでまいります。
また、保全対策を進めていくためには参加者の裾野を広げていくことも必要と考えられますので、保全活動に理解のある地元住民や地元企業などの参加について地元の皆様と具体的に検討してまいります。
次に、ムサシトミヨ生息地周辺のエコ・オアシス保全地の活用についてでございます。
エコ・オアシス保全地は宅地化が進む生息域周辺における貴重な林や草地を保全していくため平成21年度に県が取得したものでございます。
その維持管理は日頃より地元で活動しているムサシトミヨ保全推進協議会に担っていただいております。
この土地の活用について、熊谷市では昨年度市民から募集したアイデアを基に検討をしていると聞いております。
まだ熊谷市から具体的な御提案はございませんが、今後具体的な御提案があれば、市や地元保護団体と一緒に検討してまいります。

 

  • 上記質問・答弁は速報版です。
  • 上記質問・答弁は、一問一答形式でご覧いただけるように編集しているため、正式な会議録とは若干異なります。

お問い合わせ

議会事務局 政策調査課 広報担当

郵便番号330-9301 埼玉県さいたま市浦和区高砂三丁目15番1号 議事堂1階

ファックス:048-830-4923

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